菅義偉首相は10月26日午後、衆議院の本会議で初めての所信表明演説を行った。 2050年までの「温室効果ガスゼロ」や、「デジタル社会の実現」などに触れながら、規制改革に進んでいく姿勢を示した。一方、選挙中から掲げている「自助・共助・公助そして絆」も改めて強調した。 国内外から注目されていた菅首相の所信表明だったが、その内容が演説中から報じられる、ということも起きた。いったい、どういうことなのか? NHKの中継を見る限り、菅義偉首相が演説を始めたのは、午後2時3分の少し前ごろ。それを機に各社が一斉にその内容を報じている。 たとえば、日経新聞は午後2時4分に【首相が初の所信表明演説 温暖化ガス「50年までにゼロ」】とのタイトルで記事を配信している。しかし、この記事を配信した段階で、首相は温室効果ガスの削減に関する部分まで原稿を読み進めていない。 また、ロイター通信も同じ時間に【コロナ注視し「躊
「桜を見る会」ジャパンライフ招待問題にマスコミが消極的なのはなぜか 田崎史郎、NHK島田敏男はじめ大手紙元政治部幹部が… 安倍首相「桜を見る会」私物化をめぐり、悪徳マルチ「ジャパンライフ」山口隆祥会長が招待されていた問題。一昨日25日、共産党・田村智子参院議員の国会で追及したことにより一気に火がついたのだが、マスコミの出足が遅いとネットで話題になっている。 たとえば、25日の『news23』(TBS)はシュレッダー問題は取り上げたもののジャパンライフ問題については触れず、『報道ステーション』(テレビ朝日)は「桜を見る会」問題自体を取り上げなかった。さらに翌朝の26日の朝日新聞や毎日新聞も、これだけ大きな問題にもかかわらず報じず、その消極姿勢に疑念の声が広がっていた。 マスコミのこの反応の鈍さは、実は、自らもジャパンライフの宣伝に加担していたことを蒸し返され「ブーメラン」と攻撃されるのを恐れ
国政私物化疑惑にまみれ、改憲への執念を際立たせている安倍晋三首相と大手メディア幹部との会食が、今年も15回に及びました。首相は5月に2020年までの9条改憲構想を「読売」紙上で明らかにしましたが、同社幹部との会食は8回、第2次安倍政権以降の5年間では38回と突出しています。 「読売」が首相の改憲発言を掲載したのは、5月3日付でしたが、インタビューが行われたのは4月26日。その2日前には、首相と渡辺恒雄「読売」グループ本社主筆、インタビュアーとなった前木理一郎政治部長とが飯田橋のホテル内の日本料理店で2時間にわたり、会食しています。 「読売」インタビューは「憲法施行70年を迎えた。改めて憲法改正にかける思いを」という質問から始まり、首相に言いたいことを言わせるもので、報道機関としてのあり方が問われました。国会では、改憲発言の意図について野党から質問を受けた安倍首相が「読売新聞を熟読して」と答
【午前】9時40分、官邸。41分、報道各社のインタビュー。48分、地方分権改革推進本部。59分、閣議。10時14分、持続可能な開発目標(SDGs)推進本部。33分、ジャパンSDGsアワード表彰式。49分、再生可能エネルギー・水素等関係閣僚会議。 【午後】0時45分、東京・大手町の経団連会館。経団連審議員会に出席し、あいさつ。1時22分、官邸。2時54分、外務省の鈴木哲総合外交政策局長、金杉憲治アジア大洋州局長。3時36分、日本青年会議所の池田祥護、青木照護新旧会頭の表敬。4時24分、杉山晋輔外務事務次官。5時16分、谷内正太郎国家安全保障局長、北村滋内閣情報官、木野村謙一内閣衛星情報センター所長。29分、谷内、木野村両氏出る。44分、北村氏出る。7時3分、東京・京橋の日本料理店「京都つゆしゃぶCHIRIRI」。小田尚・読売新聞グループ本社論説主幹、粕谷賢之・日本テレビ報道解説委員長、島田敏
安倍首相と読売ナベツネらマスコミ幹部がまた“癒着”会食! 共同通信社長は仲間入りのため米軍基地の報道姿勢転換 ロシアを訪問した安倍首相はプーチン大統領と今年12月に山口県長門市であらためて会談を行うと発表した。自分の地元で北方領土交渉の成果をあげて支持率に繋げたいというパフォーマンス欲が見え見えだが、じつは安倍首相、今回の重要なロシア訪問の前日である9月1日に、またしてもメディア関係者たちと会食を行っていた。 しかも、そのメンバーには保守系新聞メディアの経営陣がずらりと並んでいる。同日の時事通信の「首相動静」を引用しよう。 〈午後7時57分、東京・大手町の読売新聞東京本社ビル着。渡辺恒雄読売新聞グループ本社主筆、橋本五郎読売新聞東京本社特別編集委員、福山正喜共同通信社社長、熊坂隆光産経新聞社社長、芹川洋一日本経済新聞社論説主幹、評論家の屋山太郎氏らと会食〉 新聞社幹部が雁首を揃えて、よりに
