【ソウル共同】太平洋戦争中に名古屋の三菱重工業の軍需工場で働いた元朝鮮女子勤労挺身隊の韓国人女性計4人(1人は死去)が厚生年金の脱退手当金の支給を求めたところ、日本年金機構が3人に対し、70年間の未払い期間の大幅な物価上昇を考慮せず、1人当たり199円だけを2月4日に支払ったことが25日分かった。 韓国の女性の支援団体が明らかにした。支援団体や元隊員の女性らは25日、韓国南西部の光州で抗議の記者会見を開き「これほどの侮辱はない」と訴えた。 199円は、終戦直後の1945年9月時点の算出額とみられる。