千葉 液状化被害に独自支援金 5月10日 18時56分 千葉県は、東日本大震災で液状化現象が起き、住宅が傾くなどの被害を受けながら、国の支援の対象外となった世帯を対象に、県独自で上限100万円の支援金を支給することを決めました。 今回の震災で、千葉県内では浦安市や習志野市など東京湾の沿岸部を中心に地盤の液状化現象が起き、住宅およそ1万2000棟が被害を受けました。しかし県によりますと、このうちおよそ8000棟は、国が支援の対象としている建物の傾きなどの基準に達しないとみられるということで、国の支援を受けられない世帯を対象に県独自の支援金を支給することを決めました。住宅を解体したり地盤を修復したりする費用として最大で100万円が支給され、これによって、液状化の被害を受けたほとんどの世帯が支援を受けられるようになるということです。千葉県の森田知事は「少しの傾きでも、生活ができないほど大変だ。国