東日本大震災で楽器の多くが流された気仙沼ジュニアジャズオーケストラ「スウィング・ドルフィンズ」(須藤丈市会長)に、ジャズの本場・米国ニューオーリンズのティピティナス財団から楽器が贈られた。温かい支援に大喜びのメンバーは、24日にさっそく野外コンサートを行う。 贈られた楽器はトランペット、トロンボーン、サクソホンなど14点。自宅も失ったメンバーの小山奏子さん(気仙沼中1年)は「もう演奏ができないかと思った。再び楽器を吹くことができてうれしい」と喜ぶ。日本ルイアームストロング協会や宇都宮ジュニアジャズオーケストラからも楽器が贈られる予定という。