ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有
英国の書籍業界の雑誌「ブックセラー」によると、いまや国内の電子書籍の売り上げは年間約2億6000万ポンド(約320億円)に達し、書籍市場全体の15%を占めるという。 実際に、電子書籍端末市場の80%を牛耳るアマゾン・キンドルを片手に読書を楽しむ人の姿を電車内でよく見かける。 英国で電子書籍が人気となっている理由として、1つの端末に複数冊保管できるため「場所をとらない」、「軽く、持ち歩きやすい」などの物理的利便さとともに、紙の単行本よりも値段が安いことが挙げられる。 ところが、サンデー・タイムズ紙(9月30日付)が人気の高い本(フィクションおよびノンフィクション)の価格を調査してみると、電子本の価格が紙版よりも高い場合が3分の1を占めた。 ―JKローリングの新作も電子本の方が高い サンデー・タイムズがアマゾンのウェブサイトで調べたところ、先週発売されたばかりの、「ハリーポッター・シリーズ」の
おのれの内で言葉の多義性を反響させながら慎重に問い続けること──「Mercure des Arts」に『ソング&セルフ』の書評掲載
印刷 関連トピックスソニーシャープ9月初旬、ソニーのリーダーストアで「三一書房」と検索すると、300件以上の結果が出た。現在はすべて削除されている 創業60年を超す東京の出版社、三一書房の前経営者が、著者の許可を得ぬまま、200点以上の作品を電子書籍向けに提供していたことがわかった。大手の電子書籍販売サイトで半年以上にわたり販売されていた。書籍の電子化でコンテンツ獲得競争が熱を帯びるなか、出版業界の古い体質のほころびが露呈した。 三一書房の関係者らによると、同社の岡部清・前代表は昨年9月、凸版印刷子会社のデジブックジャパン(東京)に対し、三一から出版された本を電子書籍化し、販売を委託する覚書を交わした。 だが、その約230点の書籍の大半で、著者の承諾が得られていなかったという。シャープなどが運営していた「ツタヤ・ガラパゴス」(現「ガラパゴス・ストア」)では昨年12月から、ソニー運営の
単純に賛成・反対というわけではありませんので、長文にて回答します。 ◆「自炊」は自炊ではないこと まず、「自炊」という言葉が用いられていますが、他人の作った本をスキャンして取り込むこと自体は「自炊」に値しません。それはコンビニで買ってきたお弁当をチンして食べてるのと同じレベルであり、自炊なら「自分で作った作品を電子書籍化する」ことであるべきです。つまり「ブクログのパブーやseesaaのForkNで電子書籍を自作しました」というのが自炊です(ゲーム等のデータの「自吸い」が語源という説もありますが……)。 ◆「自炊代行」は限りなく黒に近いグレー業であること いわゆる「自炊代行業者」というのは上記のたとえだと「コンビニ弁当温めます業者」で、きちんとした著作権の問題をクリアにしていないならば、少なくともわたしが関わり合いになりたいとは思わない業種です。 いわゆる「自炊」は「個人レベルでの
思い返せば私がKindle 2を初めて手にしたのがおよそ1年前、昨年のクリスマスであった。それから約一年、自分でも電子書籍を作ってみたり、売ってみたり、さらにKindle 3の衝撃を受けたりする中で感じたことがいくつかある。 本格的な電子書籍の大きなうねりが起こった今年を振り返って、これからの電子書籍に必要だと私が考えることを書いてみたい。 論旨のポイントは「電子書籍でレイアウトを無視してはいけない」「電子書籍はデバイスの特性を考える必要がある」「Kindleのように電子書籍デバイス単体で本が買えることが必要不可欠」である。 関連記事 この一年に、ブログやマガジン「航」で書いたものの一覧。 Amazon Kindle(アマゾン・キンドル):「反射光の電子ブック」という革命的に新しいメディア(2009年12月28日) 紙の本の出版権とデジタル化権の抱き合わせには反対(2010年1月14日)
11月はじめ、中国のApp Store(AppleのiPhone・iPad用のコンテンツストア)において、日本の作家の作品を許諾を得ずに翻訳し、公開していた業者があったことが発覚した。 まずはじめに発見されたのは、人気作家・村上春樹の『1Q84』などであったが、その後日本のベストセラー作家の作品が次々と見つかった。 コトはAppleのストアだけの話ではない。Android Marketの「コミック」カテゴリを開くと、いくつもの英訳された「MANGA」アプリが見つかる。その大部分は集英社などの大手出版社から発売された、海外でも人気の高い作品である。日本の出版社や著者と、きちんと契約を結んだ上で発行されているかどうか、極めて疑わしい。 App Storeで販売するアプリやコンテンツの審査が非常に厳しいことで有名なAppleだが、実は著作権関連のチェックは行っていない。原則的にアプリ製作者がAp
作家の村上龍さんが電子書籍を制作・販売する会社を設立することが2日、分かった。村上さんだけでなく他の作家の作品も扱い、よしもとばななさんの未発表短編なども販売する。4日に村上さんらが記者会見をする。 新会社「G2010」は村上龍さんと、電子書籍版「歌うクジラ」などを手がけたデジタルコンテンツ制作・配信会社「グリオ」が出資する。 新会社は電子化にかかるコストを透明化し、フェアな売り上げ配分を徹底することを目指す。小説・エッセーなどの場合、著作権者には原則的に売り上げの30%から50%を支払う。村上さんの作品の場合、これまで紙の書籍を出してきた出版社と話し合い、原稿のデータ化や特別な共同作業があった場合にはそれに応じた対価を支払う。
Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html
電子書籍に対する関心が高まっている。新たな電子書籍端末なども登場し、これからいよいよ、本や雑誌の配信が本格化しそうだ。こうした新たな流れは、作家の立場からみても大きな変化だ。 電子書籍に対する関心が高まっている。新たな電子書籍端末なども登場し、これからいよいよ、本や雑誌の配信が本格化しそうだ。こうした新たな流れは、作家の立場からみても大きな変化だ。今年7月に開催された電子書籍販売のフリーマーケット「電書フリマ」(「電書フリマ」とは? 主催者が明かす電子書籍の未来を参照)に参加したライターの深川岳志が、その体験から電子書籍の可能性を考える。 【詳細画像または表】 これまで出版は、巨大な装置産業だった。著者→出版社→印刷→流通→書店→読者という上流から下流への一方的な流れである。 書籍の電子化はこの流れを変える動きといってもいい。極端な話、著者→読者が可能になるし、読者→読者も可能になる
漫画家、佐藤秀峰連続インタビュー、2回目です。前回はこちらです。 登場人物 秀峰=佐藤秀峰(さとうしゅうほう。漫画家。代表作『海猿』『ブラックジャックによろしく』など) ふかみん=ききて:深水英一郎(ふかみえいいちろう。ガジェット通信の中の人) 【沈んでいく船から他の船に乗り移るタイミング】 ふかみん:今、まだ多くの漫画家さんが出版社側についているのは現実的な選択だと思いますけども。秀峰さんみたいな人が先陣を切って、それがもしうまくいったら今後皆が真似する、ってことになるんじゃないですか? 秀峰:そもそも、うまくいくと思われてないんでしょうね。 ふかみん:秀峰さんが実践しているものの他に、漫画家が漫画を描き続けるためにどんなモデルがあると思いますか? 秀峰:今はほんとにハザマで、何がいいってのは言えないんですよね。 ふかみん:明確なのは、今の出版モデルが沈没しかけているということですよね。
電子書籍端末「Foxit eSlick」に青空文庫などをバンドルしたパックが、100台限定ながら9800円で。 FoxitJapanは10月19日、電子書籍端末「Foxit eSlick」に、「青空文庫」「想隆社文庫」の作品を収録したパックを、9800円で発売した。100台限定。 Foxit eSlickは、6インチの電子ペーパー(E-Ink)を採用した端末。PDFやEPUB形式のファイルを閲覧したり、MP3ファイルを再生できる。サイズは188×118×9.2ミリ、重さは180グラムとコンパクトだ。 販売するのは、「青空文庫」の作品を1000冊、「想隆社文庫」の作品を100冊バンドルしたパック。従来は1万8900円で販売しているが、秋の読書週間に合わせ値下げした。 FoxitJapanのサイトかパートナーサイトで購入できる。 関連記事 KDDI、Android端末3機種発表 電子書籍端末、
考古学で国内最大の学会、日本考古学協会(東京、菊池徹夫会長)が所蔵している遺跡発掘報告書など約5万6千冊の蔵書について、保管コスト高などを理由に英国の研究所に一括寄贈することを決めたことが14日、分かった。弥生時代の生活ぶりの解明につながった登呂遺跡(静岡市)の報告書など戦後60年以上にわたって蓄積された貴重な蔵書がそろい、会員からは「海外流出は文化資産の損失」と反発する声がある。協会は急遽(きゅうきょ)、16日に兵庫県で臨時総会を開き会員の意見を聞くが、紛糾が予想される。 考古学協会は昭和23年に設立され、大学教授や自治体の教育委員会の発掘担当者ら約4200人が会員。 蔵書は当初、都内の協会事務所で保管していたが、手狭になり、30年ほど前から千葉県市川市の市川考古博物館や都内の倉庫で保管。現在は一括して埼玉県所沢市内の倉庫に置かれている。 蔵書の利用は、市川考古博物館に保管していた
シャープが公開した電子書籍端末の試作機=東京都港区 シャープは20日、電子書籍事業に本格参入すると発表した。今年秋にも国内で電子書籍を読める端末を発売。出版社などと連携し、独自規格を使った配信サービスにも乗り出す。他の企業連合も同様の事業を準備しており、電子化の規格をめぐって主導権争いが本格化してきた。 シャープが20日に公表した端末の試作機は、画面サイズが5.5インチと10.8インチの2機種。タッチパネル式のカラー液晶画面を備える。米アップが大ヒットさせた情報端末「iPad(アイパッド)」とよく似た外観で、大畠昌巳執行役員は「国産のiPadを目指す」と述べた。電子書籍のほか、ネット接続や電子メール、ゲームなど、iPadと似た機能を持たせるとみられる。 シャープはこの端末と、電子書籍の制作支援やデータ配信とを組みあわせた「一気通貫型」のサービスを手がける方針。日本経済新聞社、毎日新聞
Astand終了のお知らせ 朝日新聞社「Astand」は、2023年7月でサービスを終了しました。 朝日新聞社が有料で提供する情報サービスの配信サイト Astand(エースタンド)は、各サービスの終了にともない2023年7月31日をもちまして閉鎖しました。 今後は、朝日新聞社が運営するニュースサイト「朝日新聞デジタル」をご利用いただきますようお願い申し上げます。朝日新聞デジタルのコンテンツはこちらでご案内しております。 https://digital.asahi.com/info/about/ なお、朝日新聞社のオンライン共通ID 「朝日ID」は引き続きご利用いただけます。 https://id.asahi.com/asahiID/asahiID_site.html
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く