【政治とカネ】製薬業界、パーティー経由して政界に11億円 (1/2ページ) 2009.8.9 01:24 製薬業界の政治団体「製薬産業政治連盟」が平成19年までの8年間に、政治資金パーティーで総額13億6千万円余りを集め、パーティー券購入などによって中央政界に11億円前後の資金を提供していたことが8日、産経新聞の調べで分かった。政治献金の規制が強まる中、業界がパーティーによって薬品メーカー各社から集金し、パーティー券購入などで与野党側に広く資金を分配していた実態が明らかになった。「政治とカネ」の関係も問われることになる総選挙を前に、パーティーを介した製薬業界からの多額の政治資金の存在が浮上した。 政治資金収支報告書では、1回の開催で1千万円以上の収入があるパーティーを「特定パーティー」と呼ぶ。総務省によると、年間の特定パーティー収入の政治団体別ランキングで、製薬産業政治連盟は平成12年