幹線道路沿いに果物やナッツを売る露店が並び、談笑する人々やロバが行き交う。西アフリカにあるセネガルの首都ダカールは、アフリカ大陸でも治安の良い街として知られる。ほのぼのとした風景が続くなか、頻繁に現れるものがある。中国製の監視カメラだ。セネガルは約200億円を投じ2019年からデジタルインフラを整え始めた。支えたのは中国政府だ。主要都市に設置したカメラが集めるデータはセネガル政府が中国華為技
無数の人間たちが培養槽のようなカプセルに入れられ、巨大コンピューターの動力源として利用される――。 SF映画「マトリックス」の世界が、AI社会で現実のものとなってきている。 フィンランドでは、刑務所の受刑者が、AIに学習させるデータのラベル付けを「刑務作業」の一環として行っているという。 また中国でも、若者の低賃金労働として、画像や動画のラベル付け作業が行われている。 AI社会では、機械的で単調な作業はAIに任せて、人間はクリエイティブな作業を担う――そんなイメージとはかけ離れた現実が広がっているようだ。 ●受刑者の刑務作業 フィンランドの刑事矯正庁(CSA)は3月13日、こんなリリースを発表している。 受刑者の刑務作業に、新たにAI訓練を加える。刑事矯正庁とヴァイヌーは、刑務作業としてAI訓練を委託するとの協定に合意した。刑事矯正庁は更生用途に適し、現代的な労働環境の需要に合致した刑務作
あけましておめでとうございます。 このブログも3ヶ月ほど間が空いてしまい、その間にはトランプ大統領当選という衝撃的な事もありました。その後の動きを見ていると、最も大きな影響を受けそうなのは中国となりそうです。これについては、大統領就任後の動きを見て、改めて記事にしようかと考えています。 さて、昨年大きな話題を呼んだものの一つに人工知能(AI)の発達がありました。機械学習、特にディープラーニング(深層学習)の技術が急速に発展し、囲碁の世界ではGoogleが開発した「AlphaGo」が世界のトップ棋士を破るという特筆すべき出来事がありました。さらに昨年年末から今年の初めにかけてはネット囲碁の世界でいくつもの「謎の棋士」が登場し、AIではないかと噂されています。その中で最強と言われ、世界的な棋士を次々と破っている「Master」が、実は「AlphaGo」の新バージョンであった事も明らかになりまし
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