宮城県石巻市から北九州市に到着した瓦礫。作業員がカッターでビニール袋を切り裂くと、土とカビが入り混じったような匂いが鼻をついた。=22日、北九州市日明積出基地。写真:筆者撮影= 北九州市が放射性瓦礫を試験焼却した23日、市民の危機感は頂点に達した。前日、宮城県石巻市の瓦礫が搬入された日明焼却場(日明積出基地)の仮置き場ゲート前では、瓦礫が焼却工場に運び出されるのを阻止しようと、反対派10数人が立ちはだかった。ほとんどは前夜から仮置き場前に野宿した。 警察隊は門扉を背にピケを張った。前日と似たような展開だ。トラックはゲートの内側で動けずにいる。「業務に支障をきたします。移動して下さい」。市環境局の職員が壊れた蓄音機のように繰り返した。 「(トラックに)何が入ってるんですか?中味を見せて下さい」。反対派は頑として譲らない。 30分ほどニラミ合うと警察隊はゲート前を退いた。反対派に譲歩したわけで
「子供たちの未来に責任持てるのか」−−。宮城県石巻市のがれきの試験焼却を目前に控えた21日、北九州市役所に中止を求めて集まった大勢の市民ら。幼い子供を持つ母親たちは、焼却で大気中に出る放射性物質への不安を訴えた。一方、住民代表らは環境省が広域処理のがれき量を大幅に見直したことを受けて「北九州市が先走る必要はない」と市に訴えた。【内田久光、宍戸護】 「がれきを燃やすことでどんな影響が出るのかは誰にも分からない。市が想定する環境で100年生活した人が大丈夫と言うなら納得できる」。小倉南区の主婦、岡村莉沙さん(23)は1歳4カ月の長女を連れて市役所を訪れ「これから私たちが人体実験されるようなもの」と焼却に不安をぶつけた。
東日本大震災で発生したがれき処理を巡り、愛知県ががれきを焼却した後の灰の受け入れ先の一つとして、トヨタ自動車田原工場(田原市)を検討していることが23日、分かった。 関係者によると、県は同工場敷地内に焼却灰を埋め立てる処分場の建設が可能かどうか検討しているという。 県は既に、がれきを受け入れる方針を決定。中部電力に対し、同社碧南火力発電所(碧南市)への焼却施設と埋め立て処分場の建設を打診している。ほかにも県内の複数の企業に協力を求めているという。【加藤潔】 【関連記事】 浜岡原発:津波対策工事総工費 400億円を積み増し 東日本大震災1年:福島第1原発事故 電源多重化、課題多く ミス複合、事態深刻化(その1) 大震災1年:原発再稼働自治体調査 「安全」「国策」板挟み 御園座:JR東海やトヨタなどに支援要請へ 名古屋 震災がれき:愛知県知事が中電敷地内で受け入れ方針
つくば市および東京より発信しています。原発事故関係のニュース満載のブログです。 このブログでは、公表されたデータを元に自分なりの解釈を加えています。 元になったデータは全てリンクで示しますので、ご自分で確認して判断してください。 ←左の写真は2011年の北海道旅行の時の写真です。 11/3、岩手県宮古市から主に津波による震災がれきがはじめて都内にコンテナ輸送されてきました(NHKオンライン)。 この問題について、どうも賛否両論巻き起こっている、というか、反対の人が多い(毎日JP)ようです。何が問題なのか、調べてみました。 そもそも、この問題は、東日本大震災、特に津波で生じたがれきの処理が大量に発生したことが問題です。これは原発事故とは関係なく、主に津波によって発生しました。その量は、環境省が11/2にまとめた資料によると、岩手県で約11年分に当たる476万トン、宮城県で約19年分に当たる1
トップ > 静岡 > 12月14日の記事一覧 > 記事 【静岡】 島田市、岩手・2町のがれき受け入れ 関東以外で初 Tweet mixiチェック 2011年12月14日 来週正式表明 がれき処理で出た灰などを埋め立てるとみられる島田市の最終処分場=同市阪本で、本社ヘリ「おおづる」から(川戸賢一撮影) 東日本大震災の被災地のがれき処理について島田市は、岩手県大槌町と山田町のがれきの受け入れを決めた。来週にも桜井勝郎市長が会見し正式表明する。環境省によると、受け入れが実現すれば、震災で大きな被害、影響を受けた東北、関東以外の自治体で初めてとなる。 桜井市長は13日、自治会長らの会合で「東北で困っている皆さんを何とかお手伝いしたい。東海地震が来た時にお世話になる可能性もある」と述べた。懸念される放射能濃度には「ゼロなら一番良い。多少は出るけれど、何も心配ない」との認識を示し、受け入れに理解を求
道、震災がれき視察へ 岩手と東京へ職員派遣 (12/13 07:30) 東日本大震災で発生したがれきの道内受け入れ問題で、道は全国に先駆けて受け入れた東京都と大量のがれきが残る被災地・岩手県に、視察のため職員を派遣することを決めた。道内では11市町・一部事務組合が「放射能汚染なし」の条件付きで受け入れを表明しているが、なお住民の不安も強いことから、放射性物質検査の状況などを視察し、参考にする考えだ。 環境生活部の担当者が13日に東京、20、21日に岩手県の宮古市と陸前高田市を訪れる。宮古市のがれきを11月に受け入れた東京では、放射性物質の検査の仕方、住民説明会の開催など不安を持つ住民への対応方法などを聞き取る。岩手では仮置き場でのがれきの選別方法や、木くずや鉄くずなどがれき別の放射性物質の検査方法などを視察する。 < 前の記事 | 次の記事 >
今日、私は断腸の思いで、市議会本会議において、震災瓦礫受入の提案の見送りについて表明しました。既に、Yahoo!のトップニュースになったりしていますので、ご存知の方も多いと思いますが、ぜひ、ちょっと長いのですが、私の表明をご覧いただければ幸いです。ほとんどノー原稿ですので、お見苦しいところがあると思いますが。ユーストはこちらです。24分54秒から、震災瓦礫の件です。 最後に、被災地のがれき受け入れに関して、御報告を申し上げます。私は、震災直後から被災地に10数回と及ぶ、何度も何度も足を運びました。5月11日には、牟田議長を含む「チーム武雄」の一員として、仙台の若林区で、実際にスコップを振るい、汚泥にまみれて作業をいたしました。また、多くの議員さんも含まれておりますが、チーム武雄として、建設業協会も含めて、120名になんなんとする皆さんたちが、実際に陸前高田市に伺われて、実際の災害ボランティ
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