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本に関するkousyouのブックマーク (820)

  • 「北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大」山内 進 著

    十字軍は聖地エルサレム奪還を目指した東方遠征軍だけではない。南フランスの異端カタリ派・ワリドー派に対するアルビジョア十字軍、イベリア半島奪還戦争であるレコンキスタ運動、そして書で描かれるプロイセン・ロシア・バルト海沿岸地域の異教徒に対する北方十字軍などがある。 書は、その北の十字軍の主力となったドイツ騎士修道会の興亡を通して中世欧州世界の拡大の様子と北方十字軍を正当化する論理としてのキリスト教聖戦・正戦論の理論的展開の過程を丁寧に描いた好著である。一九九八年度サントリー学芸賞思想・歴史部門受賞。 人気ライトノベルシリーズ「狼と香辛料 (電撃文庫)」の著者支倉凍砂氏が同シリーズの執筆に際しての参考書籍の一覧が話題(参考1、参考2)になっていたが、その一つとして書を挙げていた。支倉氏のコメント通り僕もとても面白いだと思う。 十字軍とは何か、『経済的問題や政治的問題を踏まえつつも、異教徒

    「北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大」山内 進 著
    kousyou
    kousyou 2014/04/15
    ブログ過去記事です
  • 「エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇」

    HIVは無害でエイズの原因ではなく、治療に用いる抗レトロウィルス薬こそがエイズの原因で、政府、製薬会社、科学者がその有害な薬を売るためにエイズという伝染病を作りだした――そんな、科学的根拠が全くなく、完全に否定されているはずの説が世界中に広がりつつある。その、疑似科学と陰謀論とが融合した「HIV/エイズ否認主義」はなぜ広まっているのか、その発生要因と影響の分析、主要論者の紹介、そして彼らの説に対する科学の側からの反論をまとめた一冊である。 HIV/エイズ否認主義HIV/エイズ否認主義の主張の主な特徴は書によると以下の通りだ。(P17) ・自分たちだけが「HIVは無害なウィルスで病気の原因とはなりえず、抗HIV薬は毒物で、エイズを引きおこすDNAのターミネーターに他ならない」という真実を知っていると考えている。 ・「巨大製薬産業と医学界が国立衛生研究所と生物医科学全般を堕落させてきた。」と

    「エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇」
    kousyou
    kousyou 2014/04/12
    ブログ更新しました。/はてブの新着から消えてる。出来れば多くの人に読んでもらいたかったけど・・・残念。
  • 「死刑執行人の日本史―歴史社会学からの接近」櫻井 悟史 著

    の死刑制度において、死刑執行は刑務官が行っている。刑法十一条一項「死刑は、刑事施設内において、絞首して執行する。」に基づいて、刑事施設の職員が行うという理屈からだ。しかし、死刑制度を採っている諸外国でも必ずしも刑務官が死刑執行の役割を負う訳ではなく、死刑制度上刑務官が行うべき必然性があるわけでもない。では、なぜ日では刑務官が死刑執行を担っているのか?日において刑務官が死刑執行人としての役割を果たすようになった歴史的経緯を、史料を元に丁寧に辿ったのが書である。 タイトルは「死刑執行人の日史」だが、取り上げられるのは江戸時代後期~現代なので「死刑執行人の日近現代史」という方がしっくりくる。 江戸時代の死刑は身分ごとに斬首、死罪、切腹などその刑罰の内容が違うが、その執行は武士が行うものとされていた。その役割を担うのは牢屋の管理を行う囚獄(牢屋奉行)やその直属の打役同心(看守)ではな

    「死刑執行人の日本史―歴史社会学からの接近」櫻井 悟史 著
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    kousyou 2014/04/04
    ブログ更新しています。刑務官が死刑執行を担うようになった歴史的経緯、現在の死刑執行制度の法的問題点などまとまった一冊の紹介です
  • 「社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属」岩田 正美 著 | Kousyoublog

