厚労省主催の「過労死等防止対策推進シンポジウム」が11月9日、東京都内であり、過労死で家族を亡くした遺族4人が「すべての人に『働くことの意味』を考える責任がある」などと思いを語った。 ●「私たちの家族は無駄死にではなかった」と思いたい 宮城県の前川珠子さんは2012年、仙台にある大学の准教授だった夫(当時48歳)を過労自殺で亡くした。家族を大切にしながらも、「仕事が命」という夫だったそうだ。 前川さんによると、夫は准教授ながら研究室を構えていたが、東日本大震災で全壊。任期の終わりを数年後に控え、「研究室の存続の勝負をかけたところ」だった。夫は日常の激務をこなしながら、研究室の立て直しにも全力をあげた。 しかし、ようやく研究再開のめどがたったところで、大学は夫に実質的な解雇を予告したという。過労の極致にあった夫は精神のバランスを崩し、その数日後に亡くなった。労災はその年のうちに認められた。
東京東部労組 今回で「過労死をなくそう!龍基金」と中島富雄賞は終了します。皆さんの10年間のご支援とご協力に心より感謝を申し上げます! ワタミ過労死遺族の「ブラック企業と闘う望基金」がスタートします! これからも引き続き過労死のない社会をめざしてともに闘いましょう! *龍基金の最後に過労障害を乗り越えた橋さん一家から中島代表(左から2番目)に花束が贈られました 過労死をなくすために活動している「過労死をなくそう!龍基金」は2016年8月7日、第10回中島富雄賞授賞式を東京・葛飾で開催し、居酒屋チェーンのワタミで長女が過労死した問題で昨年12月に画期的な内容で解決を果たした父の森豪さんと母の森祐子さんを今年の受賞者として表彰しました。今回で龍基金と中島賞は終了する一方、ワタミ過労死遺族の森夫妻が新たに「ブラック企業と闘う望基金」を発足させました。 会場には満員の133人が集まりました。冒頭、
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