→動画(6分) 2月20日午後3時、東京高裁でメトロコマース労働契約法20条裁判の控訴審判決が出された。裁判所前には約150人の支援者が見守っていた。しばらくして東部労組須田書記長が「旗出し」のために建物から飛び出してきた(写真上)。もっていた旗は「不当判決」。「東京高裁は非正規差別を容認する不当判決を下しました!」須田さんは声を震わせて叫んだ。あとから出てきた当該のメトロコマースの原告4人も浮かない表情だった。支援者を前に原告がマイクを握った。 後呂良子委員長は「何がなんだかわからない判決読み上げ。原告にわかるように説明すべきだ。裁判所はおかしすぎる」と。瀬沼京子さんは「判決を聞いて私は足が震えた。こんな屈辱的なことはない。なんで私たちの差別の実態が裁判所で通らないのか」と憤りをぶつけた。 しかし高裁判決は一審の全面敗訴からは一部前進した。それは、住宅手当(月9200円)・褒賞金・早出残