東京高等検察庁の黒川弘務前検事長が賭けマージャンをしていた問題で、産経新聞社は参加した社会部の次長と記者をいずれも出勤停止4週間とする懲戒処分を決めました。 それによりますと、東京本社社会部の次長と記者は、緊急事態宣言が続く中、少なくとも4回賭けマージャンをし、飲食もあわせると合わせて7回、記者の自宅に集まっていたということです。 いずれも帰宅の際は手配したハイヤーで送り届け、次長は車内でのやり取りを取材メモとして作成したとしています。 産経新聞社は取材に関連して賭けマージャンをする行為は社内規定に違反するなどとして、次長と記者をそれぞれ出勤停止4週間とする懲戒処分を決めました。 また上司の担当取締役らを減俸などの処分にするとともに、社長が報酬の一部を自主返上するということです。 産経新聞社のコンプライアンス担当の取締役は「外出自粛を呼びかけていた新聞社の記者の行動として極めて不適切で、深