原子力安全・保安院(以下「保安院」という。)では、東京電力福島第一原子力発電所事故に係る広聴・広報活動に関する評価・分析を行うとともに、課題と今後の取組の方向性について検討してまいりましたところ、本日、報告書をとりまとめました。 本件事故に関する広聴・広報活動に関しましては、政府事故調査・検証委員会の中間報告をはじめ各方面から様々な問題点が指摘されています。保安院では、こうした指摘を分析・評価し、そこから導き出される課題点と今後の対応の方向性を整理しました。 検討に際してはアンケートや関係者へのインタビューを行うとともに、「原子力安全広聴・広報アドバイザリーボード」において意見をいただきました。 今後は新たな規制機関としての広聴・広報活動に活かされていくことを期待するとともに、保安院としてもできることから直ちに着手していくこととしています。 さらに来月開催されるOECD/NEA 主