【アンマン=林咲希】中東を歴訪している河野太郎外相は10日午前(日本時間同日午後)、ヨルダンの首都アンマンでサファディ外相と会談した。日本政府からシリアやパレスチナなど情勢が不安定な国を周辺に抱えるヨルダンに対し、テロ・治安対策として10億円を無償資金援助することを決めた。道路を走る車両の探知・認識機材の提供などが念頭だ。ヨルダン政府が
<エルサレムで21日、イスラエル兵士とパレスチナ人の衝突が発生した。比較的平穏が続いていたエルサレムで、こうした事態が起きたのはなぜか、また今後はどこまで拡大していくのか> エルサレムが騒乱状態に陥っている。7月21日の金曜日の昼過ぎ、普段は観光地としてもにぎわう旧市街のダマスカス門付近は、路上で礼拝するイスラーム教徒のパレスチナ人であふれた。警戒態勢で配備されていたイスラエル兵士との間では衝突が起き、通りには催涙ガスが充満し、銃声が鳴り響いた。 同様の衝突はエルサレム各地で起こり、合わせて3人のパレスチナ人が命を落とした。いずれも10代の青年だ。パレスチナ赤新月社の医療関係者によると、一連の衝突で390人以上のパレスチナ人が負傷し、病院に搬送されている。大半は催涙ガスを吸ったためだが、発砲による負傷者も100人近くに上るという。東エルサレムとパレスチナ自治区のヨルダン川西岸地区では、これ
【AFP=時事】(写真追加)英国の覆面グラフィティアーティスト、バンクシー(Banksy)が3日、パレスチナ自治区ベツレヘム(Bethlehem)で、イスラエルが建設した分離壁の目と鼻の先に、ホテルをオープンした。パレスチナ自治区におけるバンクシーの最新作となる。 【関連写真】バンクシーのホテル、客室からの眺め 「ウォールド・オフ・ホテル(The Walled Off Hotel)」と、イスラエルとパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)を分断する壁の距離はわずか4メートルで、ホテルの全室から分離壁を見渡すことができる。 バンクシーは声明で「世界のあらゆるホテルの中でも最悪の眺めだ」と語っている。 ホテルにはバンクシー本人こそいないものの、その新作数十点が建物内の壁を飾っている。ホテルの広報担当者によると、ここ数年でバンクシー最大の新作コレクションだという。 またこの広報
フランス東部で21日、男が「アラーは偉大なり」と叫びながら、車を運転して通行人をはね、11人がけがをしました。 フランス東部のディジョン中心部の路上で21日夜、男が運転する乗用車が通行人を次々にはねて合わせて11人がけがをし、このうち2人が重傷だということです。 男は駆けつけた警察に現場付近で取り押さえられ、取り調べを受けていますが、目撃した人は男が車を運転しながらアラビア語で「アラーは偉大なり」と叫んでいたほか、「パレスチナの子どもたちのために行動を」などと繰り返していたと話しているということです。 フランスでは、前日の20日にも中部のトゥール近郊の町で、フランス人の男がやはり「アラーは偉大なり」と叫びながら、警察署で警察官にナイフで切りつけ、3人にけがをさせたあと射殺される事件が起きたばかりです。 フランス政府は、イスラム過激派組織イスラム国を攻撃するため、イラクでの軍事作戦にいち早く
【ジュネーブ時事】国際移住機関(IOM)は15日、地中海で難民船2隻が相次いで沈没し、計700人以上が犠牲になった可能性があると明らかにした。船にはパレスチナなどから逃れた難民が乗っており、うち1隻は人身売買業者に意図的に沈められたという。 IOMによると、最初の事故は10日に発生。エジプトを6日に出港した後、マルタ沖で小さな船に移るよう命じられた難民が抵抗したところ、船は故意に沈められた。 救出された難民はIOMに、船にはパレスチナやシリア、エジプト、スーダン出身者ら少なくとも500人が乗っていたと証言。救出されたのは9人にとどまり、大半が死亡したもようだ。 また14日にもパレスチナ難民らが乗った船がリビア沖で沈没。約30人が救出されたが、約200人が犠牲になったとみられる。
イスラエル南部のネゲブ砂漠(Negev Desert)にあるSde Bokerのキブツ(集団農場)で行われた閣議に出席したベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相(2013年11月10日撮影)。(c)AFP/DAVID BUIMOVITCH 【11月13日 AFP】イスラエルの住宅省は12日、パレスチナ自治区のヨルダン川西岸(West Bank)に新たな入植住宅2万戸を建設する計画を発表したが、米国とパレスチナ自治政府の批判を受け、ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は同日夜、この方針を事実上撤回した。 イスラエル首相府の声明によると、この計画は事前の調整なしに発表されたもので、ネタニヤフ首相はウリ・アリエル(Uri Ariel)住宅相に、「法的には無意味な計画」であり、「イランとの交渉でより良い条件を引き出すよう国際社会の関係者らを
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベツレヘムの生誕教会の中で祈りを捧げる修道女たち(2012年12月24日撮影)。 【AFP=時事】イエス・キリスト生誕の地とされるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のベツレヘム(Bethlehem)には、クリスマスを祝おうと世界から大勢の人々が訪れた。 他の写真はこちらから(全11枚) ベツレヘムの生誕教会(Church of the Nativity)に隣接する聖カテリナ教会(St Catherine's Church)で24日夜に行われたミサでは、フォアド・トワル(Fuad Twal)ラテン・エルサレム総大司教が「聖地における正義と平和によってのみ、中東および世界の均衡と安定を再び実現できる」と述べて、中東和平を呼びかけた。 パレスチナの人々にとって2012年は、パレスチナが国連(UN)でオブザーバー国家となり、生誕教会と巡礼の道
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