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佐々木俊尚に関するsarutoruのブックマーク (78)

  • どこの国でも「宗教離れ」が進み、自己啓発に乗っ取られていく 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.689|佐々木俊尚

    上記の記事によるとフランスではカトリック信者と答えたのは23パーセントしかおらず、64パーセントが無宗教。イギリスでは国教会への帰属を表明する人はたったの7パーセントで、70パーセントが無宗教。最も信仰心が薄いのはチェコで、無宗教の人は91パーセントもいるそうです。 アメリカは「宗教国家」と呼ばれるぐらいにキリスト教の強い国ですが、それでもこの数字。ピュー研究所によると、2011年には「自分はキリスト教信者である」と自認している人が75パーセントだったのが、昨年は63パーセント。いっぽうで無宗教の人は18パーセントから29パーセントに増えています。つまりアメリカ人の10人にひとりぐらいが、キリスト教から無宗教にくら替えしたということです。 どこの国でも宗教離れは若者世代に顕著で、もはや次の世代には宗教的価値観は受け継がれることはないだろうと言われています。いっぽうでヨーロッパに流入する移民

    どこの国でも「宗教離れ」が進み、自己啓発に乗っ取られていく 佐々木俊尚の未来地図レポート Vol.689|佐々木俊尚
  • 正義を誹謗中傷に変えてしまうツイッターの「数の兵器」という概念 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.668|佐々木俊尚

    特集 正義を誹謗中傷に変えてしまうツイッターの「数の兵器」という概念 〜〜「この指とめよう」を実現するには何が必要か たとえば夜の通勤列車の中で、見知らぬ男性が別の人にからんでいるとします。都市部に住んでいる人なら、たまにそういう光景を見ることはありますよね。大声を出し、真っ赤な顔をして怒鳴っている男性。怒鳴られた方は不安と恐怖で慄いています。「ちょっとそういう風に怒鳴るのはやめていただけませんか」と小さな声で反論しますが、男性の怒りはやみません。さらに声は大きくなり、怒鳴り続けます。 そういう時に、まわりの乗客はどのような反応をするでしょうか。大半の人は、見て見ぬふりでしょう。電車の中で平気で怒鳴るような面倒な人には、関わりたくない。被害者は可哀想だけど、自分も巻き込まれるのはちょっと困る…そう思う人が多いのではないかと思います。 なかには勇気をふるって、男性に抗議する人もいるかもしれま

    正義を誹謗中傷に変えてしまうツイッターの「数の兵器」という概念 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.668|佐々木俊尚
  • 戦後メディアの病――悪と対峙し、弱者を代弁する自分こそが善である/佐々木俊尚 - SYNODOS

    2011年の福島第一原発事故にまつわる新聞やテレビの報道は、日の戦後メディアが内包していた問題をまざまざと浮かび上がらせたと言える。風評被害を抑えるべき報道機関が逆に風評を煽ったケースは少なくなく、そうした報道はいまも続いている。これらの風評は福島の人たちへの差別を生じ、大いなる苦しみをもたらした。この問題はおそらく、広島・長崎における被爆者差別とならんで未来への長い期間にわたって禍根を残し、後世に研究される問題になっていくだろう。 「弱者の味方」であったはずの新聞やテレビの記者たちが、なぜこのような差別を引き起こしてしまったのか。稿では、加害者と被害者の関係という構図からこの問題について論考していきたいと思う。前半ではなぜ戦後メディアがこのような構図に陥っていったのかを歴史を振り返りながら概観し、後半ではこのような構図が社会にどのような影響を与えているのかを論考する。 戦後マスメディ

    戦後メディアの病――悪と対峙し、弱者を代弁する自分こそが善である/佐々木俊尚 - SYNODOS
  • 相次ぐジャーナリストのハラスメント疑惑へのジャーナリストの一考察(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    「パワー=権力」とは何か 反権力という言葉が使われるとき、その「権力」はたいてい政治権力を指している。時の政権であり、大統領や首相や与党である。しかし権力は何も政治権力だけとは限らない。人間の集団が生まれれば、かならず権力は生まれてくる。 権力は英語では、シンプルにpower(力)という単語が使われる。権力=powerの定義としては、アメリカ政治学者ロバート・ダールが1957年に発表した論文の一節が有名だ。 「AがBに対して、そうしなければBが行わなかったことをさせたとき、AはBに対して権力を行使したと言える(A has power over B to the extent that A can get B to do something that B would not otherwise do.)」 これだけでは物足りないという指摘もある。BがAに服従して洗脳されるような状態にあると

