トップ > 日刊県民福井から > 福井発 > 記事 【福井発】 福井の連続放火 張り紙は偽装目的 2011年10月10日 送検されるカンポス・ネット・テオフィロ・デ容疑者=9日午後1時28分、福井署で ブラジル人逮捕容疑認める 3件関与も示唆 福井市内で昨秋、外国人所有の車などを狙った放火とみられる火災が四件発生し、現場に外国人を排斥するような張り紙が残されていた事件で、うち一件を実行したとして建造物等以外放火の疑いで逮捕されたブラジル国籍の福井市冬野町、派遣社員カンポス・ネット・テオフィロ・デ容疑者(53)が、警察の目を自身からそらすため、偽装目的で張り紙を現場に残したとみられることが捜査関係者への取材で分かった。カンポス容疑者は、残る三件についても関与をほのめかしているという。 捜査関係者によると、カンポス容疑者は放火を行う際に外国人を狙い、外国人排斥の張り紙を残すことで、同じ外国人で
昨年11月に福井市日光の駐車場で外国人男性の乗用車が燃えた不審火で、福井署などの捜査本部は9日、ブラジル国籍の同市冬野町、派遣社員カンポス・ネット・テオフィロ・デ容疑者(53)を建造物等以外放火の疑いで逮捕した。現場には外国人を排斥する内容の紙が残されており、捜査本部は、カンポス容疑者が外国人の自分が疑われないようにカムフラージュしたとみている。同年9~10月に周辺であった不審火3件についても、ガソリンで火をつける手口や時間帯などに共通点があることから、連続放火事件の可能性があるとみて関連を調べる。(酒本友紀子、井上敬雄) 発表によると、カンポス容疑者は昨年11月14日午前1時40分頃、外国人が多く住む同市日光のアパートの駐車場に駐車していたブラジル人男性(50)所有の車に火を付けた疑い。車のフロント部分が焼け、後部には「外人 GET OUT(出て行け)」と書かれた紙が貼られていたという。
日本を愛するのは日本国民だけ? 「公務員になりたければ帰化すればいい/外国人採用問題 自民総 務会で異論」という見出し記事を、11月27日付けの朝日新聞が 報じていた。先の総選挙の結果、まがりなりにも自民党単独政権が 復活したことにともなって、歴史の流れに逆らう右寄りのホンネが、 自民党の総務会のなかで噴出してきたのだ。少し長くなるが、この 記事の一部を引用しておこう。 「地方公務員への外国人採用問題は、22日に白川勝彦自治相が 『任用の機会を広げる』との方針を表明。戦前、戦中に日本に連行 されてきた中国人や韓国・朝鮮人、その子孫らが、公務員の採用に 日本国籍を必要とする『国籍条項』の撤廃を求めてきたことに配慮 した。 総務会後に記者会見した森喜朗総務会長によると、松永光代議士が 『きわめて間違いだ。危険だ』とこの問題をとり上げ、『公務員に なるものは地方を問わず、日本人であるべきだ。公務
↑新刊:胎動する地政学↑ イギリスでの留学生活を実況生中継。久しぶりに意見記事の要約です。 ==== 多文化主義はどのように失敗したのか by ケナン・マリク ●今年の7月7日でロンドンでの52人が死んだ連続テロ事件から六年がすぎた。 ●アメリカの9・11事件とロンドンでの7・7事件は基本的に同じインパクトを両国の国民に与えたが、ひとつだけ違うのは、7・7事件のほうがイギリスの市民権を持つ人間たちによる犯行だったということだ。 ●イギリス当局側は、この「自国民の犯行」に頭を悩ませており、以前は過激なイスラム僧侶やモスクの影響を指摘していたが、最近は政府の多文化主義政策の失敗を指摘する分析が多くなっている。 ●ヨーロッパでは多文化主義の問題に関して政府要人からも批判的な声が上がり始めており、スウェーデンやオランダでも反移民政策を訴える政党が議席を伸ばしている。 ●英首相のキャ
