1日外出録ハンチョウ 福本伸行/萩原天晴/上原求/新井和也 地の獄・・! 底の底・・! 帝愛地下労働施設・・! 劣悪な環境である地下にいながら「1日外出券」を使い、地上で贅の限りを尽くす男がいた・・! その名は大槻・・! E班・班長にして、1日を楽しみ尽くす匠・・! 飲んで食って大満喫・・! のたり楽しむ大槻を描く、飯テロ・スピンオフ・・!
エジプト出身の大砂嵐ら、試合前に舌戦も 角界“追放”の元力士が出場、米国流SUMOに現地メディアも驚き 2024年4月13日、米ニューヨークで開催された「ワールド・チャンピオンシップ・スモー(WCS)」で、トロフィーを掲げる大砂嵐とソスラン・ガグロエフら Photo: Roy Rochlin / Getty Images 米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで相撲の世界大会とされるスポーツイベントが開かれ、米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、観客はプロレスさながらのリングネームや相手選手への挑発も含む“米国流”の相撲を興味津々で楽しんだという。 同大会には、大相撲の元幕内で引退勧告の処分を受けたエジプト出身の大砂嵐や、大麻所持事件で日本相撲協会を解雇された元若ノ鵬とみられる選手も出場。それぞれ現地メディアの取材に応じている。 「礼儀正しい日本の相撲」と大違い 複数の現地メディ
PROFILE: (かみで・りょうへい)ディレクター、プロデューサー、作家。1989年東京都生まれ。ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』シリーズの企画から撮影、編集まで全工程を担う。同シリーズはポッドキャスト、書籍、漫画と多展開。ほかにも担当作品としてポッドキャスト番組「上出遼平 NY御馳走帖」や小説「歩山録」(講談社)などがある。 フリーのディレクターとして、テレビ番組からファッションブランドの動画制作まで、精力的に活動する上出遼平が、「これまで何度も依頼はあったが、全て断ってきた」という仕事論をテーマにした本をついに上梓。そのタイトルは「ありえない仕事術 正しい“正義”の使い方」(徳間書店)。 2022年6月におよそ11年間勤めたテレビ東京を退社し、2023年の夏にはニューヨークへ拠点を移した。テレビ東京時代にはディレクター/プロデューサーとしてドキュメンタリー
恐山の禅僧がテレビ取材に消極的には、かつて「隠し撮り」されたトラウマがあるから……。恐山菩提寺で副住職を務める南直哉さんが某局から受けた驚きの扱いとは? 最新刊『苦しくて切ないすべての人たちへ』(新潮社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む) 恐山の禅僧はなぜテレビ出演に消極的になったのか?写真はイメージ ©新潮社 僧侶が驚いた「テレビ局の隠し撮り」 2022年9月、テレビに出た。某公共放送の「看板番組」と言われるもので、ゴールデンタイムもいいところの放送だった。過去にも数回出たことはあるのだが、これほどの有名番組は初めてである。 「ブラタモリ」という番組で、あのタモリさんが恐山にやって来て、私や下北半島の地質を研究している方々が、彼を案内するという体裁のもので、檀家が「方丈(禅寺の住職がいる書斎・居室。転じて住職の呼称)さんがブラタモリに出る」という情報を回覧する事態
いまから半世紀前、日本列島を熱狂させた世界チャンピオンがいた。“炎の男”輪島功一。「カエル跳び」「あっち向いてホイ」など奇想天外な技で対戦相手とファンの度肝を抜き、ベルトを失ってからは不屈の闘志で2度王座に返り咲くという離れ業を演じた。昭和の時代を一世風靡したボクサー、輪島功一の実像とは。昨年4月に傘寿を迎えた本人を直撃し、あらためて伝説を振り返る。(全2回の1回目/後編へ) 小学生で養子に「勉強しないで、仕事ばっかりしてた」 1970年代、日本中を熱くさせたあの輪島功一さんも80歳になった。自らが立ち上げた輪島功一スポーツジムの会長を2021年、次男で元プロボクサーの大千さんに譲り、現在は週に一度、土曜日になるとジムに顔を出す。足腰は弱ってきたが、練習生があいさつに顔を出すたびに、「よおっ!」と張り上げる声には迫力があり、その独特な語り口で聞く者を魅了する“輪島節”もいまなお健在だ。 「