1月21日に安倍首相とマスコミ幹部が会合 1月21日に安倍首相とマスコミ幹部が夕食会を行いました。朝日新聞が1月22付の首相動静で伝えたメンバーは下記の通り。従来から首相とメディア幹部との会合は先進国では異常とされてきましたが、日本では平常運転で今年も堂々と行われる運びとなっています。 <1月21日安倍首相との会合出席者として報じられたメンバー> 渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長 橋本五郎・読売新聞東京本社特別編集委員 今井環・NHKエンタープライズ社長 清原武彦・産経新聞相談役 ジャーナリスト・後藤謙次氏(元共同通信編集局長) 芹川洋一・日本経済新聞論説委員長 早野透・桜美林大教授(元朝日新聞編集委員) 評論家・屋山太郎氏 誤報検証機構による記事画面キャプチャ 朝日新聞が訂正報道によって「消した」出席者記録 1月23日朝刊で、早野透本人から出席していない、という連絡を受けて朝日新聞は訂
自民党の両院議員総会で総裁に再任された安倍首相は9月24日、記者会見を行い、「一億総活躍社会」の新たなスローガンを発表するなど、新たな政策課題に挑む姿勢を強調した。 ニュースでは安倍新総裁が気持ちよさそうに新総裁としての抱負を語るシーンが流れていたが、残念ながらこのニュースは最も重要な情報を伝えていない。これはとんだ茶番であり、とても記者会見と呼べるような代物ではなかったのだ。 記者会見は安倍首相が独演会よろしく、左右に配置されたプロンプターを見ながら自らの抱負を開陳した後、あらかじめ記者クラブと党の間で打ち合わせた質問が、記者クラブの幹事社から読み上げられ、それに続く質問もすべて自民党の記者クラブである平河クラブの記者のみに許されていた。そのため、自動的に日本の首相となる自民党の総裁の再任の会見であれば、当然質されなければならない、もっとも基本的な疑問や問題が何一つ正されないまま、新総裁
2015年09月06日23:29 カテゴリ情報公開・情報開示 安倍首相のマスコミ記者との会食についての情報公開請求とその驚くべき結果 (1)安倍晋三首相は、マスコミ報道でも知られているように、頻繁に料亭などで複数人で会食しています。 (2)その際の食事代の支払いについて、「朝日新聞」が今年(2015年)1月中旬に、読者の質問に対し回答する形で取材結果を報じています(以下の記事のうち、ゴシックは見出し・小見出し以外、上脇による)。 朝日新聞2015年1月14日05時00 (Re:お答えします)首相の食事代、誰が支払う? 「首相動静」を読むと、安倍晋三首相はホテルのレストランなどでよく食事をしています。食事代はどうなっているのでしょうか。割り勘ですか。(岡山県 主婦 46歳) ■公的な会食なら公費から 首相の日々の動きを追う「首相動静」には、安倍晋三首相が食事をしているレストランや料亭の名前が
「自衛隊員のリスクは当然増える」と平然といい、「戦争する国づくり」に暴走する安倍晋三首相。その一方で、「戦争法案」審議入り以降、東京・銀座の日本料理店や赤坂の居酒屋などで、財界人やマスコミ関係者らとひんぱんに会い、15回にのぼる飲み食いを重ねています。 戦争法案が審議入りした5月26日、安倍首相は、東京・代官山のイタリア料理店で、ANAホールディングスの伊東信一郎会長らと会食しました。 日本共産党の志位和夫委員長が、衆院特別委員会で、首相をきびしく追及した27日、28日には、マスコミ幹部や、側近らと日本料理店やステーキ店で会食するなど豪遊を繰り返しています。(表参照) マスコミ関係者とは、125万件にのぼる年金情報流出が明らかになった6月1日にも赤坂の中国料理店で、内閣記者会加盟報道各社のキャップと会食しています。 ドイツでのG7出席をはさんで、財界人らとの会食を“精力的”に再開。11日に
