タレントで大学生の冨田真由さん(20)が東京都小金井市のライブ会場前で刺された事件を受け、警視庁は17日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への 執拗 ( しつよう ) な書き込みについても、同庁本部のストーカー専門部署で一元的に対応するなどの再発防止策を発表した。 同庁は冨田さんからの相談対応に「問題があった」としており、冨田さんの回復を待って事情を聞いた上で、検証結果を公表する。 同庁によると、殺人未遂容疑などで送検された岩埼友宏容疑者(27)は当初、冨田さんのツイッターなどに書き込んでいたが、ブロックされ、友人のツイッターに書き込むようになった。冨田さんは事件前の5月9日、岩埼容疑者の名前を挙げ、「友人のツイッターへの書き込みを止めさせてほしい」と武蔵野署に相談したが同署は「切迫性がない」と判断。ストーカーを専門とする本部の「人身安全関連事案総合対策本部」に報告しなかっ