    相次ぐジャーナリストのハラスメント疑惑へのジャーナリストの一考察(佐々木 俊尚) @gendai_biz
    sarutoru
    sarutoru 2019/03/17
    >私は人権派ジャーナリストにハラスメント事件が相次いでいる背景には、上記のような善悪ヒエラルキー的思考が潜んでいるのではないかと見ている
  • あなたの言う「フェイクニュース」は、「オルトファクト」の間違いかもしれない | 文春オンライン

    「フェイクニュース」という言葉は、いまでは敵対する相手へのレッテル張りのツールになりつつあるようだ。 フェイクニュースは、日語で言えば要するに「デマ」「偽記事」である。虚偽の記事であることが明確に証明でき、それに多くの人々が同意できるのであれば、「それは虚偽です」と指摘するだけで済む。こういうケースの典型は、昨年のDeNAキュレーションメディア事件だ。 DeNAが運営する医療メディア「ウェルク」は、たとえばこんな記事を書いていた。「肩こりがひどいのは病気が原因?」という見出しで、「肩の痛みや肩こりなどは、例えば動物霊などがエネルギーを搾取するために憑いた場合など、霊的なトラブルを抱えた方に起こりやすい」。これが虚偽であることを否定する人はあんまりいないだろう。だからウェルクは閉鎖され、DeNAの幹部が謝罪する事態になった。 ところがいま蔓延しているのは、社会の大多数が同意できるような明白

    あなたの言う「フェイクニュース」は、「オルトファクト」の間違いかもしれない | 文春オンライン
    sarutoru
    sarutoru 2017/07/18
    →釈迦に説法、分かって書いているのは百も承知で書くと、その状況をポスト・トゥルースという
  • ピンタレストジャパン定国直樹社長に聞く(第3回) グローバルなサービスを日本に浸透させるためにしたこととは?(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    メディアの未来についてジャーナリスト佐々木俊尚さんが切り込んでいく連載、今回のゲストはピンタレストジャパン代表の定国直樹さんです。「画像共有SNS」と誤解されていることの多いサービスですが、 SNSとはまったく違うポジションをとっている「Pinterest」。第3回は、ローカライズするために定国さんがやったこと、Pinterestのピンが埋め込まれたDeNAグループのキュレーションプラットフォームについて、聞きしました。(文・田中裕子/写真・瀬野芙美香) ⇒第1回はこちらからご覧ください。 ⇒第2回はこちらからご覧ください。 さっきまで知らなかった「ギリシャのサンドイッチ」をべる 佐々木 Googleは検索エンジンの限界を重々承知していて、そのうえでユーザーの行動履歴から「直接的な言葉では探していない情報」を提供しています。しかし、こうしたコンテキスト(文脈)サーチは、経験していないこ

    ピンタレストジャパン定国直樹社長に聞く(第3回) グローバルなサービスを日本に浸透させるためにしたこととは?(佐々木 俊尚) @gendai_biz
    sarutoru
    sarutoru 2015/07/08
    >インタレストグラフは重要だと言われつつ、それに特化したサービスがなかったんですよね ←なるほど~
  • SmartNews鈴木健【第2回】「コミュニティを構成する人間の”当事者性”の濃淡を可視化して、ニュースをパーソナライズする」(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    これからのメディアについて、ジャーナリスト佐々木俊尚氏が切り込んでいく連載4人目のゲストは、スマートニュース社共同CEOの鈴木健氏。同社が開発・運営するニュースアプリSmartNewsは2014年10月に米国版がリリースされ、全世界で高い評価を得ている。ニュースアプリの先頭を走り続けるSmartNewsは、何を目指しているのか---。 (文・田中裕子) 第1回はこちらからご覧ください。 当事者性には「濃淡」がある 鈴木 1925年に発刊されたウォルター・リップマンの『幻の公衆』には、すでにこういうことが書かれているんです。「投票率は下降し、棄権する人々も増えた。これまでの制度は小さな社会では成立するが、大きな社会、いわゆる『グレート・ソサエティ』では通用しなくなる。なぜなら、一般民衆はあらゆる問題を考え、処理することができないからだ。だから、一般民衆に期待するのではなく専門家ががんばるし

    SmartNews鈴木健【第2回】「コミュニティを構成する人間の”当事者性”の濃淡を可視化して、ニュースをパーソナライズする」(佐々木 俊尚) @gendai_biz
    sarutoru
    sarutoru 2015/01/22
    “これからはプログラマも説明責任と倫理が必要になります”
  • 「悲惨な人生でも穏かに暮らすことができる」佐々木俊尚が辿りついた新たな境地(小野 美由紀) @gendai_biz

