文化庁は28日、フランスなど6カ国共同で世界文化遺産に推薦したフランス人建築家ル・コルビュジエ(1887~1965)設計の国立西洋美術館本館(東京・台東)など19件の建築物について、ユネスコの諮問機関から「世界遺産にふさわしくない」とする不登録の勧告を受けたと発表した。日本の遺産候補が不登録勧告を受けるのは初。正式な可否を決める6月の世界遺産委員会で不登録の決議が出ると再挑戦ができなくなること
15年間、「定点観測」したのは、新宿中央公園だった。 観測対象は、ホームレスである。 バブル崩壊後、当時まだ短編映画のカメラマンをしていた著者(現フリーライター)は西新宿に通い始めた。この公園を中心に都内の300人以上のホームレスを取材するために。本書にはそのうち100人分の「現在に到る」までの来歴が載っている。 日雇いの仕事で稼ぐと、お金は酒やギャンブルに消え、なくなれば借金。家族にはそっぽを向かれ、行き着く先は路上の人。 これが、これまでの典型的な「最底辺」への落ち方だった。全体に低学歴の人が多く、最後は自らホームレスになろうとしてなったフシもある。学歴はともかく、酒やギャンブルへの依存や社会保険未加入など自業自得と言われてもしかたないところも目立つ。 ところが、今は自分の失策ではない、不可抗力でホームレスに転げ落ちる人が多いという。 きっかけは上司との軋轢 東大卒の高学歴者や、元一流
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