死刑を批判 労働者派遣停止へ 6月23日 17時45分 インドネシア人のメイドが出稼ぎ先のサウジアラビアで死刑に処されことに対して、インドネシアのユドヨノ大統領は、事前通告のない死刑の執行は国際的な行動規範に反するとして、サウジアラビア政府を批判し、出稼ぎ労働者の派遣を停止する方針を示しました。 これは、サウジアラビアで働いていた54歳のインドネシア人のメイドが雇用主を刃物で刺すなどして殺害したとして、死刑判決を受け、18日に刑が執行されたものです。この問題を巡っては、メイドが雇用主から虐待を受けていたとの証言があったことなどから、インドネシア政府は恩赦を求めていましたが、サウジアラビア政府は、事前の通告なく死刑を執行し、インドネシア国内では反発が広がっていました。23日も首都ジャカルタでは出稼ぎ労働者でつくる団体がデモを行い、抗議の声を上げていました。こうした反発の強まりを受け、インドネ