外国人労働者について考えるシリーズの2日目は、10年前、日本の外国人技能実習制度と似た制度をやめ、国を挙げて外国人労働者の確保に乗り出した韓国の 事例を見る。韓国が転換した理由は、前の制度では思うように人材が集まらず、実習生の過酷な労働など人権問題も浮上してきたからだ。新制度のもとでは、単 純労働で外国人労働者の受け入れを認め、国が受け入れの責任者となって転職も3回まで認めるなど、抜本的な改革を進めた。日本の今後にも参考になる事例を 検証しながら、外国人労働者をどう活用していくべきか考える。 出演:山田美和(JETROアジア経済研究所 法・制度研究グループ長) 有馬 「特集です。 昨日(26日)からお伝えしているシリーズ・外国人労働者。 2日目の今日(27日)は、お隣、韓国に注目します。」 黒木 「韓国は、10年前まで、単純な作業労働をする外国人労働者の受け入れを、日本の『技能実習制度』