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ブックマーク / www.nikkan-gendai.com (32)

  • 「銀河英雄伝説」大ヒットの田中芳樹さんは71歳 執筆47年で120~130冊…どのくらい稼いだの?|あの人は今こうしている

    この1月から、日テレビ系深夜アニメ枠で放送が始まった「銀河英雄伝説 Die Neue These(ディ・ノイエ・テーゼ)」。原作の小説「銀河英雄伝説」第1巻が1982年に出版されて40年以上経つが、いまだ高い人気を維持している。原作者の田中さんは今、どうしているのか。 ◇  ◇  ◇ 田中さんに会ったのは、JR中野駅から徒歩5分の事務所。 「私の小説を原作とした漫画やアニメ、ゲームなどの製作については、30年来のスタッフら3人が製作や監修として関わり、私はお任せしています。内容はいずれも公表前に確認していますが」 田中さん、丁寧な物腰で、まずはこう言った。原作のアニメ化には難しさがある。先だって、漫画家・芦原妃名子さんが、自作「セクシー田中さん」のテレビドラマ化を巡り、芦原さんが命を落とす悲劇的な出来事があった。

    「銀河英雄伝説」大ヒットの田中芳樹さんは71歳 執筆47年で120~130冊…どのくらい稼いだの?|あの人は今こうしている
  • 「BLUE GIANT」の高揚感は生演奏を見るよう 本格的な音楽を体感するライブアニメ映画の魅力|日刊ゲンダイDIGITAL

    公開中のアニメーション映画BLUE GIANT」。これは石塚真一の同名コミックを原作に、世界一のジャズプレーヤーを目指すテナーサックス奏者の青年・宮大を中心にした、仲間たちの青春を描いた作品である。大をはじめとするバンド仲間の演奏シーンが映画の大きな見どころになるが、その絵と音がシンクロしたライブシーンの完成度が半端ではない。バンドは大のテナーサックス、沢辺雪祈のピアノ、玉田俊二のドラムの3人編成だが、その指使いや呼吸の仕方、曲の強弱に至るまで、まるでジャズのライブを見ているような高揚感がある。原作自体、コミックでジャズ演奏の魅力を描き出したことで話題を集めたが、アニメーションにもファンの期待を裏切らない、こだわりのライブ演奏シーンが登場する。 昨年から、完成度の高い音楽のライブシーンが作品のポイントとなるアニメーションが注目を集めてきた。ファーストランの興行収入が197億円を記録した

    「BLUE GIANT」の高揚感は生演奏を見るよう 本格的な音楽を体感するライブアニメ映画の魅力|日刊ゲンダイDIGITAL
  • 「三浦瑠麗」という虚像は需要と人選ミスが生んだ…最初からいかがわしかった|適菜収「それでもバカとは戦え」

    国際政治学者を自称する三浦瑠麗とは一体何だったのか。太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして投資会社「トライベイキャピタル」社と代表を務める瑠麗の夫の自宅マンションが東京地検特捜部により家宅捜索されたが、それをきっかけに瑠麗の過去の言動に注目が集まった。 瑠麗は「私としてはまったく夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないことではございますが、捜査に全面的に協力する所存です」と関与を否定。もちろん夫が引き起こした事件と配偶者は関係ない。そういう意味では、瑠麗は巻き添えをったかのようにも見える。 しかし、次第に実態が明らかになっていく。瑠麗が経営する会社と夫の会社は同じビルの同じフロアにあり、両社は合同で行事を開催することもあった。さらに瑠麗は、政府の「成長戦略会議」やテレビ番組などで、太陽光発電事業を“猛プッシュ”していた。これによりネットでは夫のビジネス

    「三浦瑠麗」という虚像は需要と人選ミスが生んだ…最初からいかがわしかった|適菜収「それでもバカとは戦え」
  • 安倍晋三は政治家一家に生まれた平凡な人 空虚な器にジャンクな右派思想を注ぎ込まれた|特別寄稿

    第2次安倍政権の発足後、ある編集者から「安倍晋三の評伝を書かないか」と提案を受けた。だが、私は断った。面白い評伝になるとは到底思えなかったからである。 今も昔も人物評伝はノンフィクションの華だが、それが成立するには不可欠の条件がある。対象が善人だろうと悪人だろうと、政治

    安倍晋三は政治家一家に生まれた平凡な人 空虚な器にジャンクな右派思想を注ぎ込まれた|特別寄稿
  • 安倍3代にわたる統一教会との蜜月関係を、なぜ大新聞は追及しないのか|週刊誌からみた「ニッポンの後退」

