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ブックマーク / note.com/akihiko8103 (27)

  • ダイレクト向かい飛車の序盤定跡(例の▲6五角 に、△4二飛と回る)紹介|akihiko810/はてなブログでサブカル

    2024-04-26 王位戦 斎藤慎太郎 八段 vs. 佐藤天彦 九段 伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦 挑戦者決定リーグ紅組の棋譜並べをしました。 振り飛車に転向した佐藤天彦のダイレクト向かい飛車。 この将棋の序盤がちょっと面白かったので、紹介。よくしらなかったけど、定跡だった模様。 ダイレクト向かい飛車に、▲65角、▽74角合わせ、▲43角成 のよくある進行。というか定跡。 ▲65角打ち周辺の定跡は、下の記事に詳しいので、ここでは割愛する。 ダイレクト向かい飛車をよく知らない人は読んでみてね。 ダイレクト向かい飛車の棋譜紹介や定跡・対策を解説 さて、ここからは馬切って、▲75金で、後手の角を殺すまでは一直線。 このあとに角を取ると、後手は金を手持ち、先手は1歩を手持ちにして、駒割りはほぼ互角、という将棋である。 ただし、後手は43の歩が取られてしまってない。 「歩の無い所に歩を伸ばせ」

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  • 77飛車戦法(無理やり早石田)、「序盤は飛車より角」って言うけど、具体的にどう指すの?|akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は77飛車戦法(別名:無理やり早石田)。 先手番の戦法で、相手が飛車先を早々に決めてきたときに発動できる。 その名の通り77飛車!と、一見奇異な形で受けるのがこの戦法。 振り飛車は、この見た目変な飛車ポジションから角道オープン型の石田流を目指す。 見た目は変だが結構簡単にできるので、この記事では詳しい組み方は延べない。 詳しくはこちらを参照されたし。 奇襲戦法の基礎知識 ▲7七飛戦法とは さて、気になるのは相手からの▽77角成、角・飛車交換だが、 「序盤は飛車より角」の格言のように、序盤は角の方が使いやすいので、互角以上に戦えるのだ。 では、実際に角・飛車交換になったら、具体的にどう指すのかをみていきたい。 ▽77角成、▲同角、▽33桂。この進行は必然だろう。 ここで先手は、飛車のコビンを狙って▲74歩。 ▲55角打ちの両取りが見えるので、後手はそれを嫌がるなら▽62銀だが、 なんとこ

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  • 角換わり棒銀とその受け 「▽54角」編|akihiko810/はてなブログでサブカル

    『1手ずつ解説する角換わり棒銀』(真田圭一)より、前回に続いて角換わり棒銀定跡。 前回 ※角換わり棒銀とその受け 「端歩受け」編 角換わり棒銀で有名な定跡、▽54角をめぐる攻防をみていく。 後手はやはり、前回と同じく早繰り銀の73銀型だ。 あえて先手の棒銀を▲15銀と出させてから▽54角 と打つのがこの定跡。棒銀の飛車先を角で狙う。 これには▲38角がセットの手。 そして、▽44歩(図)と角の可動域を広げる手もセット。(ただし、ここでのソフト最善は▽22銀だった) ここで先手は▲46歩と角のラインを通す手も有力だが、棒銀で攻める手をみてみたい。(ソフトの最善は棒銀)。 ▲24歩、▽同歩、▲同銀、▽同銀、▲同飛、▽33金!(図) 54角が21に紐ついているため、飛車が成り込めない!という有名な定跡。 飛車は下がるしかなく▲28飛。(ソフト最善は▲26飛) 飛車いじめの▽27歩。 これに▲同角

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  • 角換わり棒銀とその受け 「端歩受け」編|akihiko810/はてなブログでサブカル

    『1手ずつ解説する角換わり棒銀』(真田圭一)を読んだので、今回は角換わり棒銀定跡。 先手が棒銀。そして後手は、棒銀に有効とされる早繰り銀でいく。角換わりじゃんけん(3すくみ)で有名。 「棒銀には早繰り銀」と十回唱えて覚えたい。 対・腰掛銀や対・棒銀は、ここでは触れない。 角換わり棒銀の定跡は、いろんな定跡書やサイトにあって、今さらな気もするので、ゆるく解説していきたい。 端歩受け定跡 後手が端歩を受けて、先手の棒銀の進軍を防いだところ。 先手は端から攻めることになるのだが、 ここでは ▲15歩、▽同歩、▲同銀! と、香車でなく銀から攻めて、銀・香交換の攻めをするのは有名、というか絶対の攻め。 香車から攻めると、▽13歩と受けられて続かない。 なお、ここでは後手が早繰り銀の73銀型というのもポイントで、 腰掛銀を目指した63銀型だと、33銀を11歩成りで11にしてから、 ▲84香という手があ

