それだけに、チリの「奇跡の生還」は大きな関心を集めた。ただ、インターネット上では、チリに比べ、中国の炭鉱が安全を軽視していると批判する意見も相次いでいる。 国営新華社通信は14日、「劇的なドラマ」を速報で伝えた。外務省の馬朝旭報道局長は同日の定例記者会見で、救助作業で中国製設備も使われたとして、「救出に貢献したことを喜んでいる」と自画自賛した。 だが、ネット上では、「中国の炭鉱は人命を軽視している」として、当局を糾弾する意見が続出。チリでは地下避難所が設置され、作業員を守ったことにも注目が集まり、「中国では、人命を守るためにあるべきはずのものがない。経済を優先し、安全を無視している」などとの声が相次いだ。
9月2日、中国の内モンゴルで120キロの大渋滞が発生し、トラック1万台以上が長い列を作ったと、国営テレビが伝えた。写真は北京の渋滞の様子。昨年12月撮影(2010年 ロイター/David Gray) [北京 2日 ロイター] 中国の国営テレビによると、同国北東部の内モンゴルにある高速道路で大渋滞が発生。石炭などを積載したトラックが1万台以上巻きこまれ、渋滞の列は120キロにも及んだ。 この渋滞は、河北省で行われた交通規制のために先月31日から始まったもので、北京や同省へ向かう高速道路はまるで駐車場と化したという。 ただ、河北省へ向かう道路は既に流れ始めており、報道では内モンゴルで渋滞中の運転手にとって朗報となるだろうと伝えている。 中国は世界一の石炭の生産・消費国で、内モンゴルは豊富な石炭埋蔵量を誇っている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く