クラッシュ・ギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)やダンプ松本を中心とした極悪同盟で、女子プロレスが社会現象と呼ばれる大ブームを起こしていた1985年。西脇充子は、その年に全日本女子プロレス興業(以下、全女)のオーディションに一発合格した。同期は宇野久子(のちの北斗晶)、現役続行の通算キャリアとしては女子マット界最長となる堀田祐美子など、15人もいた。 現在は、浅香山部屋の女将さん。親方で夫、元大関・魁皇の浅香山博之さんとともに弟子を育てて、部屋を切り盛りする。美人女将が振り返る、女子プロ黄金期とは。《NumberWebインタビュー全3回の初回》 ◆◆◆ 西脇 いい時代にプロレスをやらせてもらいましたよ。あの時代が、今の私を生かしているって感じ。ひと握りの人しか女子プロレスラーになれない時代でね。私の代で3000人以上の書類審査からオーディションに受かったのは10人。その後の補欠合格で、最終
有力棋士たちが派閥を作って群雄割拠していた時代から、棋界統一の基礎がようやく築かれた。 ところが、八段昇段問題で思わぬ波紋が生じる。 東京将棋連盟は大正13年秋に大崎七段、金易二郎七段、花田長太郎七段、木見七段の八段昇段を発表した。当時の八段は準名人の格で、関根、土居、阪田三吉の3人だけだった。それが倍以上の計7人に増えたので、乱造ではないかとの声が上がった。中でも関西の阪田は大いに不満を抱いた。 大阪府出身の阪田は草履職人の仕事に身が入らず、賭け将棋ばかり指していた。関西では無敵と怖れられていたが、20代半ばに遊歴中の関根四段と対戦して敗れて「井の中の蛙」を思い知った。それから10年後、阪田は「ほんまの将棋指しになる。日本一になったる」と宣言して上京。関根ら高段棋士と対戦し、独自の力将棋で奮闘した。 大正4年に八段に昇段した阪田は、その2年後に関根八段に勝って次期名人の有力候補となったが
“将棋と麻雀の二刀流プロ”として、2023シーズンからMリーグに参戦している鈴木大介。青春時代に奨励会と並行して「雀鬼会道場」で腕を磨き、現代麻雀の潮流からすれば異質ともいえる雀風でトッププロたちと鎬を削る頭脳戦のスペシャリストは、不確定要素に満ちた麻雀における「強さ」をどう定義しているのか。将棋と通じる勝負術や、AI時代の麻雀の可能性について語った。(全3回の3回目/第1回、第2回も)※文中敬称略 麻雀最強戦優勝に“1期抜け”でリーグ戦昇級 プロ雀士を目指した経歴を持つ小説家の宮内悠介は、麻雀を題材とした短編「清められた卓」(東京創元社『盤上の夜』所収)において、“麻雀のプロ”という人種をこんなレトリックで表現した。 《囲碁や将棋のプロを、空を舞う大鷲の類いに喩えるならば、彼らは、痩せこけて地を這う肉食獣である。だからこそ、また格別の人間的な妙味が宿るのだ。》 だとすれば、プロ棋士であり
大相撲の第64代横綱で、引退後はK-1やプロレスのリングで活躍した曙太郎さんが心不全で亡くなったことがわかった。54歳の若さだった。 曙さんは、18歳のときに同じハワイ出身の東関親方(元関脇高見山)のスカウトで来日。相撲界に入ってからは、身長203cmの恵まれた肉体と運動能力、そして持ち前の根性でめきめきと頭角をあらわし、1993年に外国出身力士として初めて横綱に昇進。通算11度の幕内優勝をはたし、貴乃花、若乃花とともに平成の相撲ブームを牽引した立役者となった。 ボブ・サップとの一戦はなぜ実現したか 2001年に現役引退後は、東関部屋の部屋付き親方として後輩の指導をしていたが、2003年末に突如、日本相撲協会を退職してK-1に参戦。大晦日の『Dynamite!!』(ナゴヤドーム)で、当時人気絶頂だった野獣ボブ・サップとK-1ルールで対戦して世間を驚かせた。 あまりにも突然だった格闘家への転
