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ブックマーク / www.toyama-shogi.com (4)

  • 飛車落ち右四間定跡、将棋AIの評価値で判明した銀冠のワナ - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

    飛車落ちで一番有名な定跡といえば右四間飛車定跡でしょう。 私も上手を持つとかなりの確率で指されます。 ここから▲4五歩△同歩▲同銀、と進めるのが有名な定跡で、手順によっては詰み近くまで定跡化されています。 しかし、この図と手順に2つの重大な事実を発見しました。 銀冠 ▲4五同銀 この2つの手は、将棋AIによるといずれも評価値を落とす手なのです。 いままで常識とされていただけに、驚きもあります。 どの囲いがいいのか 囲いは、銀冠に組まなければいいのです。 こうした図から▲7七角~▲8八銀~▲8六歩~▲8七銀と組み替えるのが常識とされていますが、実はこの金無双で囲いは十分です。 流行の「elmo囲い」も評価値は悪くありません。 銀冠に組むと、評価値でいえば500点ほど落とします。手数をかけて、かえって自陣を弱体化させているのでしょう。具体的な理由も後述します。 どう攻めるのか では将棋AIはど

    飛車落ち右四間定跡、将棋AIの評価値で判明した銀冠のワナ - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
    akihiko810
    akihiko810 2022/05/30
    飛車落ち、右四間飛車+銀冠 よりも、エルモか金無双の方がAI的にはいいらしい
  • 「棒銀はどう受ければいいの?」遠山プロがお答えします! - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

    この問いは、先日(9月30日)ニコ生に出演した際にメールで質問いただいたものです。 その時に解説した指し方がユーザに好評だったので、エントリにしました。 初級者(将棋ウォーズで7級以下の方)向けに解説します。 三間飛車で迎え撃つ! まず最初に、棒銀は優秀な作戦です。心して受ける必要があります。 結論から言うと、棒銀には三間飛車が有効です。 (飛車が3筋にくると三間飛車です。先手だと7筋にくると三間飛車になります) 図は昔のNHK杯戦より。 加藤一二三九段の棒銀に、谷川浩司九段が三間飛車で迎え撃っています。 プロも好む棒銀対策ということがわかります。 それでは手順を追っていきます。 三間飛車が後手で解説します。 後手で受けられるということは、先手なら余裕を持って受けられるということです。 最初のポイントは、2筋を交換させないこと。 初手より、▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角 後手ではこの2手

    「棒銀はどう受ければいいの?」遠山プロがお答えします! - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
    akihiko810
    akihiko810 2019/09/24
    3間飛車でうける
  • 電王戦振り返り(番外編) 藤井聡太四段とPonanza - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

    藤井聡太四段とPonanzaについて表に出さずにいたことがあります。 様々な記事で人が語っていることもあり、問題ないと判断して記すことにしました。 最近各所で、「藤井聡太四段が将棋AIを取り入れている」とお話している背景もこれで明らかにすることが出来ます。 ネット将棋で指された衝撃の一手は、藤井聡太さんが指したものだったのか?! さていきなりですが次の一手を。 将棋倶楽部24で私が指した将棋です。後手が私。 勝ったのでは、と思ったこの局面で強烈な一手がありました。 圭=成桂 全=成銀 正解は末尾に 2年前、将棋倶楽部24に登場する強い人(匿名)がいて注目していました。 ある時、その人は早い時間にしか登場しないことに気が付き、もしやかなり若いのでは(中学生?)、もしや藤井聡太さんではないか?!と思い始めました。 奨励会員からもそんな話を聞いてからはスマホ版の将棋倶楽部24アプリで棋譜検索を

    電王戦振り返り(番外編) 藤井聡太四段とPonanza - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
  • 第4回電王戦第1局 Aperyの不可解なミスと斎藤五段の完璧な準備 - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

    斎藤五段が完璧な準備でAperyに完勝。団体戦としては幸先の良い1勝をあげました。 この将棋は35手目▲2一飛成の局面が大きなポイントでした。 ここでAperyは△4四角。おそらく敗着となった一手です。△4七歩成と指すべきでした。 △4四角に▲5五角△同角▲同歩△4七歩成▲6一竜△7二角▲4三歩△同金▲6四竜△5七とと進行。ほぼ一道です。 ここでもし△4四角▲5五角△同角▲同歩が入っていなければ先手の歩が5六にいるので、△5七とでは△5四金の活用が竜取り&飛先を通す味の良い一着で後手優勢です。 よって先手は▲6四竜で▲1一竜としますが、△5七とと銀を取った局面はどちらが有利かハッキリしません。 △5七との後は▲6五竜から斎藤五段がリードを広げ、隙の無い指し回しで勝利へたどりつきました。 ▲5七銀からの踏み込みで斎藤五段が良くなったかは微妙で、Aperyが△4四角と指さなければAperyが

    第4回電王戦第1局 Aperyの不可解なミスと斎藤五段の完璧な準備 - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース
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