【カイロ=今村実】トルコの通信当局は二十日、簡易投稿サイト・ツイッターの接続を遮断した。汚職スキャンダルで揺れ、三十日の地方選の前にインターネット上での批判を封じたいエルドアン首相の意向に沿った措置とみられるが、新たな言論統制には反発が強まりそうだ。 ロイター通信などによると、トルコ当局は遮断の理由について、市民からのプライバシー侵害の申し立てにツイッターが対処していないと主張。「裁判所の決定に従った」とした。
【カイロ=今村実】トルコの通信当局は二十日、簡易投稿サイト・ツイッターの接続を遮断した。汚職スキャンダルで揺れ、三十日の地方選の前にインターネット上での批判を封じたいエルドアン首相の意向に沿った措置とみられるが、新たな言論統制には反発が強まりそうだ。 ロイター通信などによると、トルコ当局は遮断の理由について、市民からのプライバシー侵害の申し立てにツイッターが対処していないと主張。「裁判所の決定に従った」とした。
トルコ政府は20日、ツイッターへのアクセスを遮断し始めた。トルコでは汚職問題に絡むエルドアン首相らのものとみられる音声データがインターネット上に公開されている。 エルドアン氏は20日、西部ブルサであった地方選の選挙集会で「我々はツイッターを根絶やしにするつもりだ。国際社会が言うことは気にしない」と演説。数時間後にツイッターへのアクセスを遮断した。 首相府が同日夜に出した声明は遮断の理由として、ツイッター側が裁判所の削除命令などを無視していることなどを挙げた。
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