    「社会的排除」(social exclusion)はフランスで生まれた言葉である。一九七〇年代以降、福祉諸制度からこぼれた人々の存在が指摘され、フランスの共和主義が基盤とする「連帯」思想に基づいて『排除された人々社会的なコミュニケーションやネットワークの回復に社会の側が責任を持つ』(P17-18)という趣旨で使われ始めた。一九八〇年代以降EU全体で若年者失業問題が議論される中で「社会的排除」と「社会的包摂」(social inclusion)とが対で語られるようになり、二〇〇〇年以降EU共通の目標として社会的排除との闘いが最重要視されるようになった。 EU欧州委員会の文書(Commision of the European Communities[1993]1)では社会的排除は以下のように定義されている。『社会的排除は、現代社会で普通に行われている交換や実践、諸権利から排除される人々を生み

    「社会的排除―参加の欠如・不確かな帰属」岩田 正美 著 | Kousyoublog
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    kousyou 2014/04/01
    過去記事です
  • 「ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する」坂本 真士 著 | Kousyoublog

    人には感情がある。喜怒哀楽、さまざまな「感情」は単独で経験されるわけではなく、『ある出来事に遭遇し、その出来事を解釈して何らかの意味を付与』(P6)=「認知」した結果、感情は経験され、それは「身体」にも反応が現れ、「行動」がとられることになる。この「感情」「認知」「身体」「行動」の四つは相互に働きを強めあう相互増強作用を持っている。不安、怒り、憂などの感情は「身体」や「行動」にも影響を与え、相互に強めあいながら、「うつ症状」や「うつ病」として現れることがある。 『書では、うつという感情を発生させる心の働き(認知)を「ネガティブ・マインド」と名付け、その仕組みを認知心理学や社会心理学の知見をもとに明らかにしていく。』(「はじめに」より) ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する (中公新書) posted with amazlet at 14.03.31 坂 真士 中央公

    「ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する」坂本 真士 著 | Kousyoublog
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    kousyou 2014/03/31
    ブログ更新しました。
  • 「あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか」レイチェル・ハーツ 著 | Kousyoublog

    お話は納豆からはじまる。日ではこの大豆を発酵した品は非常に好まれるが、日人でなければ、ねばねばした糸を引き、独特の臭いが漂う納豆はとてもべ物とは思えない「嫌悪感」すら覚える何かだ。一方、同じ発酵品、イタリア・サルディーニャ島で好まれる羊のチーズ、カース・マルツゥは独特の臭いとともに生きた蛆虫の幼虫が入っていて、べる時には蛆虫が入ってこないように目を守る必要がある。カース・マルツゥに限らずペコリーノ・マルチェットなど虫入りのチーズは少なくない。現地の人々に好まれる虫入りチーズも、他の文化圏の人々には納豆同様に「嫌悪感」を覚えるだろう。 そんなと臭いの嗜好に関する嫌悪感から始まり、病気、道徳、秩序、他者、さらには人種差別や外国人嫌悪まで「嫌悪感」を生む脳のメカニズムと社会心理について、嗅覚心理学者である著者が現状の研究成果を一般向けにわかりやすくまとめた一冊。 あなたはなぜ「嫌悪

    「あなたはなぜ「嫌悪感」をいだくのか」レイチェル・ハーツ 著 | Kousyoublog
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    kousyou 2014/03/26
    ブログ更新しています。「嫌悪感」を生むメカニズムや、様々な嫌悪感の例について近年の研究がまとまっている本の紹介です。
  • 「大学教育について (岩波文庫)」ジョン・スチュアート・ミル 著

    近代自由主義思想に多大な影響を与えたジョン・スチュアート・ミルが1865年にスコットランドのセントアンドリューズ大学名誉学長に就任したとき大学教育の普遍性・重要性について長々と語った就任演説の翻訳。なんでも二時間(または三時間という説も)語り続けたというから、お疲れ様である。しかし、このスピーチの草稿執筆のために就任を一年延ばしただけあって、当時の大学教育、とくに一般教養を学ぶ意義について、時代を越えて響いてくる内容になっている。 とはいえ、150年前のこと、当時と現代とでは大学の置かれた状況は大幅に違うし、各種学問分野も比べ物にならないほど格段の進歩があり、「大学教育について」というよりは「学ぶことについて」あるいは「教養について」という方が的確かもしれない。しかし、確かに個別的に各学問について語った内容は時代性を反映しているものの、そのスピーチの質は今でも普遍性を持っていると思う。

