鹿児島県にある川内原子力発電所1号機について、九州電力は11日午前、原子炉を起動し、再稼働させる計画を明らかにしました。 九州電力によりますと、原子炉の起動から12時間半後の午後11時をめどに、川内原発1号機は核分裂反応が連続する「臨界」の状態になるということです。 川内原発1号機は、原発事故の2か月後に定期検査に入って以来、4年以上停止しているため、原子炉を起動させる操作は設備に異常がないかを確認しながら、慎重に行うことにしています。 原発が稼働するのは新しい規制基準の下では初めてで、おととし9月に福井県にある大飯原発が停止して以来、1年11か月ぶりになります。