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  • へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)対策[後手・三間飛車編 つばめ返し]|akihiko810/はてなブログでサブカル

    超早仕掛け(へなちょこ急戦)の対策。三間飛車編。 前回は、「マント流▽22銀」 の 超早仕掛け対策をみた。 ※へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)対策[後手・三間飛車編 マント流] 今回は、▽35歩と桂頭を攻め、飛車・角をさばいていく「つばめ返し」を調べていきたい。 前回と同じく、図は先後逆、手前が後手三間飛車。 基図なお、厳密には「つばめ返し」という名称は、▽43銀(▲67銀)型の三間飛車で、▽35歩と突く戦法をいうらしい。 なぜ三間飛車が▽43銀型なのかというと、▽43銀~▽54銀の腰掛銀~、銀を前方に繰り出していくという、5筋を突いた(穴熊狙いの)居飛車に揺さぶりをかける三間飛車戦法「かなけんシステム」の途中に、相手が超早仕掛けをしてきたときの対応が、もともとは「つばめ返し」と呼ばれていたからだそうだ。 かなけんシステムの出だし 対 超早仕掛けただし、記事では、対超早仕掛け(

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  • へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)対策[後手・三間飛車編 マント流]|akihiko810/はてなブログでサブカル

    超早仕掛け(へなちょこ急戦)の対策。三間飛車編。 以前、超早仕掛け(へなちょこ急戦)の四間飛車での対策を書いたが、 ※ 65歩早仕掛けとは似て非なる戦法・へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)[先手・四間飛車編] 今回は三間飛車。 よくある定跡では、45歩早仕掛けには、三間飛車では受けるのは苦労するので、「向かい飛車に振りなおす」というのがある。 超早仕掛けにも、向かい飛車に振りなおせば、角交換から飛車先突破される心配はないので、有効な対策である。 ただしこれには、 1)向かい飛車に振りなおすので1手損する。 2)居飛車は、向かい飛車にはSugar流の端攻めをしてくる可能性が高い。 という(若干ながらの)心配がある。 ということで今回は、向かい飛車にせずに三間飛車で受ける筋を調べてみていきたい。 今回紹介するのは、YouTuberのマント氏が一押しで解説していた「マント流」だ。 基図。

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  • 四間飛車 対 46銀急戦。右銀急戦なのか左銀急戦なのかで変わる仕掛け|akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は、対四間飛車の急戦。46銀右急戦と、46銀左急戦(通称・斜め棒銀)について。 すべて先手・居飛車急戦、後手・四間飛車 で解説。 53銀右~46銀と出るのが46銀右急戦。 46銀右急戦左銀が79ではなく、68の「舟囲いDX」移行バージョンをみていきたい。 左銀が79の場合は、1手早く攻めることができるが、守りがかなり薄いのが難点。 一方、53銀左~46銀と出るのが46銀左急戦。 46銀左急戦守りの左銀を攻めに使っているので、 端攻めと、玉頭攻め、角交換後の▽44角打ちに弱い(▲77角で受けるしかないのだが、角交換、同桂に桂頭攻めをされてしまう)のが弱点で特徴。 まずは46銀右急戦。 居飛車は2筋を突き捨て(突き捨てない場合もあるが、突き捨てた方が攻めの幅が広い)、3筋に回ったところ。 対して四間飛車は、▽22角と角を引いて受けた場面。これが基図とする。 46銀右急戦基図これには、 

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  • 中飛車左美濃 対 石田流|akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は、中飛車左穴熊ならぬ「中飛車左美濃」の研究をしたい。 先手中飛車の対・三間飛車(石田流)の戦法。 中飛車は後手に相振りにされると不利なので(中飛車は中央を狙うため、相振りだと金銀の守りの固い所を攻めなければならない。一方、三間飛車は中飛車の玉頭を狙うので、中飛車不利らしい)、玉を左に囲う形で戦うという戦法だ。 私が通う春日部将棋道場の席主が得意とする戦法として、「矢倉流中飛車」を前回研究したが、春日部道場の席主が得意とする戦法は他にもある。 私は対抗系党なので、基中飛車党の席主とやるときには居飛車にするのだが、振り飛車も好きで指したいので、78飛戦法から石田流を指すことがある。 そのときに中飛車党の席主が結構な確率でやってくる戦法が、この「中飛車左美濃」なのだ。 左穴熊の方が固そうだが、席主は左美濃を好んで指してくる(左穴熊もたま~にやってくるが)。多分、穴熊よりも手軽に動けるので