    腰抜けの大新聞やテレビは、今ごろになって自民党政治家と統一教会との癒着構造や、安倍政権時代に統一教会から世界平和統一家庭連合への名称変更が認められたなどと寝とぼけたことを報じているが、週刊誌ははるか先へいっている。 この問題の核心は、岸信介、安倍晋太郎、安倍晋三と3代にわたって脈々と続いてきた安倍家と統一教会との「親しすぎる関係」にあることは間違いない。 週刊新潮(8月4日号、以下新潮)で自民党のベテラン秘書がこう言っている。 「選挙で誰が統一教会の支援を受けるかは、安倍さんの一存で決まるといわれていました。教会の組織票は約8万票。ただ、衆院選では1選挙区あたりの統一教会の票数はそれほどでもないので、参院の全国比例でその組織力が発揮されます」 推薦を受けるには、統一教会のトップと面談をする。そこで不倫や金銭トラブルがないかただされ、安倍元首相が応援している候補なら確実に支援してもらうこと

    安倍3代にわたる統一教会との蜜月関係を、なぜ大新聞は追及しないのか|週刊誌からみた「ニッポンの後退」
  • 山口広弁護士が明かす旧統一教会と政治の闇「警察庁出身の政治家の横やりで撃ち方やめ」に|注目の人 直撃インタビュー

    安倍元首相銃撃事件によって「政治と宗教」が再びクローズアップされている。その中心は、言うまでもなく統一教会(現・世界平和統一家庭連合)だ。全国の約300人の弁護士によって1987年に結成された「全国霊感商法対策弁護士連絡会」(全国弁連)は、元首相をはじめとする全国会議員に対し、…

    山口広弁護士が明かす旧統一教会と政治の闇「警察庁出身の政治家の横やりで撃ち方やめ」に|注目の人 直撃インタビュー
  • 前川喜平氏が明かす「統一教会」名称変更の裏側【前編】文化庁では教団の解散が議論されていた|日刊ゲンダイDIGITAL

    〈1997年に僕が文化庁宗務課長だったとき、統一教会が名称変更を求めて来た。実体が変わらないのに、名称を変えることはできない、と言って断った〉 文部科学省の事務次官だった前川喜平氏が2020年12月にツイートした冒頭の書き込みが、にわかに注目を集めている。霊感商法や合同結…

    前川喜平氏が明かす「統一教会」名称変更の裏側【前編】文化庁では教団の解散が議論されていた|日刊ゲンダイDIGITAL
  • 参院選のダークホース「参政党」の正体に迫る 〈#カルトじゃない〉と主張するが実態は?|日刊ゲンダイDIGITAL

    街宣でやたらと多数の聴衆を集めている参政党。国政選挙初登場ながら当選者が出るのではと、“穴馬”扱いする声も聞かれる。 一方、7月1日にツイッターでは、参政党公式アカウントが「#参政党はカルトじゃない」とのハッシュタグを投稿しトレンド入り。逆に「#参政党はカルト」と投稿し…

    参院選のダークホース「参政党」の正体に迫る 〈#カルトじゃない〉と主張するが実態は?|日刊ゲンダイDIGITAL
  • 若き日のナイナイ岡村隆史と矢部浩之 授業初日に「売れる」と確信した根拠|お笑い界 偉人・奇人・変人伝

    このコラムもおかげさまで100回目を迎えることができました。読者のみなさまに感謝いたします。今回から5週にわたって、NSC講師の原点になったナインティナインを書かせていただきます。 ご存じのみなさんも多いように岡村君と矢部君は高校のサッカー部の先輩・後輩です。将来は「国家公務員になる」と決めていた岡村君が、どうしてNSCへ通い、芸人への道を歩んでいったのか? 矢部君の一言で決まりました。 1浪中の岡村君に「岡村さん、NSC行きませんか?」と言われて、芸人になる気など全くなかった岡村君が“1年間クラブ(部活)感覚”で行けばいいと思って「かまへんよ」と答えたのがナイナイの始まりです。 1990年NSC大阪9期生にやって来た2人。私もこの年から急遽NSCの講師をやることになりました。急遽というのは、この年の2月の半ばに突然「4月からNSC見てくれへん?」と担当者から言われて「漫才なんてよう教えな