    文化人や一流ビジネスパーソンが、これまでの半生を振り返りつつ、自分にとっての「愛」とは何か?を語るインタビュー連載。第一回はジャーナリストの佐々木俊尚さん。前編はこちらからご覧ください。 人生を設計し直すしかない 98年、毎日新聞社の事件記者として多忙を極めていた佐々木俊尚は警視庁担当を外れ、遊軍記者としてさまざまな現場に足を運ぶようになった。新聞記者としてのキャリアにも脂が乗ってきた頃だ。右耳が聞こえなくなったのは、突然のことだった。 「その日はちょうど、小渕内閣が組閣された日。小渕氏の自民党総裁就任演説を取材しに、自民党部に出かけたとき、『小渕総裁、 万歳!』って声が聞こえた瞬間、耳がびーんと聞こえなくなって。 先輩に言ったら『それは突発性難聴だから、明日休んで病院に言ったほうが良い』と言われて翌日警察病院に行ってMRIを撮ったら、突発性難聴ではなく巨大な腫瘍が頭の中にありますと言

    「悲惨な人生でも穏かに暮らすことができる」佐々木俊尚が辿りついた新たな境地(小野 美由紀) @gendai_biz
  • 終わりの見えない虐待に耐える毎日…ジャーナリスト・佐々木俊尚の「壮絶過去」(小野 美由紀) @gendai_biz

    人々のライフスタイルが多様化するとともに、われわれは恋愛結婚のロールモデルなき時代に突入した。各文化人や一流ビジネスパーソンが、これまでの半生を振り返りつつ、自分にとっての「愛」とは何か?を語るインタビュー連載。第一回はジャーナリストの佐々木俊尚さん。佐々木さんが波瀾万丈の人生の中で見いだした、愛の作法とは? どこにも居場所がない、凍り付いた世界で 「自分にとって、人間関係は悩みの種だった」と、佐々木は語りはじめた。 「新聞記者時代、僕がやっていたのは主に事件記者だった。警察を回って刑事から情報をもらう役回りなんだけど、警察官とは一方的に新聞記者が聞き取りをして情報をもらう関係。『僕は君が好きだ』と相手の心に入り込むしかない。それが僕は苦痛でしょうがなくて……。 育ちのいい人はうまいんだよ。育ちのいい人は、人の心を疑わない。人は、小さい頃から、好意を受け取る経験をしていないと、育ってから

    終わりの見えない虐待に耐える毎日…ジャーナリスト・佐々木俊尚の「壮絶過去」(小野 美由紀) @gendai_biz
  • [悪徳商法?支店]: 【幸福の科学】佐々木俊尚氏の「信仰も否定もしていない」という詭弁

    佐々木俊尚氏が、ジョブズ霊について語るイベントに関連して、以下のようなツイートがありました。 信仰してませんよ。でも否定ももちろんしません。まあ「お前は信仰か否定かどっちを選べ!」という問いがあったら、そっちの方が怖いですよね。 RT @ypegasasu810888 @sasakitoshinao 幸福の科学信仰してるのですか? — 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) November 13, 2013 当サイトを読んでくださっている賢明な読者の方なら一発で気づくと思いますが、これは「誤った二分法」の詭弁もしくは二者択一の詭弁と呼ばれるものです。そして、他者の批判が、あたかも二者択一を迫っているかのように誘導するストローマンの詭弁もしくは藁人形論法でもあります。 仮に、信仰と否定が同じ直線上に存在するとして、その間には無数の選択肢が存在します。たとえば、 ・広告塔として名前を

  • テレビが進化する可能性を追う!日本の閉鎖的な放送業界を揺り動かす「SPIDER」のさらなるチャレンジ(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    先進的なTV機器として非常に強い注目を集めている「SPIDER」が今春、新たな段階へと踏み出そうとしている。これは日テレビの未来を考えていく上で、非常に重要な意味をはらんでいる。 SPIDERの持っている意味をひとことで表すのは難しいが、この機器についての同社の公式説明はこうだ。「テレビの番組もCMも検索できる全チャンネル同時録画レコーダー」。野村総研出身の有吉昌康氏が設立したベンチャー企業PTPが、2007年から発売している。昨年春には地デジに対応し、画面インタフェイスやリモコンもまるでアップル製品のような洗練されたものへと一新された。 新しい展開とは何か。それは端的に言えば、テレビのウェブ化であり、構造化である。つまりはテレビ放送がこれまで、ITの潮流の中で取り残されてきた部分を補おうとしているのだ。 具体的にいえば、キー局やローカル局を含めて全国で放送されているすべての番組を、デ

