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【読売新聞】 指定暴力団山口組系組員による特殊詐欺事件の被害者3人が、改正暴力団対策法が規定する「使用者責任」に基づき、山口組トップの篠田建市組長に計約2667万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(武部知子裁判長)は5日、請求通り
兵庫県神戸市で山口組傘下組織の組長が何者かによって射殺された。事件の発生場所は地元で人気のラーメン店で、組長は店主だった。なぜ組長はこんな変わった“二足の草鞋”を履いていたのか。組長が利用していたSNSには、「ラーメン愛」と「家族愛」に溢れた数多くの写真が投稿されていた。 【写真】ヤクザにはまったく見えない優しい表情で写真に収まる余嶋さん *** 一杯750円の「テールラーメン」が人気 亡くなったのは特定抗争指定暴力団「山口組」弘道会傘下組織組長の余嶋学さん(57)。22日午前11時過ぎ、神戸市長田区東尻池町のラーメン店「中華そば 龍の髭」で、頭から血を流して倒れているところを女性従業員に発見された。 「倒れていた場所は厨房で、口の中から拳銃のようなもので撃たれていた。抗争事件の可能性もあり、県警は捜査本部を設置して犯人の行方を追っています」(県警担当記者) 世間を驚かせたのは、余嶋さんが
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自由同和会京都府本部会長・上田藤兵衞氏の衝撃の告白本『同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史』(伊藤博敏著・講談社)が、発売直後から大変な話題だ。すでに2万5000部に達しているこの本には、同和運動、自民党、山口組、バブル紳士、闇社会のすべてをつないだ男が目にした「戦後史の死角」が綿密に綴られている。 連載の前篇《山口組五代目のトップシークレット「肝臓癌」治療が、「同和のドン」に相談された理由《手術は「怪僧」が仕切った》》に引き続き、山口組の抗争にいかに上田氏が巻き込まれていったか、その核心部分を紹介しよう(文中敬称略)。 『同和のドン』連載第6回(後編) 中野会と会津小鉄の抗争の場・崇仁地区 〈もともと山口組と会津小鉄は、木屋町事件をきっかけに山口組の田岡一雄・三代目と会津小鉄会の図越利一・三代目との間で、山口組は京都に進出しない「京都不可侵」の“黙契”があった。だが、現実問
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民事介入暴力などの暴力団の不当行為を取り締まる暴力団対策法が施行されて今年3月で30年。暴力団のシノギ(資金獲得活動)の代表格である「みかじめ料」の被害に苦しんできた東京都内の飲食店経営者らが、暴対法に基づきトップの代表者責任を問う損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こした。同様の手法は特殊詐欺事件で確立しているが、みかじめ料の取り立てで適用するのは都内で初めて。弁護団は「表面化しにくい、みかじめ料被害の抑止効果になる」と強調する。 オープン初日に…「付き合え」 平成11年ごろ、都内のある繁華街でクラブをオープンした男性は、開店初日に店の前で、目つきの悪い男から突然、声をかけられた。男は指定暴力団住吉会傘下組織の構成員。一言だったが、すぐにみかじめ料の要求とわかった。恐怖心から「わかりました」と応じ、そこから20年以上にわたり、毎月1万~5万円を支払い続けた。 別の男性は令和元年12月初旬、同じ
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国内最大の指定暴力団山口組から分裂した任侠山口組が組織の名称を「絆會(きずなかい)」と変更したことが、関係者への取材で分かりました。山口組と神戸山口組との抗争が激化するなか「山口組」の名称を外すことで、2つの組織との違いを明確にするねらいがあるとみて警察は確認を進めています。 名称を変更したのは兵庫県尼崎市に本拠を置く指定暴力団、任侠山口組で、警察によりますと、おととし末の時点の構成員はおよそ400人です。 関係者によりますと、任侠山口組は12日から「絆會」と名乗ると、関係団体などに通知したということです。 国内最大の指定暴力団「山口組」をめぐっては、5年前関西を中心とした一部の幹部が「神戸山口組」を結成して分裂しました。 さらに、「神戸山口組」でも内部対立が起こり、3年前に組織運営に不満を持つ一部の勢力が「任侠山口組」として離脱しました。 分裂後、山口組と神戸山口組の対立が続き、特に去年
11月27日、兵庫県尼崎市で「神戸山口組」の古川恵一幹部(59)が射殺され、兵庫県警は29日、京都府警が銃刀法違反容疑などで逮捕していた朝比奈久徳容疑者(52)を殺人容疑で再逮捕した。朝比奈容疑者は山口組傘下組織の元組員。犯行に使われたのは、殺傷能力の高い軍事用の自動小銃「M16」とみられている。遺体は激しく損傷し、顔にも正面から撃たれた弾痕が複数あったという。朝比奈容疑者は取り調べに対し、「30発くらい撃った」と供述している。 ここに来て抗争が激化している山口組。分裂した「神戸山口組」の中核組織「山健組」の事務所の近くで、「六代目山口組」傘下の組員が射殺事件を起こし、ヒットマンが68歳だったことが話題を呼んだ。その1週間ほど後の10月18日には、分裂前から山口組のナンバー2を務める髙山清司若頭(72)が約5年4カ月ぶりに出所するなど、にわかに山口組の周辺が騒がしくなってきた。 内部抗争が
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