警察が事件の容疑者、被害者や交通事故の当事者を匿名で発表したり、発生場所を伏せるケースが後を絶たない。メディア側は以前から「発表は全て実名であるべきだ。その上で、実名で報じるか匿名で報じるかは、報道機関が自主的に判断する」との立場を表明してきているが、安易な匿名発表が行われている。秋田県警の最近の具体例を見ていくと…。 重傷者の名伏せる 能代署は3月15日、3歳の長男にけがをさせたとして傷害容疑で逮捕した女について「能代市居住、パート、A子(40代)」と匿名で発表。「通常なら実名だが、今回の容疑者は人身安全関連事案(ドメスティックバイオレンスなど)の被害者で、居場所を伏せる必要がある」と説明した。 ところが、こうした事情がないにもかかわらず、由利本荘署は同月24日、中学生の次男を虐待した傷害容疑で逮捕した男を「県央部 無職 40代の男性」と匿名で発表。同署は「能代署も匿名発表だった」と説明
インターネット上で配信された無修正のアダルトビデオの撮影に関わったとして、出演者の男女ら5人が警視庁に逮捕されました。わいせつな動画に関して出演者が逮捕されるのは異例で、無修正の動画の配信を厳しく取り締まる警視庁の狙いがあると見られます。 警視庁の調べによりますと、すでに逮捕・起訴された映像制作会社の社長が、台湾の会社を通じてアメリカの「カリビアンコム」というサイトからインターネット上に配信していた、無修正のわいせつな動画の撮影に関わった疑いが持たれています。 わいせつな動画に関して出演者が逮捕されるのは異例で、無修正の動画の配信を厳しく取り締まる警視庁の狙いがあると見られます。 調べに対し、逮捕された5人のうち1人は容疑を否認し、2人の出演者ら4人は容疑を認めているということです。
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■被害当事者が制作した「性暴力取材のためのガイドブック」12月中旬の都内で、ある小規模な集まりが開かれていた。「性暴力と報道 対話の会」。性暴力被害の当事者である山本潤さんらが2015年から始めた会だ。山本さんは実父から受けた性虐待を2010年に告白。現在、性暴力被害者支援看護師(SANE)として活動を続けている。この日の参加者は8人。山本さんともう1人の当事者、他の6人は報道関係者。報道関係者は、筆者のほかはテレビ局や大手新聞の記者だった。 会に先駆けて、山本さんは自身のブログで「性暴力取材のためのガイドブック」を公開している。制作のきっかけは、被害者の元に取材に来る記者たちに性暴力に関する基本的な知識がないと感じたことや、性暴力取材では被害者と記者の行き違いが起こりやすいと気づいたことだという。 ガイドブックの中では、被害者が取材を受けて「困ったこと」と「良かったこと」の両方が紹介され
相模原殺傷事件をめぐっては、神奈川県警が障害者への配慮などを理由に被害者の実名公表を拒んだことが問題視された。警察や行政が、十分な説明のないまま被害者などを非公表とするケースは後を絶たない。背景には平成17年の個人情報保護法の全面施行があるとみられ、安易な匿名化の広まりが懸念される。 相模原殺傷事件では、神奈川県警が「いずれも遺族が希望していない」と死亡者の実名公表を拒否。報道各社が「発表は実名が原則」と県警に申し入れる事態に発展した。 11月に発覚した千葉大医学部生らによる集団暴行事件では、千葉県警が「被害者の特定や二次被害につながる」などとして、当初は逮捕者の名前だけでなく、発生日時など一切の情報を伏せた。 近年だけでも25年のアルジェリア人質事件、昨年9月の茨城県で鬼怒川が決壊した水害など、犠牲者や行方不明者の名前が当初公表されなかった事例は多い。いずれも当局側は遺族らへの配慮や個人
福岡市博多区のJR博多駅付近の路上で今年春ごろ、貴金属買い取り店に運搬中の約6億円相当の金塊(百数十キロ)が、制服姿の警察官を装う複数の男に盗まれていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。 男らは大量の金塊が売却されることを事前に把握していたとみられ、福岡県警は組織的犯行の可能性もあるとみて、窃盗などの疑いで捜査している。 捜査関係者によると、今年春ごろの日中、複数の男性が金塊の入ったアタッシェケースを運んでいたところ、警察官の制服姿の男らが突然、職務質問を装い男性らに声を掛けた。偽警察官の男らはアタッシェケースを点検するふりをし、男性らが目を離した隙にアタッシェケースを持ったまま車で逃げた。男性らが警察に通報し、事件が発覚した。 事件後の福岡県警の調べに対し、男性らは貴金属などを転売して利益を得ており、盗まれた金塊について「事件直前に買い取った」と写真を示して説明。店の付近まで車
福岡市博多区のJR博多駅付近の路上で今年春ごろ、運搬中の数億円相当の金塊が、警察官を装う複数の男に盗まれていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は窃盗などの疑いで捜査している。 捜査関係者によると、複数の男性が金塊の入ったアタッシェケースを運んでいたところ、警察官に扮した男らに声を掛けられた。偽警官の男らはアタッシェケースを点検するふりをし、男性らが目を離した隙にアタッシェケースを持ったまま逃げた。