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆/集英社)第1回【全8回】 「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」…そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないでしょうか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者の三宅香帆さんが、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿ります。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は、すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作品です。 労働と読書は両立しない? 麦「俺ももう感じないのかもしれない」 絹「……」 麦「ゴールデンカムイだって七巻で止まったまんまだよ。宝石の国の話もおぼえてないし、いまだに読んでる絹ちゃんが羨
「本を読まない人」から見た「読書論」水野 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』、とても興味深かったです。こうしたテーマだと、どうしても「本を読まない人はダメだ」という、読書家による「上から目線」の語り方に終始してしまうイメージがあります。でもこの本は、普段、本を読まない人の目線から書かれていて、そこが新鮮でしたね。 三宅 ありがとうございます。 水野 僕は、読書家が読書しない人を見下す態度が好きではないんですよ。本業が編集者でもあるので、そうした層にアプローチしないと、出版界の未来は明るくないと思っています。 三宅 読書が一部の好事家だけの趣味になってしまうと寂しいですよね。もっとたくさんの人に刺さるエンタメであってほしい、と私もどうしても思ってしまいます。以前会社員をしていたとき、心底それを感じました。たとえば会社の人との会話に「本屋大賞」や「直木賞」なんて言葉が出てくることはな
出だし図 この局面は、先手が居飛車を宣言したのに対し、後手が石田流を狙ったところです。 石田流はアマチュアでは根強い人気があり、先手でも後手でも、相手が居飛車でも振り飛車でも関係なくマイペースに駒組み出来るのが魅力のようです。 ……と書くと、 「奇襲戦法なの?」 と、思われる方もいるでしょうが、そうではありません。 かつてはタイトル戦にも登場しましたし、今でもプロの公式戦に現れる本格戦法だったりします。 石田流側はマイペースに組めて毎回同じように戦えるのですが、対応する居飛車側はこの戦法のためだけに対策を持っていなければならないのでかなり厄介だったりします。 特に、初段前後の方は対石田流が苦手だと言う人も少なくないのではないでしょうか? そこで、今回は石田流の中でも特に人気のある升田式石田流に対する居飛車の作戦を紹介します。 出だし図からの指し手 25歩 32飛 48銀 62玉(1図) 1
これまで四回に分けて、後手が角交換型石田流にする指し方への対応を解説してきました。 33桂型、33銀型~24歩、33銀型~44銀、31銀型~穴熊と、石田流側が色々と方針を変えても、先手が十分に指せることが分かったと思います。 「そうは言っても、もし、相手が先手の時に石田流にされたらどうしたら良いんだよ?」 「後手と先手では純粋に一手駒組みが違う。だったら、こっちが後手ならその分大変なんじゃないの?」 と、こんな疑問を持ちながら講座を見ていた方もおられるでしょう。 うんうん……。 ごもっともな疑問ですし心配ですね。 ですが、実はそんなに深く悩む必要は無かったりします(笑)。 初手からの指し手 76歩 84歩 75歩 85歩(A図) A図 先手番が単純に石田流を目指すと、A図のようになることが考えられます。 後手が居飛車の設定なので、85歩と飛車先を決めるのは自然な手。 問題は、A図から78飛
