トランプ米大統領は7日、自身のツイッターに「最も腐敗し、偏見に満ちた主要メディアへの『フェイクニュース賞』は1月17日に贈呈される」と投稿した。「この賞への関心の高さと重要性は、誰もが予想していた期待をはるかに超えている」ともツイートした。 トランプ氏は、自身に否定的な報道を批判し続けている。昨年11月にも、ツイッターに「最も不誠実で腐敗し、ねじ曲げられた政治報道を行うテレビ局(CNNは入るが、FOXは含まれない)を競うコンテストを開催するべきだ。勝者には『フェイクニュース・トロフィー』が授与される」と記していた。 トランプ氏は8日に発表する意向だったが、米メディアによると、国内出張の予定があるため、延期された可能性があるという。 トランプ氏が選ぶ「フェイクニュース賞」に対し、米国の有名なシェフは受賞者を自身のレストランに招待し、無料でランチをふるまうと公表。トランプ氏に批判的なグループは
日本のニュースでもバカ売れしていると紹介されていたドナルド・トランプの曝露本"Fire and Fury"(このタイトルは本編最後の方に出てくる北朝鮮向けにトランプが発したハッタリの脅し文句から取っている。もちろん、トランプがこんな気の利いた言い回しを自分で思いつくはずはなく、大元は聖書の一節。)を週末いっぱいかけて読んだので、備忘録として書く。 この1年間、テレビ、新聞、ネット記事と、ずっとニュースに張り付いてリアルタイムでトランプがらみのスキャンダルを追ってきた。だからヤツが寝るときにテレビ3台同時に観ながらバスローブ姿でチーズバーガーを頬張っているとか、父親が昔マジソン・スクエア・ガーデンを満場にするほど大規模なネオナチの集会に出ていたことなんかも知ってたんで、たいして驚きはなかったんだけど。でもなんでグルメな生活ができるお金持ちが、自らスキ好んでマクドナルドのハンバーガー食べてるか
アメリカのトランプ大統領の暴力や争いをあおるようなツイッターを削除しないことに対してツイッター社への批判が強まる中、会社は「リーダーは議論を深める役割がある」として、大統領の名指しは避けつつも、投稿を削除しないという見解を示しました。 今月2日には、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長が核のボタンを持っているなどと発表した新年の演説を受けて、「疲弊して、食糧も底をついている彼の政権の誰かが、私も核のボタンを持っていることを彼に知らせてくれないだろうか。しかも、私のボタンは、彼のものよりはるかに大きく、より強力で、実際に機能するということを」と投稿しました。 こうした投稿は暴力や争いをあおるものだとして、削除しないことに対してツイッター社への批判が強まっています。 ツイッター社は5日、声明を出し、「選挙で選ばれたリーダーは社会に対する影響の大きさゆえに議論を深めるという重要な役
トランプ米大統領の最側近だったバノン前首席戦略官がトランプ氏の親族らを批判している政権の暴露本が5日、発売されることになった。米メディアによると、トランプ氏の弁護士が出版社や筆者に出版中止を求めたのに対して、出版社側が「前代未聞の需要の高まり」を理由に、発売を予定日から4日前倒しした。 暴露本はジャーナリストのマイケル・ウルフ氏がトランプ氏や側近らのべ200人を取材して執筆。米メディアなどが報じた抜粋では、バノン氏は、一昨年の選挙中にトランプ氏の長男らがロシア人弁護士と面会したことを「反逆的で非愛国的」と批判し、ロシア疑惑が深刻化すると述べていた。 トランプ氏は猛反発し、3日、暴露本を「いんちき」と表現し、バノン氏を「正気を失った」などとののしる異例の声明を出した。米メディアによると、トランプ氏の弁護士は4日までにバノン氏に秘密保持契約に違反していると通告したほか、ウルフ氏や出版元に対して
ドナルド・トランプ米大統領が先月29日、英極右団体「ブリテン・ファースト(英国第一)」のジェイダ・フランセン副代表による投稿をリツイートしたのは、本当に衝撃的な出来事だった。テリーザ・メイ英首相は、これについて「間違っている」と発言。ある米ニュースサイトいわく、このリツイートのせいでこの日はトランプ政権発足以来「最も暗い日」となった。 しかし翌日になればもう、「自由世界の盟主」が極右団体の投稿をリツイートしたなど、「新しい日常」と今や呼ぶらしい恐ろしい状態の一部に過ぎなくなった。 この一連の展開で何より意外だったのは、ヘイトスピーチ(憎悪表現)で罰金刑を受けた女性の投稿を米大統領が拡散したことではないのかもしれない。それよりもむしろ、問題の投稿がそのまま放置されていることの方が、よほどびっくりする。
