有田芳生の『酔醒漫録』 ジャーナリスト、新党日本の副代表として挑む日本の根本的転換。その眼から見た日々の雑感を綴ります。「酔醒」は中国の「梁書」にある「酒を飲むこと能はざるも、賓客交遊を好む。終日獻酬して、其の酔醒を同にす」から取りました。 11月25日(日)晴れ。サンデープロジェクトを途中まで見て駅前まで出かける。駅前は衆議院選挙の区割りでいえば東京10区。そこで共産党の岸良信・練馬地区委員長(東京9区から立候補予定)がはじめての街頭演説を行うというので聞きに行った。歩いていたら共産党の宣伝カーが通りすぎていった。前の席に岸さんが座っていたので挨拶すると「お〜!頼みますね」。頼まれてもなあと苦笑。同時代に学生運動に関わったものの、私は京都にいて、岸さんは都学連の委員長だったから、直接の接点はなかった。その岸さんが光が丘の私の自宅までやってきたのは、もう20年も前のこと。私が一水会(当時は