福岡県警は14日、在留資格認定証明書を発行するよう福岡入国管理局職員らを脅したなどとして、北九州市若松区上原町、人材派遣会社社員、大山珍徳(韓国名・徐珍徳)(63)ら4容疑者を強要と脅迫容疑で逮捕したと発表した。2人は容疑を認めているが、別の2人は「かかわっていない」と否認しているという。 他に逮捕されたのは、同区古前2、同社社長、田村光博(52)▽同区深町2、同社員、田中伸一(43)▽同区浜町3、看護師、小川由貴子(46)の3容疑者。容疑は、4人は共謀し6月29日~9月7日、同局職員3人と家族に対し、在留資格認定証明書を発行しないと家族に危害が及ぶなどという内容の脅迫文9通を職場や自宅に郵送した他、8回にわたって職場に脅迫電話をかけたとしている。 県警によると、大山容疑者は同市戸畑区の人材派遣会社を実質的に経営。海外から外国人を呼んで県内の飲食店などに派遣していた。招へい予定の外国人の在