安倍政権と大メディアの癒着の象徴が、夜な夜な繰り返される高級レストランでの会食である。第2次内閣発足以来、報道で確認できるだけでも約60回も首相と大メディア幹部が夕食をともにしている。 会食のほとんどは都内の高級料理店での贅を尽くしたディナーだ。たとえば、喜多恒雄・日本経済新聞会長(当時は社長)と安倍晋三・首相は2013年3月に会食。場所は、東京・日比谷の帝国ホテル内の「レ セゾン」。1人当たりの平均予算が3万5000円という超高級フランス料理店である。 2013年12月には、赤坂のふぐ料理店「博多い津み」で読売新聞グループ本社会長の渡辺恒雄氏と首相が会食したが、同店も天然ふくのコースに少し酒を飲めば1人3万円は下らない。 安倍首相に金魚のフンのように付きまとう番記者たちも豪華ディナーの相伴にあずかっている。昨年10月10日、東京・赤坂の高級中国料理店「赤坂飯店」の個室には、内閣記者会(記
安倍晋三首相が政権に復帰して2年。マスメディア幹部との会食が目立っています。総選挙では政権党による「報道介入」に批判が起きました。安倍政権のメディア戦略は―。 総選挙投票2日後の16日、「自公圧勝」報道の嵐のなか、首相が全国紙やテレビ局の解説委員・編集委員らと会食したことが話題になりました。 この会食にとどまらず、この2年間、首相とメディア幹部との会食が重ねられてきました。そのなかで鮮明になっているのが、首相によるメディアの選別です。2年間でみると、突出しているのが、「読売」の渡辺恒雄会長の8回、フジテレビの日枝久会長の7回。それにつづくのが、「産経」の清原武彦会長の4回、日本テレビの大久保好男社長の4回などです。 安倍政権の改憲路線や歴史逆行の動き、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)交渉推進など、政権べったりの姿勢が目立つメディアとの癒着ぶりが顕著です。なかでも、「読売」は渡辺会長の
「新聞労連・東京新聞労組ニュース『推進』No.44」(6月26日付)から ------------------------------------------------------------------------------------------------ 安倍首相が、東京新聞を発行する中日新聞社の小出社長と会食した。このことが東京新聞労働組合の機関紙で取り上げられている。以下はその抜粋である。 ------------------------------------------------------------------------------------------------ 小出社長が安倍首相と会食したらしい−。そんなうわさを聞いて、はじめは耳を疑った人も少なくないのではないでしょうか。 安倍首相が新聞やテレビの経営者らと、やたら晩飯を食っているという話は少し前から聞
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衆院選直後の十六日夜、安倍晋三首相が全国紙やテレビキー局の解説委員らと会食した。首相は二年前の就任以来、大手メディア幹部と「夜会合」を重ねている。最高権力者の胸の内を探るのはジャーナリズムの大事な仕事とはいえ、連れだって夜の町に繰り出しているようでは、読者・視聴者から不信をもたれかねない。ましてや相手は、メディア対策に熱心な安倍政権だ。メディアは権力を監視する「ウオッチドッグ」(番犬)と呼ばれるが、愛嬌(あいきょう)を振りまくだけの「ポチ」になっていないか。 (沢田千秋、三沢典丈) 【こちらは記事の前文です】 記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊または、携帯電話の有料会員サービス「東京新聞・東中スポ」をご利用ください。 東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。 「東京新聞電子版」なら全国どこでも、また海外でも、記事全文が紙面ビューアーでご覧い
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