    「大学教育について (岩波文庫)」ジョン・スチュアート・ミル 著
  • 「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」デイヴィッド・ミーアマン・スコット/ブライアン・ハリガン 著 | Kousyoublog

    「デッドヘッド」と呼ばれた熱狂的なファンを持ち、1965年から95年までツアー・ライブを中心に活動したロックバンド「グレイトフル・デッド」が支持を広げていく過程を現代的なマーケティングの視点で整理した。 グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ posted with amazlet at 14.03.12 デイヴィッド・ミーアマン・スコット ブライアン・ハリガン 日経BP社 売り上げランキング: 27,172 Amazon.co.jpで詳細を見る 語られている内容としては、ビジネスモデルの革新の重要性とか、顧客満足とか、コミュニティを作ろうとか、コンテンツの無料提供(フリーミアム)とか、中間業者の排除とかその他もろもろの最近のウェブマーケティングでいやというほど語られているようなことの繰り返しで、まぁグレイトフル・デッドが先駆者であったのは間違いないだろうが、とくに目新しさを感じるも

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  • 「サッカーが勝ち取った自由―アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち」

    アパルトヘイト体制下の南アフリカで悪名高かったのがロベン島刑務所である。ケープタウン沖11キロ、周囲は流れの速い潮流で航行上の難所であり、人い鮫がうようよして古くから多くの船乗りが犠牲になってきた。1959年以降南アフリカ政府はここに刑務所を設置し、ネルソン・マンデラを初めとした反アパルトヘイト活動家たちを多数収監して、受刑者たちに対する拷問、私刑、理不尽な暴力、精神的な屈辱などなどが絶え間なく与えられ、非人道的な管理体制が敷かれていた。現在、アパルトヘイト政策の象徴として「アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所」や「原爆ドーム」などと並び「負の世界遺産」に認定されている。 そんなロベン島刑務所で、1960年代に受刑者たちによって設立されたサッカー協会があった。書はそのマカナサッカー協会がいかにして誕生し、そして受刑者たちに尊厳を取り戻させ、自由と民主主義の精神を育んでいったかを描いた

    「サッカーが勝ち取った自由―アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち」
  • 「石油国家ロシア 知られざる資源強国の歴史と今後」

    ソ連解体後、経済破綻し、どん底にあったはずのロシアは二十一世紀に入るや急回復して、国際政治の舞台に強国として戻ってきた。ロシアの強国ぶりは、最近次々と報じられるウクライナ情勢を見ても一目瞭然だろう。その「王の帰還」を支えているのが石油・天然ガスのエネルギー事業である。書はそのロシアの復活を支えるエネルギー事業を中心にしてロシア経済の歴史と現状を解説した一冊である。著者マーシャル・I・ゴールドマンは書の紹介によるとハーバード大学名誉教授で世界的なロシア経済、歴史政治研究の第一人者とのこと。 ソ連時代も確かにエネルギー超大国の一角であり、80年代まで石油を増産し続け、85年には欧州への石油輸出パイプラインも稼働していたが、それらはソ連経済の崩壊とソ連邦解体を止められなかった。ソ連解体後の混乱は98年に極限を迎える。97年からのアジア通貨危機がロシア財政を直撃、金融危機をもたらした。外貨は

