5年前に世界最速のコンピューターとしてデビューした、海洋科学技術センターの地球シミュレーターが運用を停止することになったそうです。 500億円をかけて作ったコンピューターですが、年間の運用経費が50億円もかかる上に、世界に続々ともっと早いコンピューターが出現してしまい、今や世界30位にまで落ちてしまっては、運用を続ける意味がなくなったということなのだと思います。国内でも、東工大のGSICセンターに世界16位のコンピューターがあるそうなので、仕方がないような気がします。 原理も意味も良くわからないのですが、この記事「地球シミュレータ vs 30000台のPS3」によると、PS3を使って分散コンピューティング処理を行うことで、地球シミュレーターと同じ処理速度(35.86TFLOPS)を出すのには20GBモデル(4万9980円)のPS3が2259台、約1.1億円で済むのだそうです。もちろん、それ