東日本大震災の被災地で、日本に嫁いだ外国人妻たちが日本人の夫を亡くして孤立するなど苦境に立たされている。心のケアに当たろうと、フィリピンから精神科医らの心療チームが来日。宮城、岩手両県の避難所などでフィリピン人女性らの相談に乗っている。震災で心の傷を抱えた在日外国人は少なくなく、外務省は他の国からの支援受け入れも検討するという。 (山崎敦、片桐大介、佐藤理史) ◎比の心療チーム、避難所回りケア フィリピンの心療チームはいずれも女性で、精神科医2人と医師1人の計3人。今回の震災で心のケアに特化した外国の医師らの来日は初めてだ。 心療チームは6月30日に盛岡市に入り、大船渡市、気仙沼市、陸前高田市などを日本人の臨床心理士らと巡回。3日夕方には陸前高田市横田町の集会所で、同市と大船渡市から集まったフィリピン人女性約60人の相談に応じた。 心療チームによると、震災後の気持ちの落ち込み、心的外
★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 時に猛威をふるい、大きな脅威になる感染症について、医師・高山義浩さんが現場レポートをまじえ報告します。 高山義浩(感染症医) 7年ほど前になりますが、友人のネパール人医師から聞かされた悲しい話がありました。彼女は「日本の病院には二度と行きたくない」と泣きながら電話をかけてきたのです。 インドの名門であるカルカッタ大学を卒業した皮膚科医であり、2児の母でもある彼女は、夫とともに苦労を重ねながら日本での留学生活をしていました。もともと子宮筋腫があり、貧血が進行していることを自覚していましたが、医療費を節約するために、母国から取り寄せた鉄剤を内服しながら頑張っていたようです。 ところが、その日がやってきてしまいました。 子供が通っている幼稚園で参観していると、突然に大量の出血がは
追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生=当時(20)=が大学でいじめを受け続けたとする遺書を残して自殺した問題で、男子学生が複数の学生から人前でズボンを脱がされたり、イスラム過激派テロリスト「ビンラディン」とのあだ名で呼ばれるなどの嫌がらせを受けていたことが26日、分かった。男子学生の親友が証言した。大学側はこれまでいじめの事実を強く否定してきたが、男子学生が、こうした嫌がらせをいじめと受け止め、自殺を図った疑いが強まった。 いじめとみられる嫌がらせの具体的内容が判明するのは初めて。男子学生の友人らが結成した「自殺事件原因追及の会」に対し、男子学生と特に親しかった友人の1人が証言した。 それによると、男子学生がたびたび嫌がらせを受けていたのは、遊び仲間だった複数の学生。人前でズボンを脱がされたり、花火を直接向けられたりしたほか、本名ではなく、「ビンラディン」と呼ば
14日午前1時50分ごろ、福井市日光2丁目のマンション駐車場でブラジル国籍の男性会社員(49)のワゴン車から出火、エンジン付近や車内の一部が焼けた。けが人はなかった。福井県警によると、車に外国人を中傷する内容の紙が張られていたという。福井市では9月上旬から、外国人の乗用車や料理店を狙った不審火が続いており、今回で4件目。福井署は放火事件とみて調べている。 同署によると、9月10日未明、ポルトガル人が所有する乗用車が火事になり、同じ時間帯に現場から約300メートル離れたインド料理店の旗や植え込みが焼けた。10月20日未明には、イスラム教礼拝所「福井モスク」前にとめたマレーシア人の乗用車の一部が焼けている。インド料理店と礼拝所に「外人 get out(出て行け)」と書かれた紙が張られていたという。(岡野翔)
【ロンドン=木村正人】ドイツのメルケル首相が最近、「多文化主義は失敗した」と述べ、論争を呼んでいる。各民族の文化を尊重する多文化主義は移民政策の理想モデルとされてきたが、移民を受け入れてきた国々で1990年代から文化摩擦が相次いで表面化。ドイツでも米中枢同時テロ後、イスラム原理主義への警戒心が強まり、金融危機やその後の財政危機で仕事や年金が移民に奪われるとの懸念が高まっていることが背景にある。 メルケル首相は16日、与党キリスト教民主同盟(CDU)の集会で、「ドイツは移民を歓迎する」と前置きした上で「多文化社会を築こう、共存共栄しようという取り組みは失敗した。完全に失敗した」と述べ、喝采を浴びた。 調整型の首相が慎重を要する移民問題にあえて踏み込んだのには事情がある。首相の後押しで選出されたウルフ大統領が3日、東西ドイツ統一20周年記念式典で「わが国はもはや多文化国家だ。イスラムもドイ