    若き日のナイナイ岡村隆史と矢部浩之 授業初日に「売れる」と確信した根拠|お笑い界 偉人・奇人・変人伝
  • 「ドライブ・マイ・カー」を見たが…映画は一場面でも笑ってもらってナンボだろが|井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場

    日々、「怒怒哀楽」のネタは尽きないが、声を上げて「笑う」ことがほんとになくなった。映画館に行っても「ピンク・パンサー」など見られるわけもなし、コメディー映画も消えて久しい。邦画なんか「釣りバカ日誌スペシャル」から二十数年もバカ笑いしたためしがない。ましてや、テレビ芸人らが無理やりしゃべるトーク番組など笑えたもんじゃない。人は街の様子など知ったことかとスマホばっかり見て歩いてるし、誰もが損得勘定だけで生きている。社会から「呑気」という2文字も消えて、人がギスギスし合ってるのはこの国だけなのか。 先日、忘れていた年賀状の返事を出しに行く途中の交差点で、懐かしいスバル360なんていう化石のような軽四車が、プルプルプルとゆっくり横切っていくのを見たら妙にうれしくなり、声を出して笑った。昔の実写ドラマの「鉄腕アトム」でお茶の水博士も乗っていた流行の車だ。今どきの無粋な黒いボックスカーよりずっと洒落て

    「ドライブ・マイ・カー」を見たが…映画は一場面でも笑ってもらってナンボだろが|井筒和幸の「怒怒哀楽」劇場
  • 「王子失踪す」山上たつひこ氏|著者インタビュー

    一世を風靡した、あのギャグ漫画「がきデカ」から約40年──。 1990年に「がきデカ」完結編を世に送り出して以降、著者が主に足場としたのが小説の世界だ。作は5つの短編からなる著者の最新作だが、ギャグ漫画界のレジェンドが、フツーの小説を紡ぐわけがない。 「僕は長い間、ギャグ漫画を描いていたでしょ。いまだに頭の中にギャグの構造物みたいなものがそびえたっているんですよ。もう随分と古びてきて廃虚になりかけている。ほったらかしにしてきましたが、一度、解体して検証し直してみようかと思ったんですね。だからこの短編集は、検証作業の報告書みたいなものですね」 表題作である「王子失踪す」は、8歳の少女・瑠璃が巻き起こす実に奇妙な物語だ。 ある日、瑠璃がパイロットの亜蘭がいなくなったと騒ぎだした。亜蘭は瑠璃の父親である笹山が買ってやった着せ替え人形のひとつで、主力商品ミカちゃんから派生したキャラクターである。

    「王子失踪す」山上たつひこ氏|著者インタビュー
  • Netflix「新聞記者」海外でも高評価 現実と同じ不祥事描写に安倍夫妻“真っ青”|日刊ゲンダイDIGITAL

    〈一気に見てしまった〉〈安倍(元首相)は見たのかね〉──。ネットフリックスが全世界に配信中のドラマ「新聞記者」(全6話)が好評だ。モリカケや財務省の公文書改ざん事件をモチーフにした同作の人気急上昇に、安倍夫は真っ青に違いない。 「新聞記者」は2020年の第43回日アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞した同名映画のドラマ版。映画と同じく藤井道人監督がメガホンを取った。米倉涼子が主人公の東都新聞社会部記者を演じるほか、綾野剛や横浜流星ら豪華キャストも目白押し。13日の配信開始から早くも、日国内で視聴された「今日の総合TOP10」において、17日まで堂々1位を獲得する人気ぶりだ。 ■台湾、香港でもランクイン 海外でも上位にい込み、香港と台湾の「今日の~」で9位にランクイン(17日時点)。英紙ガーディアンはレビューに星5つ中3つを付け、〈日が国民の無関心によって不正の沼にはまろうとしつつある

    Netflix「新聞記者」海外でも高評価 現実と同じ不祥事描写に安倍夫妻“真っ青”|日刊ゲンダイDIGITAL
  • 河瀬直美監督に“ヒトラーの協力者”継承の懸念「五輪を招致したのは私たち」発言でバッシングの嵐|日刊ゲンダイDIGITAL

