フィリピン・マニラ(Manila)で、着陸態勢に入った日本航空(Japan Airlines)機(2011年2月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/NOEL CELIS 【4月18日 AFP】米カリフォルニア(California)州から出ることを禁じられた子どもと日本国籍の元妻が日本に行く際に不法に協力したとして、米国籍の元夫が、日本航空(Japan Airlines)と米国の旅行代理店を相手取って裁判を起こした。 訴えを起こしたのは米国籍のスコット・ソーヤー(Scott Sawyer)さん。日本航空と米旅行会社は、離婚した親による子どもの連れ去りが頻発していることを知りながら、2008年12月に元妻のキョウコ・ソーヤー(Kyoko Sawyer)さんが当時2歳だった息子のウエイン(Wayne)くんを日本に連れ帰った際に協力したと主張している。 1980年のハーグ条約は、国際結婚で生まれ