がっこうに行きたい(1) 往復8時間の通学路2010年10月4日 印刷 ソーシャルブックマーク 午前5時30分、ガラガラの車内に独り座り、暗い車窓にもたれて眠るナタリアさん=福井県敦賀市、伊藤写す 空が白む気配すらない午前4時。ナタリアさん(15)の長い一日が始まる。 眠い目をこすり、ジャージーに着替える。福井県越前市の自宅から、岐阜県大垣市の「HIRO学園」まで、片道4時間の通学が始まった。 スライドショーはこちらから 午前5時すぎ、武生駅から電車に乗ると、車内には誰もいない。ポツンと独り座り、窓に寄りかかって目を閉じる。滋賀県の長浜駅からはスクールバスに揺られ、午前9時、やっと学校に着いた。 「まいにち、つかれる。でも、がっこう、たのしい」 往復8時間の通学。それでも毎日、ナタリアさんは元気に通っている。 11歳の時、日本で働いていた父を追い、母と来日した。しかし、2年前の世界同時不況
ニューヨークでムスリムのタクシー運転手が襲われたが、外国人嫌悪やイスラム恐怖症は全米に広がっている── ベン・アドラー 8月24日夜、ニューヨークでタクシーの運転手が襲われた。イスラム教徒を狙った犯行と見られている。ニューヨーク・タイムズ紙によると、ニューヨーク州ブルースターに住むマイケル・エンライト(21)は、運転手のアーマド・シャリフ(43)にイスラム教徒かどうかを尋ねた上で、喉や顔、腕にナイフで切りつけたという。 9・11テロが起きた世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」近くのモスク建設計画をめぐる対立が激しさを増すなか、外国人嫌いとイスラム恐怖症があまりに露わなぞっとする犯行だ。 先週末には、モスクの建設予定地で反対運動をしていたグループが、前を通りかかったアフリカ系アメリカ人を罵倒する騒ぎがあった。反対派グループは、この通行人はイスラム教徒でモスク推進派だと勘違い
ユニクロが社内の公用語を英語にするという決定を下した。これは、ゴーン社長就任以来公用語が英語となった日産、先日英語化を決定した楽天に続く流れである。おそらく、「世界市場での損失をなくすためには英語が必須」と考えて、英語公用語化を進める流れに追随する企業はこれからも出てくるだろう。 しかし、わたしはこれに異義を唱える。「英語=グローバル対応」というのは、グローバル化を理解していない。「英米ローカル=グローバル、他文化ローカル=ガラパゴス」という勘違いがその根底にある。わたしなら「できるだけ多様な第二(・第三)言語」の習得を強力に進める。「英語化」ではなく「多言語化」を強く主張する。 英語化の言い分 最初に、英語化する側の論理を見ておこう。 ユニクロ、英語公用語化に伴いブランド名を「SHIT」に変更 : bogusnews おっと失礼、これはボーガスニュースであった。 三木谷浩史・楽天会長兼社
住民が利用していた食料品や日用品の店が消え、中国語の看板を掲げた繊維問屋に次々と変わった。トラックがエンジンをかけたまま道路を占拠。空気は悪くなり、騒音や渋滞が慢性化し、住民の生活環境は著しく破壊された。 世界で急増する中国系移民を取材しているノンフィクション作家、河添恵子さん(46)が見聞きしたフランス・パリ11区の現状だ。 10年前から中国系移民が激増したフランスは、不法滞在を含め80万人が居住するといわれる欧州最大の「華人在住国」。河添さんは「今の中国系はバブル成金。札束で店を買いたたき、どんどん入ってくる。すべて地下経済で回し、税金を納めない。町は完全に『治外法権』になってしまう」と指摘し、こう語った。 「いつか日本もパリと似た状況になるかも…」 × × × 日本では平成10年、一般永住許可の国内在留要件が原則20年から10年に短縮され、永住外国人が急増した。特に中国籍は2
