女性しか入場できない展示室を設置しているオーストラリアの美術館が、性差別だとして男性に訴えられた。その裁判の判決公判が9日にあり、美術館は男性の入場を認めるよう命じられた。
Photo: Keisuke Tanigawa国立西洋美術館でパレスチナ人虐殺反対のパフォーマンス、警察による介入も川崎重工に対して展覧会参加アーティストなど一部有志が企図 2024年3月11日、「国立西洋美術館」で開催された「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」の内覧会で、パレスチナでのイスラエル政府による「ジェノサイド」に反対の意を示す抗議活動が実行された。公安と見られる警察が抗議活動を制止する場面もあり、緊迫する事態となった。 Photo: Keisuke Tanigawa Photo: Keisuke Tanigawa 国立西洋美術館のオフィシャルパートナーである川崎重工業株式会社が、イスラエルと武器貿易を行うことに対する抗議だが、「展覧会出品作家有志を中心とする市民」によって計画実行されたもので、同館や展覧会主催者にとっては、全くの予想外の出来事であったとい
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に朝鮮半島から徴用された労働者を象徴する像(労働者像)を制作した韓国の彫刻家夫妻のキム・ウンソン氏とキム・ソギョン氏が、像のモデルは日本人だと主張した元大田市議会議員の金素延(キム・ソヨン)弁護士に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、大法院(最高裁)は30日、原告の一部勝訴とした二審判決を破棄し、審理を議政府地裁に差し戻した。 金元市議は2019年8月に交流サイト(SNS)と報道機関向け資料を通じ「労働者像のモデルは1926年、日本で労働を強いられた後に解放された日本人」と主張した。これにキム氏夫妻は虚偽事実の摘示、自身らの名誉を毀損(きそん)する行為だとして訴えを起こした。日本人がモデルではないと反論したものだ。 一審はキム氏夫妻の損害賠償請求を棄却したが、二審は金元市議の発言を「断定的かつ具体的な事実の摘示であり、その内容は事実と異なる虚偽に当
2023年10月、アーティストの草間彌生は、過去に人種差別発言をしたことを謝罪した。 価値観を時代にあわせてアップデートする過程で、かつての過ちを認めることは大切だろう。だが、それによって「キャンセル」されることは必ずしも正しいのだろうか──英メディア「アンハード」が論じる。 美術界の大御所が排斥の危機に 「人は生命の美と同じように恐怖も描くべきだと、私はずっと前に心に決めた」 芸術家はいかに怪物を創り出すか──あるいは、いかに怪物になるか。これを主題にしたH.P.ラヴクラフトの短編小説『ピックマンのモデル』の主人公はそう語る。 ピックマンの描いた絵は悪夢そのもので、語り手を務める友人かつ芸術家仲間は、ひと目見るのも堪えられないほどだ。語り手は身震いしてこう語る。
キュビスム・レボリューション——フランス・パリ発、世界を変えた美の革命 20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックという2人の芸術家によって生み出されたキュビスムは、西洋美術の歴史にかつてないほど大きな変革をもたらしました。その名称は、1908年にブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことに由来します。伝統的な遠近法や陰影法による空間表現から脱却し、幾何学的な形によって画面を構成する試みは、絵画を現実の再現とみなすルネサンス以来の常識から画家たちを解放しました。キュビスムが開いた視覚表現の新たな可能性は、パリに集う若い芸術家たちに衝撃を与え、瞬く間に世界中に広まり、それ以後の芸術の多様な展開に決定的な影響を及ぼしています。 この度、パリのポンピドゥーセンターからキュビスムの重要作品が多数来日し、そのうち50点以上が日本初出品です。主要作家約40人による絵画や彫刻を中心と
登録者数が170万人を超えるYouTubeチャンネルで、絵を超絶技巧で仕上げる様子が人気を集めるのは75歳のおじいちゃん先生・柴崎春通さんだ。柴崎さんいわく「まわりと自分を比べなくていいし、それで心配したり、悩んだりしなくてもいい。世間並じゃなくたっていいんです。例えば親が子を信じてさえいれば、子どもは試行錯誤しながら、いつか自分の中にあるゆるぎない芯棒に気づいていく。そうやって、生きる道を発見していくのだと思います」という――。 「うちの坊は偉い」 「笑顔がステキなおじいちゃん先生」としてYouTubeで大人気の画家・絵画講師の柴崎春通さんは、終戦直後、千葉県の農村地帯で米農家の長男として生まれている。実家は必ずしも裕福とは言えなったが、親から叱られたことも手を上げられたこともなく、愛情をたっぷり注がれて育ったという。
