2016年04月06日11:10 福野礼一郎さん著「人とものの讃歌」はまさしく人とものに送る讃歌である カテゴリ書籍・雑誌趣味・創作 abarth12345 Comment(0)Trackback(0) 自動車評論家、福野礼一郎さん著による「人とものの讃歌」が実に面白かった。 GENROQ誌に連載されていたものをまとめたものとのことだが、タイトルに相違無く、人とものづくりとその情熱に焦点を当てたもので、自動車はもとより、機械工学やミリタリーに造詣の深い氏の真骨頂である。 自動車やカメラや自衛隊の広報館、バイオリンやギター、果ては税関や物流棟まで、扱うものは多岐にわたるが根底に流れる情熱は一緒である。 今世界中に高価なものから廉価なものまでものに溢れている。 100円ショップに行けば、確かに安かろう悪かろうではあるものの、本当に100円でいいのかと思うようなものがたくさん店頭に並ぶ。 でも、