ツイッターに不適切な投稿をしたとして、東京高裁の民事裁判官、岡口基一氏(52)が最高裁の分限裁判で懲戒処分を受けた。岡口氏は「裁判官の表現の自由を制限する」と反発し、一部の学者や弁護士も賛同する。だが、大きな影響力を持つ裁判官の発信として適切だったかという視点が欠けているように感じる。 「信頼損ね」懲戒 自由制限と反発 「公園に放置されていた犬を保護し育てていたら、3か月くらい経(た)って、もとの飼い主が名乗り出てきて、『返して下さい』」 「え?あなた?この犬を捨てたんでしょ? 3か月も放置しておきながら・・」