    「石油国家ロシア 知られざる資源強国の歴史と今後」
  • 「桂太郎 ー 外に帝国主義、内に立憲主義」千葉 功 著

    前回の記事『「明治国家の終焉 1900年体制の崩壊」坂野 潤治 著』で桂園時代と大正政変を巡る政局について簡単に紹介したが、その主人公と言うべき人物が桂太郎である。 現代人の間の、明治時代の政治家の知名度でいうと、桂太郎はその事跡に反してかなり低い方ではないだろうか。大久保利通、西郷隆盛、木戸孝允(桂小五郎)、伊藤博文、板垣退助あたりがほぼみんな知っているビッグネームで、次いで岩倉具視、山縣有朋、大隈重信、井上馨、松方正義、三条実美、黒田清隆、大山巌など、ほぼ明治維新第一世代に集中しているだろう。あとは日清・日露戦争で活躍した軍人たちが並ぶ感じか。 日近代史上、桂太郎は非常に重要な人物である。明治維新が目指した体制の完成者であり、上記のビッグネームたちとの熾烈な政争を勝ち抜き、あるいは巧みに操縦して、一時は元老たちすら凌駕して天皇の名の下に絶大な権力を振るい、そして民衆の騒乱の中で権力を

    「桂太郎 ー 外に帝国主義、内に立憲主義」千葉 功 著
  • 「織田信長 (人物叢書)」池上 裕子 著

    吉川弘文館の人物叢書シリーズというと、何冊も読んだという歴史ファンはとても多いのではないだろうか。人物伝のスタンダードとして名高いこのシリーズに満を持して織田信長が登場していたので遅ればせながら読んだ。 彼の事跡や生涯についてはまぁよく知られている通りで、書でも手堅く定説が記述されている。著者のスタンスとしては『信長を英雄視しない』とするもので、その生涯を辿るにあたって、「天下」という言葉の意味するものの変化に注目している。 戦国時代、「天下」は必ずしも日を意味していなかった。信長自身、「天下」を日の意味で使ったことは無いし、信長が掲げた「天下布武」「天下静謐」という言葉における「天下」も日を指していない。中世末期の「天下」の使われ方は、『天下が京都あるいは京都と五畿内をさす場合将軍をさす場合、「将軍が握っている幕府政治」あるいは「将軍というものに象徴される秩序」をさす場合などがあ

    「織田信長 (人物叢書)」池上 裕子 著
  • 「ポピュリズムを考える―民主主義への再入門」吉田 徹 著 | Kousyoublog

    公開日: 2012/10/27 : 最終更新日:2014/02/03 カテゴリー:書評読書全般 タグ:思想, 政治, 現代史, 社会, 選挙 そのタイトル通り、現代に生起するポピュリズム現象をその原因、構造、特徴など様々な側面から分析した有用な一冊。先日紹介した『「日の統治構造―官僚内閣制から議院内閣制へ」飯尾 潤 著』と合わせて読むと現代政治の問題点を理解する助けになるだろう。著者はこのの論点として以下の三つを挙げている。『一つは、無意味で安直なポピュリズム批判に再考を促すこと。もう一つは、現代におけるポピュリズム現象が不可避的なものであることを論証すること。そしてもう一つ、もし現代の「民主主義」が不可避的に「ポピュリズム」を内在させているのだとしたら、私たちはどう行動すればいいのか――このでは、「ポピュリズム」や「ポピュリスト」が何であり、どうして生じるのかを解明するとともに

  • 「天皇陵の解明―閉ざされた「陵墓」古墳」今井 堯 著

    秘境というと外部の人が足を踏み入れたことのない地域を指すが、日にもまだ秘境が残っている。歴代天皇・皇族の陵墓だ。陵墓の中でも特に古墳時代の陵墓古墳は専門の考古学者や研究者もほとんど入ることが許されない。書ではその陵墓古墳の現状と歴史、研究上の問題点が整理されている。 三世紀中頃の巨大な前方後円墳の登場から六世紀末の前方後円墳衰退後に主流となる円墳・方墳などが消滅する八世紀末までが考古学上の古墳時代となる。この考古学上の古墳のうち宮内庁が管理している陵・墓・陵墓参考地を陵墓古墳と呼ぶ。皇室典範第二十七条には「天皇、皇后、太皇太后及び皇太后を葬る所を陵、その他の皇族を葬る所を墓とし、陵及び墓に関する事項は、これを陵籍及び墓籍に登録する。」と定められ、陵・墓とは別に、陵墓の治定が完了した1890年代以降に『巨大な古墳や多数の優れた副葬品を出土した古墳を陵墓参考地』(P19)と呼んでいる。現在