世界最大規模でフィンセント・ファン・ゴッホの絵画、描画、手紙のコレクションを所蔵する、オランダのアムステルダムにあるゴッホ美術館では、2023年9月28日からゴッホの作品にポケモンを取り入れた絵画を展示する「Pokémon×Van Gogh Museum(以下、ポケモン展)」を開催しています。ポケモン展ではゴッホの帽子をかぶったピカチュウのポケモンカードをはじめとした限定グッズが多数登場していますが、それらのグッズを目当てにした転売屋の集結で、パニック状態になっていたことが報じられています。 Pokémon × Van Gogh Museum 🖼 | Coming Soon! - YouTube Pokémon Company responds to Van Gogh Museum merch fiasco - Polygon https://www.polygon.com/238944
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
飯⼭由貴《In-Mates》《In-Mates》は、26分46秒の映像作品。本作の概要として、小田原のどかによる解説を以下に引用する。 《In-Mates》は、1945年に空襲で焼失した精神病院・王⼦脳病院(東京)の⼊院患者の診療録に基づくドキュメンタリー調の映像作品だ。王⼦脳病院には、1930〜40年まで⼊院し、院内で病没した2⼈の朝鮮⼈患者の記録が残されていた。 本作では、同院の診療録に記録された2⼈の朝鮮⼈患者の実際のやりとりに基づき、ラッパー・詩⼈で在⽇コリアン2.5世であるFUNIが、⾔葉とパフォーマンスによって彼らの葛藤を現代にあらわそうと試みる姿が記録されている。 また作品内では、当時の時代背景へ学びを深めるため、FUNIと飯⼭が精神医学史と歴史学のレクチャーを受ける様⼦も収められている。歴史学については、外村⼤が講師を務めた。 飯⼭はこれまでも、精神医療と⾃らの家族、障害者
芸術品の来歴に対する関心がますます高まっている。略奪された過去を持つものを返還する動きもある。米ニューヨーク州では、ナチスが略奪した芸術品についてはその来歴を明示すべしとの法律が施行されたばかりだ。だが、進歩的と思えるこの法律は「表現の自由」を侵害するものかもしれない──識者らに、米大手ユダヤ系メディア「フォワード」記者が聞く。 この記事は米大手ユダヤ系報道機関「フォワード」で最初に掲載されたものです。フォワードの無料ニュースレター登録はこちら。 ナチスに略奪された過去がわかっている芸術作品については、その旨を明記すること──。米ニューヨーク州知事キャシー・ホークルが美術館や博物館にそうした開示を義務づける全米初の法律に署名した際、これはホロコーストの犠牲者に敬意を払うひとつの方法だとアピールした。 だが、州の両院を全会一致で通過し、2022年8月より施行されているこの法律は、米国憲法に反
岡本太郎アートピースが甦る ・芸術家岡本太郎氏の大回顧展『展覧会 岡本太郎』開催を記念して、岡本太郎アートピース集が傑作選として復活。 ・代表作のひとつ「太陽の塔」をはじめ、「こどもの樹」、「ノン」、「犬の植木鉢」、「リボンの子」の5種類をセレクト。 ・岡本太郎氏の名作を掌にのせて、360度 細部まで鑑賞していただけます。 ・ディスプレイボックスを兼ねたブラインドボックスに入れ、お届けします。 ・ディスプレイ空間があなただけのミニチュアミュージアムに。展覧会来場のスーベニアとして、またコレクションやプレゼントにも最適です。 ©Taro Okamoto 岡本太郎記念現代芸術振興財団公認商品 掲載の作品画像についての注意事項。ご使用のデバイス(モバイルやパソコン)の機種や設定により、色調が実際のものと異なって見える場合がございます。ご理解の上、ご参加をご検討ください。
英エディンバラで、ビンセント・ファン・ゴッホ作の「農婦の頭部」を持ち、その下に隠されていたゴッホの自画像のX線画像を見る保存修復士のレスリー・スティーブンソンさん。スコットランド国立美術館提供(2022年7月14日提供)。(c)AFP PHOTO / NEIL HANNA / NATIONAL GALLERIES OF SCOTLAND 【7月14日 AFP】英スコットランド・エディンバラのスコットランド国立美術館(National Galleries of Scotland)は14日、これまで存在が知られていなかったビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の自画像が別の絵の下から見つかったと発表した。左耳がある頃の絵だという。 今回見つかった自画像は、1885年に描かれた肖像画「農婦の頭部」のキャンバスの下にあり、接着剤や厚紙で覆われている。 自画像のゴッホはひげを
「太陽の塔」や「明日の神話」で知られる日本を代表する芸術家、岡本太郎が若き日にパリで描いたとみられる3点の絵画が残されていたことが、太郎についての研究を行う財団などの調査で分かりました。いずれも、その存在を知られていなかった作品で、専門家は、太郎の原点を示す極めて貴重な発見だとしています。 18歳から29歳までをパリで過ごした太郎は、ドイツの侵攻を受けて帰国したあと、中国へ出征していたときに東京の自宅が空襲を受け、保管していた作品はすべて失われたと考えられていました。 ところが、パリ在住のフランス人男性から、ひらひらとしたり、煙のように見えたりするものが描かれた3点の抽象画の1点に「岡本太郎」の漢字の署名があるという連絡が寄せられ、ことし2月、太郎についての資料収集や研究を行っている「岡本太郎記念現代芸術振興財団」などが作品を取り寄せて、詳しい調査を進めることになりました。 調査では「署名
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く