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  • 矢倉流中飛車対策 持久戦(居飛車穴熊)編|akihiko810/はてなブログでサブカル

    私が通う春日部将棋道場の席主が得意とする、「矢倉流中飛車」。 ▽64銀に左銀が上がる、後手の中飛車である。 矢倉規広七段が愛用していた戦法で、矢倉囲いとは関係ない。 この戦法で連日何度もボコボコにやられているので、今回はその対策をしてみる。 矢倉流中飛車に対して居飛車は、 1)▲6六銀 として、持久戦(できれば穴熊)。 2)▲4六銀 と出て、急戦。(ソフト最善) の2通りがある。 まずは 1)▲6六銀 の穴熊から。 ソフトによると、端を受けずにまずは一直線に穴熊にするのがいいみたいだ。 ▲68角の余地も残すために、右金はひとまず58の位置。玉が熊ってから穴熊にひっつける。 ▽42飛と後手飛車が回ってくる筋には、▲26飛車と飛車上がりで受けるのが定跡。 なので、▲36歩はぎりぎりまで突かなくてもいい。 ▽44角には、また ▲28飛と引く。 後手は向かい飛車で受ける。 ここからは、▲68角と引

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  • 65歩早仕掛けとは似て非なる戦法・へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)[先手・四間飛車編] その2|akihiko810/はてなブログでサブカル

    以前、超早仕掛け(へなちょこ急戦)の対策記事を書いたのだが、 ※ 65歩早仕掛けとは似て非なる戦法・へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)[先手・四間飛車編] そこに書いてない、別の攻め筋の超早仕掛けをくらったので、そちらも解析してみた。 先手四間飛車 対 後手超早仕掛け である。 前回は ▽65歩 や ▽64歩 の解説だったが、 今回は ▽85歩 と継ぎ歩をしてきた場合の解説。 ▲57銀、▽86歩、▲22角成の角交換、▽同銀、 ▲63歩 と叩く。 ▽同銀、▲83歩とまた叩き、▽同飛、 ここで ▲63飛車成! ▽同金 に ▲72角 で 先手振り飛車優勢。 以下、▽93飛、▲63角成、▽65桂、▲74馬 と進むのが最善手。 また、先に後手から角交換の、▽77角成とされた場合は、 ▲同桂、▽86歩、▲65桂、▽64歩、▲73桂成、▽同銀、 ▲55角 と中央に角を設置し、▽87歩成、▲65歩。

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  • 世界一わかりやすい!?  藤井システム 対 55角急戦 |akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は、 藤井システム(先手) 対 55角急戦。 藤井システムを私は良く指すのだが、春日部将棋道場で高段者相手に指してみたら、55角急戦をやってきた。 この高段者いわく、「藤井システムに穴熊だと、一方的に攻められてしまうから、アマ高段者ほど急戦を好む」とのこと。 ということで、しっかり序盤対策しておきたい。 まずは、下図が 55角急戦の基図 これには、▲47銀 と、銀で受けるのが定跡。 ▲47金と形よく高美濃にしてしまうと、▽64銀から急戦にされてしまい、左辺に金がいなくなってしまったので、振り飛車苦労する展開になる(参考図)。 参考図さて、居飛車が▽22玉 と自然に指してきた場合、 55角がこちらを睨んでいて邪魔なので、この角をどかすのだが、これには ▲56銀 と出るのが正着。 ▲56歩だと、玉のコビンが開いて危険&銀の進出ができないので、やや疑問手となる。 それに対して、後手角はどこ

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  • 「鬼殺し向かい飛車」殺しと、鬼殺し向かい飛車の正しい定跡|akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は鬼殺し向かい飛車。 これが鬼殺し向かい飛車の基図。 先手は角の両成りがあり、後手は香車取りがある。 香車はタダで取らせるわけにはいかないので、一度かわす(馬が中央に戻りにくい位置で取らせる)。 そしてここで ▽42飛車として、 端で馬を成らせるのが「かつての」定跡だったそうだ。「島ノート」に載っている手順らしい。 角成りはいつでもできるから、ということらしいのだが、 実はこの手は疑問手で、この手は先手にハメられてしまう。 ▲78金! これは元奨youtuberほっしー の研究動画にも取り上げられた手。 馬が成ると、なんと▲88金 で、馬が閉じ込められてしまう。 これが必殺の「鬼殺し向かい飛車」殺しだ。 というわけで、▽42飛 は疑問手。 ここでの正着は ▽99角成 と、角が成り込む手。空成りだが最善手だ。 桂馬を取られないように、▲78銀。 ここまで決めてから、▽42飛 として、▲

