おかしくないか? 国家公務員の給料がコッソリ増額されていた 「財政危機」を叫ぶ一方、自分たちには大盤振る舞い 待遇改善は「まず身内から」 国家公務員の給与と賞与を引き上げる改正給与法が1月20日の参院本会議で可決、成立した。一般職の月給を平均0.36%アップし、夏と冬を合わせたボーナス(期末・勤勉手当)は0.1ヵ月分増やして月給4.2ヵ月分となる。 実はこれ、あと2ヵ月余りを残すところとなった2015年度の給与・賞与である。昨年4月に遡って適用されるため、引き上げ分はまとめて追加で支給される。ちょっとしたボーナスをもう1回もらうようなものだ。 給与とボーナスの引き上げは2014年度に続いて2年連続。2年連続の引き上げは24年ぶりだという。1991年度以来なので、まさにバブル期以来である。 これによって一般職の平均年間給与は666万5,000円と、5万9,000円増える。もっともこれは一般職