    テレビが進化する可能性を追う!日本の閉鎖的な放送業界を揺り動かす「SPIDER」のさらなるチャレンジ(佐々木 俊尚) @gendai_biz
  • https://www.ngs-forum.jp/rblog/detail.php?cno=308

  • 警察の情報漏洩問題 佐々木俊尚さんの見解をきく(深水英一郎) | ガジェット通信 GetNews

    警察幹部による情報漏洩は、夜おこなわれる 警察幹部に対しておこなわれるマスメディア記者による「夜回り」の問題など、これまでタブーとされてきた問題に切り込んだ佐々木俊尚さんの新著「『当事者』の時代」(光文社新書)。 書は、「なぜ日のメディアは現在このような状況になっているのか」を解き明かすことに挑んだものであり、日人が生み出したメディア空間の在り様の一端を知るために「夜回り」の問題にも触れています。 結論から言えば「夜回り」そのものは警察幹部による公務員法違反行為、すなわち違法行為なんですが、この違法行為が見過ごされる独特の状況がなぜ生まれ、現代に至ってしまったのか。なぜ警察はこの違法行為を止められなくなってしまったのか。佐々木俊尚氏の「『当事者』の時代」ではまるまる一章をつかってこの問題の解析に取り組んでいます。興味ある方は是非手にとってみてください。 Amazon.co.jp: 「

    警察の情報漏洩問題 佐々木俊尚さんの見解をきく(深水英一郎) | ガジェット通信 GetNews
    sarutoru
    sarutoru 2012/07/04
    >最終的には夜回りによって得られた情報が社会として有用であるかどうか、というところに行き着くのではないでしょうか。
  • 「当事者性vsないものねだり論者」という新しい対立軸 2011/08/29

    佐々木俊尚 @sasakitoshinao 野田さんが首相か。またも「史上最低の宰相」とか「菅の方がまだましだった」とか言い出す人がいっぱい出てくるだろうな。いつまで同じ事を繰り返し続けるんだろう・・。 2011-08-29 15:10:13 佐々木俊尚 @sasakitoshinao 震災への対応にしろ、グローバリゼーションとどう向き合うかという問題にしろ、だれもが納得できる解決方法なんてもはや存在しないんだよね。皆すべての責任を政治に押しつけて、ないものねだりし続けてるだけ。 2011-08-29 15:16:41

    「当事者性vsないものねだり論者」という新しい対立軸 2011/08/29
  • 佐々木俊尚氏 新たな対立軸を論考するとツイート | web R25

    ※この画像はスクリーンショットです">佐々木氏の公式サイト。メルマガの抜粋も読むことができる ※この画像はスクリーンショットです ITジャーナリストの佐々木俊尚氏が、新たな論考テーマを見つけたことをツイッターで報告した。同氏は8月29日、こうツイートした。 「ここに来て、以前私が言っていた『マスコミvsネット』論は撤回し、今後は『当事者性vsないものねだり論者』の新しい対立軸の論考へと移行することを宣言したいと思っています」 こう書くに至ったのは、野田佳彦氏が民主党の新代表になったことを受け、「史上最低の宰相」「菅の方がまだましだった」などと言い出す人が出てくると予想したことに端を発するという。そのうえで、「政治が悪い」と「ないものねだり」する人には何も残らないと書き、続けて 「そういうないものねだりして愚図ってる人たちとはとうてい理解し得ないし、そういう人たちとは別の圏域を社会の

  • やっとおさまった、イングランドの暴動 ―真実は何か? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ

    ロンドン、そしてイングランド地方各地で勃発した、放火・略奪行為(とりあえず暴動という言葉が使われているので、「暴動」)が、ようやく終息を迎えたようだ。 私はここ10日ほど、国外に旅行に出かけており、その間、ほとんど英国のニュースに触れることができなかったが、旅行先でも「暴動(ライオット)」はどうなったかといろいろな人から聞かれた。 帰国してみると、英国でもそして日でも「一体、何故?」という大きな疑問がいまだ渦巻いていることが分かった。確かに、イングランド各地で相次いで発生し、新聞やテレビが大々的に報道し、逮捕者も3000人近くに上ったのだから、理由を知りたいのは当然だ。 いろいろな方が「何故か」そして「日でも同様の行為が発生するのかどうか」に関して、論考を書かれている。私も一通り、複数の論考に目を通してみた。それぞれ、一理ある論考ばかりであったが、私自身の感触に最も近かったのが、 ブロ

