2008年1月11日付の朝刊で朝日新聞が伝えるところによると、東京都の練馬区立図書館で1月5日付で図書館システムが刷新され、「本の貸し出し履歴を一定期間職員が参照できるシステムを導入した」という。同紙によれば、 参照できるようになったのは、その本を借りた直近2人の利用者番号。返却後、最長13週間まで保存する。個々の利用者がそれまで借りた本の記録は従来通り残らない。 とのこと。導入の目的については、次のように報道されている。 区が履歴の一時保存に踏み切ったのは、ここ数年、貸し出した本が切り抜かれたり書き込みされたりして、誰が破損したかを巡り窓口でトラブルになるケースが増えているためという。 この報道を受けて、東京の図書館をもっとよくする会が1月13日に「「練馬区立図書館貸し出し履歴保存」問題にかかわる見解」を出している。 ・「「練馬区立図書館貸し出し履歴保存」報道に関して」(東京の図書館をも