    映画監督の河瀬直美氏(52)が総監督を務め、ことし6月に東宝配給で公開となる公式記録映画「東京2020オリンピック(仮)」。河瀬氏は、1964年東京大会の記録映画を手掛け、ドキュメンタリーにこだわった市川崑監督に畏敬の念を抱いているとされたが、批判の声がかまびすしい。 きっかけはNHKで昨年末に放送されたBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」である。河瀬氏はこんなコメントをしているのだ。 「日に国際社会からオリンピックを7年前に招致したのは私たちです。そしてそれを喜んだし、ここ数年の状況をみんなは喜んだはず。だからあなたも私も問われる話。私はそういうふうに描く」 SNSには「#五輪を招致したのは私達ではありません」といったハッシュタグが飛び交い、炎上に近い状態が続く。番組ではまた、デモ反対に参加したという男性にカメラを向けるシーンもあり、「実はお金をもらって動員されていると打ち明

    河瀬直美監督に“ヒトラーの協力者”継承の懸念「五輪を招致したのは私たち」発言でバッシングの嵐|日刊ゲンダイDIGITAL
  • 老舗ソープ・角海老摘発の真相…売春場所提供のいまさら感|日刊ゲンダイDIGITAL

    「何をいまさら」と思った向きも多かったのではないか――。 24日、関東地方で31店舗のソープランドを展開する老舗「角海老グループ」の「亀有角えび店」の従業員ら5人が売春防止法違反(場所提供業)の疑いで、警視庁保安課と亀有署ら4署の合同捜査部に摘発された。 逮捕されたのは、グループ内の複数店舗を管理していた、責任者の坂口敏(48)、亀有角えび店店長の坂大輔(39)両容疑者と従業員3人の計5人。 5人は今年6月20日と23日、売春婦が不特定の客と売春すると知りながら、客から料金をもらい、店の個室を提供した疑い。坂口容疑者は「店の営業方針としてやった」と話し、他の従業員は「売春する場と知りながら、客に場所を提供した」と供述している。 そのシステムは、客が店に「個室サウナ」と称した入浴料を支払い、入室。入浴料とは別に売春婦に直接、サービス料を渡す。そのため、店側は表向き、客と売春婦の間で何をす

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  • 本紙名物漫画「やる気まんまん」 原作者の牛次郎さんは今|あの人は今こうしている

    かつて日刊ゲンダイ紙の人気連載漫画だった横山まさみち画「やる気まんまん」。1977年から96年まで足かけ20年続いたが、原作者といえば「釘師サブやん」「包丁人味平」といった人気コミックも手がけた牛次郎さん(78)だ。さて、今どうしているのか? ◇  ◇  ◇ 「え、ゲンダイ? 『あの人は今』? 冗談だろう? まだ現役なんだからさ。アハハハ」 電話で取材を申し込むと、受話器の向こうから明るい声が返ってきた。 記者が向かったのは伊豆半島東海岸、静岡県伊東市伊豆高原。最寄りの伊豆急・富戸駅から車で4分ほどの高台にある禅宗の転法輪山願行寺だ。肩書は管長。なんと牛込覚心の僧名を持つバリバリの僧侶になっていた。 「熱海にある名刹・臨済宗妙心寺派医王寺で出家・得度したのが86年11月。46歳の時でね。それから土地を探しに探してご縁があったのがここ。敷地は約1300坪で、殿、庫裏他、建物は僕が設計して

    本紙名物漫画「やる気まんまん」 原作者の牛次郎さんは今|あの人は今こうしている
  • 「3密最前線」としてヤリ玉に…ついに渋谷で感染者が出た|ロフト創業者が見たライブハウス50年

    1971年春。世田谷区千歳烏山に「ロフト」が誕生した。それから西荻、荻窪、下北沢、新宿……と創業者・平野悠はライブハウスを増やしていき、日のロック黎明期から今にいたるまでライブ空間を提供してきた。新型コロナ禍でライブハウス業界が逆風にさらされる最中、ロフト創業者が目の当たりにした大物ミュージシャンの実像、日音楽シーンの変遷を語り尽くす――。 ◇  ◇  ◇ 「なにっ! ロフトグループから感染者が出た!?参った……」 そう言ったっきり絶句してしまった。4月1日の深夜。ロフトプロジェクトの加藤梅造社長からの電話に飛び起きた。 3月に入って大阪のライブハウスでクラスターが発生、全国のライブハウスは“緩やかに”自粛をしていた。「コロナが何だ! そんなことでロックは負けない!」と言い張るミュージシャンもいたが、ライブハウスが悪者扱いになっていたこともあり、感染者が出ることにビビっていた。 家に

    「3密最前線」としてヤリ玉に…ついに渋谷で感染者が出た|ロフト創業者が見たライブハウス50年
  • セックスワークを差別した「かがみよかがみ」と上野千鶴子へ僕が伝えたいこと|日刊ゲンダイDIGITAL

