強姦(ごうかん)罪などに問われた被告が当時の様子を盗撮したビデオの原本を弁護人が所持している問題で、宮崎地裁(瀧岡俊文裁判長)が弁護人に原本4本の提出命令を出したことが4日、分かった。1日付。命令に強制力はなく、弁護人は「(刑事訴訟法上の)押収拒絶権があり、提出命令には応じられない」として近く抗告する方針。 (全文は5日付朝刊または携帯サイトで)
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染の検査をした病院が、感染を無断で勤務先の病院に伝え退職を余儀なくされたとして、九州の20代の看護師が両病院を経営する2法人を相手に、慰謝料など計約1100万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。厚生労働省が都道府県に出したガイドラインは、医療現場を含めた職場でHIV感染が就業禁止の理由にならないと定めている。原告弁護士や専門家によると、医療従事者である看護師がHIV感染と退職を巡って提訴するのは初めてという。 提訴は11日付。訴状によると、看護師は九州の総合病院に勤めていた昨年6月、目に異常を感じ複数の病院を受診。その後勤務先の総合病院にかかり、8月、紹介された大学病院での診察でHIV感染の可能性が浮上し、検査で陽性と判明した。 看護師はHIV治療薬の副作用による体調不良などで一時的に病欠したが、大学病院の医師から「注射などで自分を刺して患者を刺すことはあり
「被告の親族強姦被害」 検事 福岡地裁公判で明かす 2011年10月29日 10:01 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 強制わいせつなどの罪に問われた20代の男性被告に対する福岡地裁の公判で、福岡地検の検察官が被告人質問の際、被告の親族がかつて強姦(ごうかん)の被害に遭ったことを明らかにし、裁判長から質問のやり直しを命じられていたことが分かった。検察官は親族の続柄を具体的に示しており、被告を知る人は誰が性犯罪の被害に遭ったか特定できたことになる。地検幹部は「適正さを欠いた発言だった」としている。 性犯罪の被害者にとっては、捜査や公判で被害の状況が詳しく明かされることによる二次被害が指摘され、近年は公判でも実名を明かさないのが一般的だ。検察官の発言は直接法に触れるものではないが、識者は「名誉を毀損(きそん)する発言だ」と批判している。 被告は、女性にわいせつな行為をして現金を奪ったとし
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