昨年の衆院選から2日後の9月1日に、麻生内閣の官房長官だった自民党の河村建夫衆院議員が支出を受けた2億5000万円の官房機密費について、使途の情報公開を求めた市民団体「政治資金オンブズマン」(大阪市)のメンバーが6日、非開示とした国の決定を不服として、処分取り消しを求める訴訟を大阪地裁に起こした。 訴状によると、オンブズマン側は昨年10月、政権交代までの約6か月間の官房機密費の使途について開示請求したが、同12月に内閣官房は非開示とした。 原告弁護団の阪口徳雄弁護士は提訴後に記者会見し、「政権交代が決まった直後に2億5000万円も引き出したのは、機密費の食い逃げとしか言いようがない。裁判では、河村議員を証人申請したい」と話した。 内閣官房内閣総務官室は「提訴を承知していないのでコメントできない」としている。
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