アジア歴訪中のトランプ米大統領は11日、中国の習近平(シーチンピン)国家主席を「毛沢東以来、もっとも権力を持つ指導者だ」と持ち上げ、北朝鮮の核・ミサイル開発を止める役割を果たしてくれることに期待感を示した。ベトナムの首都ハノイに移動する機内で、米記者団に語った。 トランプ氏は、中国が北朝鮮への態度を変えるかと問われ「習氏は『北朝鮮の核開発を止めることに関与する』と発言した。とても重大な発言だと思った。習氏は毛沢東以来の、それ以上の権力者だ」と語り、中国が圧力を強化するとの見通しを示した。 11日にベトナム中部ダナンであったアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が終わった際、安倍晋三首相から「あなたが日本と韓国を訪問した後、日韓関係がとても改善し、絆が強化された」と感謝されたことも明らかにした。 また、トランプ氏はAPEC首脳会議の合間に、ロシアのプーチン大統領と短い会話をしたことも
ドナルド・トランプ米大統領のツイッターアカウント「@realDonaldTrump」を検索した結果表示された「申し訳ありません、このページは存在しません」とのメッセージ(2017年11月3日撮影)。(c)AFP/dpa/Henrik Josef Boerger 【11月3日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領のツイッター(Twitter)アカウント「@realDonaldTrump」が2日夜、短時間消えた。ツイッターは当初「社員の人為的ミス」と説明していたが、その後の調査で勤務最終日だった社員が消していたことが分かったと明らかにした。 2日午後7時(日本時間3日午前8時)ごろ、トランプ大統領の書き込みを見ようとすると「すみません、そのページは存在しません!」というメッセージが表示された。 ツイッターは公式アカウントで「@realDonaldTrumpのアカウントは
9月1日、言論と表現の自由に関する国連の特別報告者デービッド・ケイ氏は1日、トランプ米大統領(写真)のメディア批判は表現の自由を敵視する世界的な傾向の表れであり、米国の公共の利益を損なうものだとする文書を公表した。8月撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria) [ジュネーブ 1日 ロイター] - 言論と表現の自由に関する国連の特別報告者デービッド・ケイ氏は1日、トランプ米大統領のメディア批判は表現の自由を敵視する世界的な傾向の表れであり、米国の公共の利益を損なうものだとする文書を公表した。 ケイ氏は、トランプ大統領が2月17日にツイッターで報道機関を「米国民の敵」と呼んだことに関し、狙いがあってのことだと指摘。 「大統領による批判には、明確な目的がある。それは、特定の取材を記者に強要したり、お気に入りの報道機関に何を取材をして欲しいか明示したり、(モラー特別検察官が管轄するロ
アメリカのトランプ大統領は、みずからのフェイスブックに「本当のニュース」を意味する「リアルニュース」という動画の掲載を始め、「フェイクニュース」と呼んでいる、自身に批判的なアメリカのメディアに対抗する狙いがあると見られます。 そして、今月4日に発表された雇用統計の結果を紹介し「トランプ大統領は明らかに経済を正しい方向に戻してくれている」と述べ、その実績をたたえています。 さらに、アメリカ国民の雇用を守るためとして移民を規制する法案を発表したことやベトナム戦争の功労者らを表彰したことなどを伝え、大統領の支持者からは「アメリカの大手メディアが無視しているトランプ大統領のポジティブな面をきちんと伝えている」と歓迎する声があがっています。 一方、この動画では、最近、ホワイトハウスの高官が相次いで辞任したことや、いわゆるロシア疑惑などについては伝えられておらず、トランプ大統領に批判的なアメリカのメデ
