【AFP=時事】ソマリアなどから米国に一度入国していた移民22人が、凍えるような寒さのなかを歩いてカナダに渡り、難民申請をしたことが分かった。カナダの警察当局が7日発表した。米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が移民や難民の入国規制を打ち出すなか、カナダの一部州では米国から渡って来る移民や難民が急増している。 【写真】トランプ米大統領の入国禁止令に抗議する人々 移民の大半はソマリアからで、4日に19人、5日に3人がカナダに入った。吹雪とマイナス20度という寒さに耐えながら、5時間歩き通したという。 これらの移民は母国での暴力から逃れて米国に渡る際にも、長く危険な旅を経験した。しかしカナダメディアに語ったところによると、トランプ大統領がソマリアを含むイスラム圏7か国の人の入国禁止や、難民の受け入れ停止を決めたことに不安を覚えた。 半面、カナダに関してはジャスティン