    朝日新聞社のウェブメディア「かがみよかがみ」が掲載した上野千鶴子・東京大学名誉教授と4人の人の女性の座談会に対し、「セックスワーク」当事者らから批判があり、「かがみよかがみ」編集長も「見解」を出すことになった。しかしいまだに問題は理解されていないと、気鋭の研究者・古怒田望人氏が指摘する。 ◇  ◇  ◇ 「朝日新聞デジタル」が運営する「女性の自己肯定感の爆上げ目指す」ウェブメディア「かがみよかがみ」が11月20日に掲載した、上野千鶴子と女性4人で行ったセックスについての座談会記事の内容に、多くのセックスワーク当事者やフェミニストなどから怒りや悲しみの声がぶつけられた。 特に問題となったのは、上野の<私がセックスワークや少女売春になぜ賛同できないかというと、「そのセックス、やってて楽しいの? あなたにとって何なの?」って思っちゃうからなのよ。自分の肉体と精神をどぶに捨てるようなことはしないほ

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  • 市側と運営の対立が表面化「熱海国際映画祭」の仰天舞台裏|日刊ゲンダイDIGITAL

    1日に終了した「第2回熱海国際映画祭」で熱海市と運営側の対立が表面化している。 発端は、昨年開催した第1回映画祭で熱海市から500万円の負担金と文化庁から1500万円の助成金の合計2000万円が支払われたにもかかわらず、5月の仮決算で1465万円の赤字が地元紙等で報じられたことにある。その後、映画祭を運営する実行委員会のトップ、業務執行担当だった髪林孝司氏が事実上の解任。市は第2回映画祭から撤退、髪林氏らが独自で映画祭を決行し、桃井かおり(67)らが手作りのレッドカーペットを歩いた。会場は3カ所、来場者は550人でネット上では“残念な国際映画祭”と話題に。途中までボランティアで関わった、映像作家の永田雅之氏がこう言う。 「今回そこまでして開催した理由はコンペ作品を上映するためなんです。出品料を1作品に3000~4000円徴収していて、応募が1200作品ほどあったんです。たとえ受賞者は出来レ

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  • あえて参院選前に公開 映画「新聞記者」なぜリスク取った|注目の人 直撃インタビュー

    参院選(7月4日公示―7月21日投開票)が迫る中、安倍政権に渦巻く数々の疑惑や官邸支配に焦点を当てた社会派サスペンス映画が28日に公開された。東京新聞社会部の望月衣塑子記者の著書を原案にした「新聞記者」だ。 企画始動から2年弱。現在進行形の政治事件をモデルにした作品の上映は異例だ。官邸が巧妙に仕掛ける同調圧力によって社会全体が萎縮する中、なぜリスクを取ったのか。エグゼクティブプロデューサーの河村光庸氏に聞いた。 ――参院選目前の公開です。あえて、このタイミングにブツけたのですか。 政治の季節をもちろん意識しています。たくさんの人に見てもらいたいので、参院選を狙いました。この6年半で民主主義的な政党政治は押しやられ、官邸の独裁政治化が相当に進んでいる。自民党員でさえも無視されている状況です。にもかかわらず、安倍政治を支えている自民党員、忖度を強いられている官僚のみなさんには特に見てもらいたい

    あえて参院選前に公開 映画「新聞記者」なぜリスク取った|注目の人 直撃インタビュー
  • ラジオで激白「いだてん」に5年間捧げたクドカンの恨み節|日刊ゲンダイDIGITAL

    視聴率の低迷が続くNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は、3月31日放送分で“ストックホルム編”が終了し一区切りついた。 そんな中、8日オンエアのTBSラジオ「ACTION」に「いだてん」の脚家・クドカンこと宮藤官九郎がパーソナリティーとして出演。ドラマの舞台裏について初めて口を開いた。リスナーによってはNHKに対する“恨み節”にも聞こえたのではないか。 16時に始まったコーナーでクドカンは〈愚痴のコーナーです!〉と前置きすると、〈このドラマは2014年の暮れにNHKから三島弥彦と天狗倶楽部の資料が大量に送られてきたことが始まりでした〉と告白。その後、「シナリオハンティング」と称してストックホルム、ベルリン、さらには開催中のリオ五輪にも連れて行かれたそうだ。そのために長女の学芸会や運動会に行けず、家族旅行も潰れたという。ちなみに、クドカンはスポーツに興味がないという。それな

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