福岡市博多区の路上で今春、約6億円相当の金塊(約120キロ)が盗まれる事件が発生していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。犯人グループは警察官風の衣服を着用し、職務質問を装う手口で金塊を盗んでいったという。県警はこの衣服をすでに押収。用意周到な手口から暴力団などの組織が関わっている可能性が高く、福岡県警は組織的な巨額窃盗事件として捜査を進めている。 捜査関係者によると、複数の男性が同区内の貴金属販売店に金塊を売却するためJR博多駅の筑紫口周辺の路上を運搬中、背後から警察官風の衣服を着た複数の男に「警察だ」と声を掛けられた。 男らは金塊が入ったアタッシェケースを渡すよう要求。ケースを調べるふりをして男性らが目を離したすきに、車に乗って逃走したという。男性らが県警に通報し、事件が発覚した。 盗まれた金塊について、男性らは「被害に遭う前日に転売目的で買い取った」などと話していると
千葉大学医学部生による集団強姦事件で、ある一家の存在が注目を集めている。千葉県警は12月5日、研修医の藤坂悠司容疑者(30)を準強制わいせつ容疑で逮捕すると同時に、11月21日に集団強姦致傷容疑で逮捕していたが、発表を控えていた千葉大医学部生、吉元将也(23)、山田兼輔(22)、増田峰登(23)の3容疑者の氏名を明かした。 事件は9月20日、千葉市の飲食店で開かれた飲み会で、3容疑者が20代女性に酒を飲ませた後、共謀して店内のトイレや、その後に容疑者宅に連れて行き、翌21日早朝までの間に性的暴行を加えたとされる。新たに逮捕された藤坂容疑者は店内で女性の体を触るなどした疑いだ。 「県警は当初、氏名だけでなく容疑内容の詳細も公表しなかった。県警は『被害者が特定される恐れ』や『捜査に支障が出る可能性』を理由に、各紙の支局長に『報道するな』と異例の連絡をするほどナーバスになっていた。強姦事件は被害
千葉大医学部5年の男3人による集団レイプ事件。容疑者の1人は超エリート法曹一家の子息であることが分かった。しかし千葉県警は容疑者の氏名どころか、事件の概要さえ発表していない。ネット上では、「圧力がかかっているのではないか」との臆測が飛び交っている。日刊ゲンダイは千葉県警捜査1課課長代理に疑問を直接ブツけた。 ■「取材拒否の事実はない」 ──なぜ氏名を公表しないのか。 マスコミはいろいろ言ってきていますが、現在捜査中で(発表すると)どうしても影響が出るので発表していないということ。また被害者のこともあるので、必要な時期がくれば当然、発表していく考えです。 ──「氏名を公表しないのはおかしい」という声が数多く上がっているのは把握していますか。 報道では知っています。
千葉市内の飲食店内で女性に乱暴したとして、千葉大学医学部の二十代の男子学生三人が集団強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された事件を巡り、千葉県警は、逮捕から十日が過ぎた一日時点でも、三人の氏名をはじめ、事件に関する情報を公表していない。県警は今後の捜査の進展次第で公表するとしているが、識者は、被害者のプライバシーに配慮した上で「容疑者の名前などは速やかに発表すべきだ」と指摘する。 (中山岳) 捜査関係者によると、学生三人は、今年九月下旬ごろ、千葉市内の飲食店のトイレで女性を乱暴するなどした疑いで、先月二十一日に逮捕された。県警は逮捕したことを公表せず、報道各社が独自取材を元に報道した。 各社の報道を受け、千葉大は同月二十二日午後、記者会見を開き、「大変ご迷惑をおかけしました」と謝罪。大学としては逮捕容疑や容疑者の特定ができていないとして、医学部内に調査委員会を設置し、情報収集ができた時点で、大
そういうことだったのか。 千葉大医学部5年の男3人による集団レイプ事件。千葉県警は事件に関する情報を一切発表していないが、レイプ犯3人はやはりというか、超がつく進学校の出身だった。 関係者によると、3人のうち2人は都内と神奈川のトップクラスの進学校出身で、医学部体育会のラグビー部に所属。もう1人も長野県内有数の進学校を出て、スキー部で活動しているという。中でもラグビー部のAは、とんでもない家柄だった。 「Aの曽祖父は最高裁判事、弁護士会会長を務め、高祖父は衆院議員、司法次官を歴任するなど、華々しい経歴の持ち主です。Aの父親は弁護士として上場企業の社外監査役をこなし、実兄も2014年に弁護士として父親が代表の事務所に入所しています。高祖父から5代続く弁護士一家で、親戚にも著名な法律家や大学教授がゾロゾロいる。法曹界きっての名家といわれています」(法曹関係者)
「ASKA」の名前で開設されているブログでは、「逮捕される」と報じられた午後3時以降、覚醒剤の使用を否定する主張が何度も書き込まれています。 この中では、周囲から覚醒剤の後遺症を疑われ、4か月強制入院させられたと書き込まれていて、退院したあとも、みずからが盗聴や盗撮の被害にあっていると繰り返し訴えています。 一方、ここ数か月は、新しいアルバムを制作中であることを紹介していて、27日は「みなさんには、来月の終わり頃、Youtubeにおいて、数曲発表させてください」とつづっています。 このブログは、「逮捕される」と報じられた28日午後3時すぎから更新され、「間違いですよ」とか「尿検査をうけました。何の、問題もありません。すべて、フライングのニュースです。これから、弁護士と話をいたします」などと書き込んでいます。その後も「陽性は、ありません。100%ありません」とか「幻聴、幻覚など、まったくあり
歌手のASKA、本名・宮崎重明元被告(58)について、警視庁が覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。ASKA元被告は、覚醒剤を使用したなどとして、おととし、懲役3年、執行猶予4年の有罪判決を受けています。
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