なぜか、先週から英語の“responsibility” と “accountability”という言葉がアタマをぐるぐる回っている。辞書ではともに「責任」と訳されて、「accountability」は「 説明責任」といった注釈がついているが、英語本来の意味からすると時制とその用法に違いがある。 • 「responsibility」:これから起こる(=未来)事柄や決定に対する責任の所在を示す。 • 「accountability」:すでに起きた(=過去)決定や行為の結果に対する責任、またそれを説明する責任を表す。 また、この2つの言葉の持つ、もう1つの側面は以下のような時に使われるという用法の違いも大きい。 • 「responsibility」:「誰の責任であるのか?」という時に使われる。 • 「accountability」:「誰が責任を取るのか?」という時に使われる。 英語では以