    「天皇陵の解明―閉ざされた「陵墓」古墳」今井 堯 著
  • 「古代オリエントの宗教」青木 健 著

    タイトルからだとキリスト教以前の古代オリエントの諸宗教についての解説と思うかもしれないが、そうではなく、古代オリエントの諸宗教が二~三世紀以降のキリスト教の拡大に対して、聖書ストーリーの受容とアナザーストーリー・サブストーリーの展開という切り口でどのように変化していったかを概観した。 取りあげられるのは、一世紀後半から二世紀にかけて登場したメソポタミアのグノーシス主義宗教のひとつマンダ教、三世紀に同じくメソポタミア南部で登場し西アジアから地中海、ローマ帝国まで広がったマーニー教(マニ教)、四~五世紀にアルメニアで誕生しローマ帝国で熱心に信仰されたミトラ信仰、そして、ペルシア帝国の国教ゾロアスター教については三~八世紀の一神教的なゾロアスター教ズルヴァーン主義時代と九~十三世紀の二元論的ゾロアスター教時代との二期に分けてその変容が描かれ、八世紀~十世紀にかけて登場するイスラームのグノーシス

    「古代オリエントの宗教」青木 健 著
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    kousyou 2014/01/31
    マンダ教はイラク周辺ということもあって現状の信者数や信仰の状態など分からないことが多いそうですね
  • 「ギリシャ・ローマの戦争 (〈1冊でわかる〉シリーズ)」ハリー・サイドボトム 著

    岩波の定番、一冊でわかるシリーズの一つだが、実はタイトルに反して古代ギリシャ・ローマの戦争は一冊でわからない。むしろ、このを読む前に古代ギリシャ・ローマの戦争についての一般的な解説書を読んでおくと良いと思う。というのも、翻訳者が解説でも説明しているが、書が目指しているのは、『従来的な軍事史の叙述ではなく、古代ギリシャ・ローマの「戦争文化史」もしくは「戦争の社会史」の提示である』(P166)。つまり、ギリシャ・ローマの戦争についてその概要をコンパクトにまとめた概説書といったものではなく、別の切り口だ。 その切り口とは、古代ギリシャ・ローマの戦争について、西洋史上語り継がれ、「実体」として信じられてきた,古代ギリシャ以来、「戦争の西洋的流儀(Western Way of War)」が確立され現代まで脈々と西洋の戦争を特徴づけている、とする説への批判である。 「戦争の西洋的流儀」とは何か。

    「ギリシャ・ローマの戦争 (〈1冊でわかる〉シリーズ)」ハリー・サイドボトム 著
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    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。

  • 岡谷公二さん 新著「神社の起源と古代朝鮮」 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    神社信仰といえば日固有の信仰と考えられることが多い。だが、跡見学園女子大名誉教授の岡谷公二さん(84)は新著『神社の起源と古代朝鮮』(平凡社新書)で、滋賀、福井、島根などの多くの神社に、古代朝鮮の王国・新羅(しらぎ)の刻印が残ることを伝える。 前作『原始の神社をもとめて』(同)と合わせると、古代には東アジアに共通する原初の信仰が広がっていたことを感じさせる。 新羅崎(しらぎざき)神社、新羅善神堂(しんらぜんしんどう)、新羅(しんら)神社……。滋賀県や福井県などには今もこうした名称の神社が残っている。白木(しらぎ)神社、白鬚(しらひげ)神社など新羅を思わせる神社を含めると、「新羅系神社」は相当数に上るという。岡谷さんはこれらを一つひとつ訪ね歩き、『日書紀』や各地の風土記を読み解きながら、古代における「新羅系渡来人」の流れを浮かび上がらせる。「製鉄技術などが朝鮮半島から伝わったと考えると、

    岡谷公二さん 新著「神社の起源と古代朝鮮」 : ニュース : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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