【ワシントン山本太一】米東部ニューヨーク州の連邦地裁は国土安全保障省に対し、大統領の別荘で南部フロリダ州にある会員制リゾート「マララーゴ」の訪問者記録を、9月8日までに調査・開示するよう命じる決定を出した。開示を求め提訴した研究団体などが17日、明らかにした。原告側によると、決定は14日付で、同省は決定に合意した。 この訴訟はワシントンの研究団体「ナショナル・セキュリティー・アーカイブ」とコロンビア大学の「ナイト憲法第1修正研究所」などが提起。「最高権力者が誰の影響を受け政策形成をしているか、米国民に知る権利がある」として、大統領警護を担当するシークレットサービスが属する国土安保省を4月に訴えていた。開示を求めたのはマララーゴとホワイトハウス、ニューヨークのトランプタワーの訪問者記録。
ツイッターで米トランプ大統領にブロックされたのは合衆国憲法に違反するとして、7人のツイッター利用者らがトランプ大統領らを相手取る訴訟を11日、ニューヨーク州の連邦地裁に起こした。 原告はトランプ大統領の公式ツイッター上で、大統領のツイートに対して批判的な意見を書き込んだり、反論したりしていた7人。大学教授や現役の警察官、コメディアンや元自転車選手、作家など米国各地のツイッター利用者。いずれも大統領の公式ツイッターからブロックされ、大統領のツイートや他の人の書き込みが見られない状態になっているという。 原告は、「トランプ政権幹部は、大統領のツイートは公式な発言としており、ツイッターが公的な議論の場になっている。それが見られず、意見を書き込めないのは、反対意見の抑圧につながり、言論の自由を保障した合衆国憲法修正第1条に違反する」としている。 トランプ大統領は現在、約3370万人のフォロワーがお
「やめてください、とにかくやめてください」 6月下旬からは、大統領報道官による記者ブリーフィングにカメラ(スチール、テレビ両方)が入れなくなり、CNNが法廷の報道に使われる「法廷画家」を送り込む事態となっている。 トランプ大統領を支援してきた保守系タブロイド紙ニューヨーク・ポストですら7月1日、「トランプのツイート」と題する社説にたった1行、こう書いた。 「やめてください、とにかくやめてください」 新興オンラインメディア「Axios」のマイク・アレン氏が6月29日早朝に発信したニューズメールには、太字でこう書かれていた。 「現状は、正常ではない」 そしてこう続いた。 「24時間、毎日、ガラス越しに見ているようなおかしな出来事が降りかかってくる。(中略)トランプ大統領のツイートは過去24時間に、CNN、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、NBC、CBS、ABCに『フェイク・ニュース』
トランプ米大統領は2日、自身のツイッターで、プロレスの場外乱闘で、顔が米CNNのロゴになっている男性を自身がボコボコに殴っている動画を投稿した。トランプ氏は最近、自分に批判的な米メディアを攻撃しているが、暴力を肯定する内容にメディア側は猛反発している。 動画は28秒間で、米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、大統領になる前にプロレスのイベントに参加した際の映像を加工したもの。リング下にいる男性に対し、スーツ姿のトランプ氏が左腕ラリアットで倒し、何度も殴りつけている。倒された男性の顔には「CNN」のロゴが貼り付けられ、最後にはCNNを「詐欺ニュース」と批判している。 この映像を誰が作ったのかなど詳細は明かされていない。これに対し、CNNは声明を出し、「米国の大統領が記者への暴力を助長している悲しい日だ」と批判。「我々は仕事を続ける。大統領も自分の仕事を始めるべきだ」と訴えた。 トランプ氏は
2017年5月25日 A4変型判 27.6cm×20.6cm 定価1,466円(10%税込) ご購入はお近くの書店または下記ネット書店をご利用ください。 電子書店リスト 愛読者アンケート 特集:トランプVS科学 トランプの激震 川合智之 変わる世界の勢力図 滝 順一 ネットで軽くなる「事実」の重み 長倉克枝 社会科学 陰謀論を増幅 ネットの共鳴箱効果 W. クアトロチョッキ 医療 特別リポート 未来の医療 難病と戦う細菌ロボット M.ウォルドホルツ ロボット工学 本当に賢いAIを見分ける新チューリングテスト G. マーカス 生物兵器 炭疽菌兵器の恐怖 P. S. カイム/D. H. ウォーカー/R. A. ジリンスカス 生物学 硫黄の川が生んだカダヤシの進化 R. リーシュ/M. プラス 犯罪捜査 アニマルCSI 動物虐待を科学捜査 J. バード/N. ウィットリング 行
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