国連によると、日本の最低賃金は生存に必要な金額を下回っており、先進国では最低水準だという。 各国との比較等はこちらに詳しくありますので参照をお願いします。 http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1569.html 最低賃金は最低賃金法により定められている。 最低賃金法は要は決められた額をちゃんと払えよ、という法律となる。 http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-01.htm 最低賃金の決め方については、大前提として、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」と規定する憲法第25条と「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない。」と規定する労働基準法第1条を満たすものでなければならない。 つまり国連の発表
まるで特定秘密保護法に隠れるように(私の感覚では)、生活保護に関する2つの法律が成立している。 改正生活保護法と生活困窮者自立支援法である。 改正生活保護法では、不正受給の罰金が30万円以下から100万円以下へと強化される。 また受給手続きも見直され、申請者に扶養義務者がおり、かつ扶養に応じない場合に説明を求められるようにする。 受給者支援としては、収入の一部を積み立てておいて、受給が終了した際に現金で渡す、就労自立給付金が設立される。 生活困窮者自立支援法は生活保護に至る前段階で自治体に相談窓口を設け、就労支援や家賃の補助も行うという。 http://www.asahi.com/articles/TKY201312060664.html?ref=reca ●生活保護は実質受けられないものとなった? 私はこれで生活保護は名ばかり、天涯孤独の身でないと実質受けられないものになったと思う。 家
今更ながら。声優、原田ひとみさんのツイッターでの「生活保護って、病気で働けない人や高齢者の方以外に必要なの?って思ってしまう…。うちも借金出来てお米すら買えない時期も、家族総出でバイトした。不思議でならない…」という発言が頭の中をグルグルしだしたので私なりの意見を書いてみたいと思う。 なんで今頃出てきたかというと、アニメ、機巧少女は傷つかないのHPで原田ひとみさんの名前を見たからかもしれない。 http://www.machine-doll.com/ 尚、原田さんについてはツイッターの件の発言で知った。 どこかでお声なり歌なりを聞いていたのかもしれないけども。 原田さんの発言についてはこちらにまとまっているので詳しく知りたい方は参照願います。 http://getnews.jp/archives/398546 ●自分もできたから他の人もできるはず? 原田さんの発言の根っこにあるのは「自分が
2013年度政府予算案に、生活保護の支給水準引き下げが盛り込まれた。 生活扶助費の基準額を受給世帯平均6%強引き下げる。 期末の給付見直しと合わせ、扶助費全体で8%の削減を見込む。節約できる国費は3年間で743億円になるという 切り下げの理由として、労働者の賃金が生活保護支給額を下回る逆転現象が生じており、是正の為だとしているが、それを是正と言うか? 賃金を上げることこそ是正であり、生活保護の支給額を切り下げても何の解決にもならない。 ネットを見ると、ざまあみろとか、嫌なら働けとか、心ない言葉が散見される。 こういう言葉が見られるということは、自民党の目論見は達成できたことになるのだろうが、私は想像力が欠如しているとしか思えない。 生活保護は最後の最後に頼るべきものであり、自分たちがそういう状況にはならないと本気で思っているのだろうか。 自分たちが生活保護を受ける立場になったときに不遇を味
ワーキングプアや生活保護等、現代社会は主に金銭的理由から生活苦にある人が大勢いる。 働いているにも関わらず年収200万円以下の人をワーキングプアと呼ぶそうだが、平成21年時点で約53万人となっているが、これは本当に合ってるのか? もっと多いんじゃないだろうか。 http://www.isfj.net/ronbun_backup/2010/j03.pdf また、不正受給で取り沙汰されている生活保護受給者も少し前に200万人を超えたそうだ。 ●生活苦は違憲なり この話を聞いた時は、非常に分かり易いと膝を叩いた。 日本国憲法第25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」とある。 この状態が成されていなのであれば明らかに憲法違反だ。 違憲であるならばそれに適合できる
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