振り飛車の天敵は何といっても居飛穴である。 四間飛車では"藤井システム"、三間飛車では"トマホーク"という強力な武器がありますが、中飛車にはこれに相当する居玉の速攻策がありません。 ――でも、ご安心ください。 その空白を埋めてくれるのが、今回ご紹介する「ナナシステム」です!! 考案者の藤井奈々女流初段は『将棋世界 2023年6月号』で次のように述べられています。 ●ゴキゲン中飛車対居飛車穴熊で藤井奈々流という急戦があるそうですね。作戦の特徴と思いついたきっかけは? 「フフフ。振り飛車党はプロアマ問わず居飛車穴熊には負けたくないと思っている方がとても多いと思うんですね。組ませて指すのもひとつの戦い方ではあると私も思ってはいるものの、穴熊の堅さってずるいじゃないですか(笑)。固めてバーンって攻められて『はい、穴熊の勝ち』みたいなのが許せなくて。それなら組ませる前に動いてみようと考えたのがきっか
Mayaと菅野よう子が名曲“Blue”に込めた、夢と自由への思い。HondaのCMでコラボした2人にインタビュー Hondaの新テレビCMに抜擢され、アニメ『カウボーイビバップ』の最終話ED曲“Blue”を伸びやかに歌い上げた新人アーティストのMaya。去年3月にTikTokに投稿した弾き語り動画が380万回再生超え(※2024年4月時点)を記録するなど世間の注目を集めているが、米国在住の高校生であるほかは、謎に包まれた存在だ。 23年ぶりに再定義された、Hondaのグローバルブランドスローガン「The Power of Dreams How we move you.」が目指すものを具体化したという今回のCM。“Blue”を作編曲した作曲家の菅野よう子が、25年ぶりに新バージョンをプロデュースしたことでも話題になった。 魂の自由を歌った“Blue”と菅野よう子、そしてこれから世界に翔び立と
昨年11月に亡くなったチバユウスケ。The Birthdayの楽器隊がチバの遺志を受け継いで完成させたEP『April』(4月3日リリース)では、彼の病の気配など微塵も感じさせないパワフルなロックが鳴っている。 唯一無二のしゃがれた歌声。純粋で尖っていて、けれどどこか憎めない人懐っこさ。ビールと煙草、音楽をこよなく愛し、まさしくRock 'n' Rollが人間の形を成したような男。その立ち居振る舞いや生き様は、最後まで大勢の人々を魅了したままだった。思えばメンバーや形態は変動しつつも、30年近くにわたって多彩な曲を作り続けてきたチバ。替えの利かない強烈な声や音楽性と同様、彼が紡ぐ歌詞の独特な世界観も、リスナーをいまだ惹きつけてやまない魅力のひとつでもある。 逝去に際し、彼がこれまで記した歌詞を収録した詩集2冊(『チバユウスケ詩集 ビート』『チバユウスケ詩集 モア・ビート』)も再び話題に。こ
音楽評論家・田家秀樹が毎月一つのテーマを設定し毎週放送してきた「J-POP LEGEND FORUM」が10年目を迎えた2023年4月、「J-POP LEGEND CAFE」として生まれ変わりリスタート。1カ月1特集という従来のスタイルに捕らわれず自由な特集形式で表舞台だけでなく舞台裏や市井の存在までさまざまな日本の音楽界の伝説的な存在に迫る。 2024年3月の特集は、「大滝詠一」。アルバム『EACH TIME』40周年。1984年3月21日に発売されたオリジナルの40周年バージョンが3月21日に発売される。同作と既に発売になっている『大滝詠一 NOVELTY SONG BOOK / NIAGARA ONDO BOOK』の2作を1カ月に渡り掘り下げていく。 田家:こんばんは。FM COCOLO 「J-POP LEGEND CAFE」マスター・田家秀樹です。今流れているのは大滝詠一さんのアル
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