    やっとおさまった、イングランドの暴動 ―真実は何か? | 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
  • 僕らの神話が終わった日 ─ そして希望の物語が始まる

    僕たちはいま、かつてない苦難の時代を迎えています。予想もしていなかった災厄と、グローバリゼーションという新たな世界の襲来。僕らはどのように生き延びていくことができるのか。そういう困難な課題に直面しています。 背中を丸めてただ見ないですませようという選択もあるでしょう。犯人を捜し出し、吊し上げることで憤を晴らす人もいるでしょう。それで何もかもが過ぎ去り、ふたたびあの暖かな日差しが戻ってくるのなら、それでもかまわない。 でもあの晴れた午後は、もう決して戻ってこないのです。 だったらいま、僕らはやるべきことは何か。 それは僕らの「これから」を、今こそ探し求めること。 その探し求める過程を大切にし、つねに探し求めてやまないこと。 企業社会が元気だった高度経済成長時代のように、もうそこには答はありません。だれも「安定した人生」のような答は用意してくれていないのです。 しかし僕らは、過去のできごとか

    僕らの神話が終わった日 ─ そして希望の物語が始まる
  • ジャーナリズムはモジュール化する | 佐々木俊尚公式サイト

    ジャーナリズムの定義が揺らいでいる ウィキリークス問題が波紋を広げ続けている。「ウィキリークスはメディアなのか?」「それはジャーナリズムといえるのか?」「情報はどこまで透明化されることを許されるのか?」といった問いがあちこちで噴出し、しかしそれらに対して今のところわかりやすい答はない。 なぜ明快な答が無いのかといえば、そもそもそれらの質問の大前提そのものが揺らいでいるからだ。「メディアなのか」「ジャーナリズムといえるのか」という問いについて言えば、じゃあメディアやジャーナリズムの定義とはいったい何なんだ?ということを問い直さなければならない。 既存の新聞社・テレビ局・出版社・ラジオ局、そしてそこに所属する記者やそれらのメディアに寄稿・出演しているフリージャーナリストといった既存のマスメディア空間だけを「メディア」「ジャーナリズム」として定義するのであれば、ウィキリークスはメディアでもジャー

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    sarutoru 2010/12/18
    →構成要素化=担い手の多様化
  • 映画「レオニー」で考えた非承認時代の生き方:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点

    札幌のモエレ沼公園の空は青かった 20世紀の最も偉大な彫刻家のひとりに数えられているイサム・ノグチは当初純粋な彫刻からスタートし、やがて庭園や噴水の設計など、大地をつくり変える方向性へと進んだ。彼は自然と作品を融合させ、人工でも自然でもないマージナル(境界的)な領域に自分の世界をつくりだした。だからアメリカでのイサム・ノグチの評価はいまにいたるまで、彫刻に自然という存在を取り入れたという部分に最も高い。 どっしりと広がる大地と、その上で自由に子供たちが軽やかに楽しく遊ぶ世界。たとえばプレイマウンテン(遊び山)というテーマは、彼の人生の大きな主題のひとつとなった。1935年、ニューヨークの公共施設のために彼が作ったプレイマウンテンの作品案は、ピラミッド型の山の横幅いっぱいに階段を頂上までつみかさね、夏にはそこに水を流してウォータースライダーとして遊び、冬にはそれが橇遊びの場所になるというもの

    映画「レオニー」で考えた非承認時代の生き方:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
  • 東浩紀(批評家・作家) vol.2「プライバシーって本当に必要ですか?」(佐々木 俊尚) @gendai_biz

    佐々木:ブログにしてもツイッターにしても、言論空間としての質はかなり高まっています。いろんな多様な議論が行われてます。 ただ、そういうと必ず、「そんな誰も読まない、政治権力と関係ないところで、勝手に力の無い者が議論を交わしても、政治のプロセスに繋がらないのであれば言論空間として意味がない」という声が出る。 「政治を変えるのはやっぱり行動しなきゃダメだろう」という意見は必ずあります。 ネット上の言論空間をどうやって政治に繋げていくのか。そこは結構難しいですね。 東:非常に愚直な言い方をすると、僕はそれは言論しかないと思っています。朝日新聞の論壇時評をやって、それなりにポジティブな気持ちにもなっている(笑)。 佐々木:ある意味、東さんのやっていることは政治権力に繋がっていくかもしれませんが(笑)。 東:僕たちはいろいろ議論している。ところがまったく政治権力に繋がらない、となると、その次の議論と

    東浩紀(批評家・作家) vol.2「プライバシーって本当に必要ですか?」(佐々木 俊尚) @gendai_biz