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  • 石田流対策・居飛穴「射手の構え」が炸裂!|akihiko810/はてなブログでサブカル

    お相手(先手)に石田流に組まれた将棋。こちらは居飛車穴熊。 便宜上図は先後逆。 後手の「▽64銀+▽42角」が「対石田流の<射手の構え>」。 石田流に対して用いられる布陣で、元奨励会ブロガーのあらきっぺさんが命名してました。 石田流の浮いた飛車を、銀で攻めて圧迫するのが狙い。 お相手は、銀冠を目指してきましたが、これは悪手。 離れ駒ができたこのスキに攻めます。 まずは9筋と7筋を突き捨てて 95香車と走ります。 ▲96歩と受けると、▽75歩で飛車が詰むので、 ▲64角と切って、銀角交換するしかないですが、 ▽同角、▲95香に ▽69角と浮いた金に当てる手が成立。 ▲38銀と金を守りますが、 ▽75歩、▲96飛、▽84角成 で、飛車か桂馬が取れそう。ということで後手ペースです。 なお、石田流が銀冠に組んだのが悪手といいましたが、 石田流側は、居飛車に<射手の構え>に組まれてしまったら、 桂馬

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  • 後手・角頭歩戦法 序盤に角交換され乱戦型まとめ|akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は後手角頭歩戦法。 両者角道が開いた状態で、相手の飛車先にあわせ角頭をつく。これが後手角頭歩の序盤基図(後手目線なので、先後逆)。 先手はここからつっかける手は疑問手で、角交換後に銀が浮かないように、▲78金とするのが最善手で、後手は筋違い角を打たれないように▽54歩とするのが定跡。 以前、 角頭歩戦法対策・▲78金 と(一応)その対策  という記事を書いたので、そちらを参照されたい。 が、先手居飛車はやはりこれを知らない人が多いので、ここからつっかけてくることが多い。 ということで、後手が▽54歩とする前に、先手がつっかけてきたときの対処法をみてみる。 まずは、先手が飛車先をつっかけてきて、▽同歩、▲同飛 の場合。 これは一番わかりやすい。 こちらから▽88角成りと角交換して、▽33桂馬と飛車に当てる。 ▲23飛成りと、桂馬に当ててくるが、桂馬にかまわず▽22飛と飛車をぶつける。

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  • 角頭歩戦法対策・▲78金 と(一応)その対策|akihiko810/はてなブログでサブカル

    角頭歩戦法の記事を書いたのだが、 なんと元奨・あらきっぺさんの記事に、角頭歩戦法対策があったのをみつけた。 角頭歩突き戦法を一瞬で倒す方法 それがなんと後手角頭歩に対し、▲78金と、(角交換後に孤立しがちな)銀に紐付けるだけ! と簡単なものであった。 この▲78金が曲者で、銀に紐付けただけでなく、67の歩にも紐付けされている。 それがどういうことかというと、 後手角交換~33桂馬と今までのようにすると、 ▲23角が、▽45角で受からないのだ(参考図1)。 参考図1以下 46歩、32銀、同角、同金、45歩で、居飛車の銀得になってしまうのだ(参考図2)。 参考図2こんな簡単な対策で角頭歩は指せなくなってしまうのか… …と思ったのだが、序盤研究をしてみて、▲78金対策が(一応)あることがわかった。 それではみてみよう。 ▲78金には、54歩が(多分)絶対の手。 どういう意味かというと、角交換後の

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  • 65歩早仕掛けとは似て非なる戦法・へなちょこ急戦(Sugar流超早仕掛け)[先手・四間飛車編]|akihiko810/はてなブログでサブカル

    今回は、YouTuber の Sugar さんが流行らせた、へなちょこ急戦について。 対・先手四間飛車で四間飛車の目線でやりたいと思います。 なお、私は「へなちょこ急戦」という名称が嫌いなので、「Sugar流超早仕掛け」(あるいは単に「超早仕掛け」)と呼びます。 理由は、 1)銀進出系の急戦ではなく、角交換を狙う早仕掛け系の急戦なので、わかりづらい 2)全然「へなちょこ」ではなく、普通に有力だと思う(まあ、三間飛車でなく四間飛車相手なら、四間飛車側がカウンターを決められそうだけど…) からです。 では、さっそくみてみましょう。 これが 先手四間飛車 対 超早仕掛け の 基図です。 先手は、78銀型の藤井システム調で駒組をしたので、後手は94歩の端歩が入っています。先手の左銀を、78から67銀に上がらせるために1手待つ必要があるからです。 一般的に、▲78銀型四間飛車には、早仕掛け系の急戦