都内で記者会見する国連人権理事会(UN Human Rights Council)のホルヘ・ブスタマンテ(Jorge Bustamante)特別報告者(2010年3月31日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【4月1日 AFP】国連人権理事会(UN Human Rights Council)のホルヘ・ブスタマンテ(Jorge Bustamante)特別報告者(移民人権問題担当)は前月31日、「職場や学校、医療施設、家庭などで、国籍に基づく人種主義や差別意識がいまだ日本には根強く残っている」述べ、日本に滞在する外国人の権利を守る取り組みを強化するよう促した。 ブスタマンテ氏は閣僚や政府関係者、移民、弁護士、教育関係者、市民社会活動家などへの聞き取り調査を行った後、憲法や法律が外国人居住者を守るために効果的に機能していないと述べ、「日本は人種差別を防止・撲滅するための特
在日外国人も含む15歳以下の子どもの保護者に、子ども1人あたり毎月1万3000円を支給する「子ども手当て」が26日、国会で成立した。そんななか、外国人を多く抱える自治体の窓口にはすでに連日のように外国人が訪れ、「子どもがいればお金がもらえると聞いた」などと職員を困らせているという。自治体の中には、法の改善を求める要望書を国に出すところも現れている。 東京都荒川区は人口約20万人のうち、1万5000人が外国人居住者(2009年3月1日現在)。人口の実に約7%を占める。同区役所は最近、子ども手当ての受給を問い合わせる外国人への対応に苦慮しているという。 児童手当・子ども手当ての給付申請窓口である子育て支援部の職員は「今月初めから外国人居住者の問い合わせが目立つようになりました。窓口に直接押しかけてくる人もいます」と語る。 職員によると、24日にも30代のネパール人男性が窓口を訪れた。男性
25日に国会で審議入りした高校授業料無償化法案をめぐり、「イーエーエスブラジル学校浜松校」(浜松市東区天王町)の倉橋徒夢(とむ)代表が、南米系外国人が通う各種学校も無償化の対象に含めるべきだ、と訴えている。 無償化を巡っては、在日朝鮮人の子弟が通う朝鮮学校の扱いを巡って政府内に意見の相違がある。イ校の訴えにより、文部科学省が検討する無償化の「線引き」の行方に、県内でも注目が高まりそうだ。 同校は現在、無認可校だが今年4月、南米系外国人学校としては県内3校目の各種学校として認可される見通しだ。日本の高校1〜3年生に相当する生徒が約50人おり、ブラジル本国のカリキュラムに沿い、本国から取り寄せた教科書を教材に主にポルトガル語で授業を行い、本国などの大学進学を目指している。 倉橋代表によると、景気悪化で月4万円の授業料を払えない家庭が急増。生徒らは、家計を助けようと退学しても職がなく、勉強も仕事
排外的な主張を掲げたデモを全国各地で繰り返している「在特会(在日特権を許さない市民の会)」という団体が、今度は10月10日(土)に大阪の御堂筋で在日差別・外国人排斥を煽り立てようとしています。 国籍や民族、思想の違いによって人を分け隔て、弱い立場の人々の権利を制限し、暴力によって排撃しようという、この連中の悪辣な振る舞い(どこかの国でも見かけるこの振る舞い)を、絶対に許すことはできません! 足元の「人種差別」にも断固反対していきましょう。 以下に緊急行動の呼びかけ文を転載いたします。大阪近郊・関西圏の方はぜひとも参加して、在特会に圧倒的なダメだしをしていただきと思います。団体・個人による賛同のほうも募っております(連絡先は呼びかけ文の最後にあります)。 よろしくお願いいたします。 ※呼びかけ団体が増えました。(2009/10/02/18:00) **********************
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