関連トピックスソフトバンク 携帯電話大手のソフトバンクの顧客情報の管理システムを悪用され、愛知県警の捜査幹部の情報が流出した事件で、この幹部の自宅の住所や電話番号、家族構成といった個人情報が、2週間足らずの間に調べ上げられていたことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、幹部が携わっていた事件捜査を阻む目的で、個人情報が不正取得されたとみている。 捜査関係者によると、幹部は、指定暴力団山口組弘道会(本部・名古屋市)や反社会勢力に関する捜査を担当していた。2009年ごろからは、県警が弘道会と資金的つながりが深いとみる風俗店グループの実態解明や、このグループの実質的経営者が名古屋市内で進めていた住宅建築計画の情報収集に携わっていた。 今回、不正競争防止法違反(営業秘密侵害)の疑いで逮捕された岡山市のソフトバンクの携帯電話販売店の元店長横田太佑容疑者(33)は10年7月1日、広島市の探偵