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  • こいなぎ流右玉 対 先手中飛車 中飛車の速攻棒銀の受け方|akihiko810/はてなブログでサブカル

    先手中飛車 対 こいなぎ流右玉 についてです。  後手目線。便宜上先後逆。 こいなぎ流右玉は、63金型右玉で、対ゴキゲン中飛車(先手中飛車)に対して用いられる右玉です。普通の右玉と、右金と右銀が入れ替わってます。 下図まで組めると、右玉のベストポジション。 ただ、右玉は組むまでに手数がかかるのが難点。 今回は、右玉を組む前に中飛車が攻めてきた場合をみてみます。 先手がいきなり中飛車棒銀をしてきた図の局面、 すでに先手中飛車の棒銀が決まり形で、後手は受けに回ることになって不利。 75地点の受けが1手遅れています。 その理由は、居飛車が飛車先(85歩)を優先してしまい、 角道(34歩)を後回しにしてしまったからです。 右玉は、飛車の攻撃力よりも角の攻撃力の方が高いので優先した方がいいです。(飛車は防御の意味合いが強い) なので、飛車先を突く前に角道の34歩と44歩を先に突きます。 そうすれば、

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  • 糸谷流右玉における、相手が85歩と角頭をいじめてきたときの対処法|akihiko810/はてなブログでサブカル

    対振り飛車の糸谷流右玉。私結構やるのですが、 糸谷流右玉の角は、先手なら▲86角 がベストポジション。 それに対して、振り飛車は右玉の角をいじめようと、 銀冠~▽73桂馬~▽85歩と、角頭をいじめてくることがよくあります。 嫌ですねー。 今回はその対処方法を解説。 これには同桂と強く取ります。 当然同桂で、この一瞬は桂損なのですが、 ここで▲59角と引くと、相手は次の▲86歩~の桂取りが受からない。 しかも、相手は歩切れ、というのも、右玉にとっては主張です。 振り飛車にとっては、右玉の飛車の横利きが止まったことで、香車が浮いてるのに目をつけて、角で香車を狙ってくるのが普通で最善。 以下、▽65歩、▲86歩、▽66歩、 ▲56銀と、銀をかわして形勢は互角。 角取りにも恐れずに対処する方法があるよ。という記事でした。 これで糸谷流右玉を指しこなせ!

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  • 角頭歩戦法 の 54角(筋違い角)対策|akihiko810/はてなブログでサブカル

    角頭歩戦法をで覚えたので、それのおさらい。 まずはお互いに角道を通した後、▲8六歩と自陣角頭の歩を突くのが角頭歩戦法。 相手が飛車先を突いてきたら、角交換をし、77桂馬跳ね。桂馬で飛車先を受ける。 先手は8筋を突いてるので、向かい飛車に回りたい。 だが、いきなり88飛車と向かい飛車にすると、 ▽45角の両成り筋違い角~▲36角~同角~▽55角の両取りがあって不利(参考図)。 参考図なので、一旦は68飛車と四間飛車に途中下車しなければならない。 ここで気になるのが、▽54角の筋違い角。 そこでこの局面をソフトで調べてみた。 38銀、76角、78金 までは一直線。 以下は 14 6二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 15 4八玉(59) ( 0:00/00:00:00) 16 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00) 17 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00)

    角頭歩戦法 の 54角(筋違い角)対策|akihiko810/はてなブログでサブカル
    akihiko810
    akihiko810 2023/08/26
    角頭歩戦法 序盤
  • ノーマル振り飛車の、相振り飛車の超序盤・基本|akihiko810/はてなブログでサブカル

    ノーマル振り飛車の出だしから、相振りにされたら序盤に速攻で負けたので、もう2度と序盤間違えないように、序盤の基を書きます。 先手ノーマル振り飛車を志向して、角道止めた振り飛車の出だし。 後手は角道を開けた三間飛車早石田に。 こちらだけ角道閉じてるので、嫌だなーと思ったが、 向かい飛車にした局面。 はい、ここまで7手ですが、すでに先手は2手も疑問手を指してます! それは5手目77角と7手目88飛車。 角道を閉じたノーマル振り飛車の出だしで、早めの角上がりと飛車振りはご法度です! 要注意。 ではここからどうなるのかというと… いきなりつっかけられて(36歩、同歩、同飛、28銀)、 ▽66飛車のいきなり飛車・角交換が! うげー。 「序盤は飛車より角」なので、もう先手は潰れ気味。 ▲78銀で受けるのが最善だが、もう評価値的には48%と2%低くなり、個人的にもあまり自信のない展開。 一応、▽36歩

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