来間泰男著 政治・経済のみならず社会全般に影を落している軍用地料問題に鋭いメスをいれ、沖縄社会の病根をえぐる。 A5判、並製、112頁 定価(本体900円+税) 〈目次(抄)〉 第一章 「軍用地買います」 第二章 アメリカ軍基地の成立 一、日本本土におけるアメリカ軍基地建設のはじまり 二、沖縄におけるアメリカ軍基地建設―第一次土地接収 三、読谷村と北谷村の場合 四、宜野湾村の事例 第三章 講和条約・安保条約とアメリカ軍基地 一、対日講和条約 二、日米安保条約 三、国内のどこに基地を設けるか 四、その後の基地の新設・拡張 五、講和直後の基地配置とその反対闘争 六、内灘の闘い 七、講和発効と沖縄の基地問題 八、軍用地の「法的」確保と地料の支払い開始 第四章 「島ぐるみの土地闘争」 一、銃剣とブルドーザーによる強制接収―第二次土地接収 二、那覇市内の旧小禄村具志の場合 三、宜野湾市伊佐浜の場合
ジョニーH 5月29日(金) 東京の世田谷区用賀のGENE で、キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんの『涙のあとは乾く』出版記念パーティーが開かれ、多彩なゲストが集まった。 オーストラリア出身のジェーンさんは、2002年横須賀基地の中の飲食店で恋人を待っている間に睡眠薬を飲まされ、米兵にレイプされた。神奈川県警横須賀署に助けを求めたが「日米地位協定」に阻まれ、事件ははぐらかされ、犯人は不起訴となり帰米してしまった。 普通なら泣き寝入りするところだが、12年かけてジェーンさんは米国まで行き犯人をつきとめ、レイプを認めさせ、2013年米国法廷での裁判に勝利する。 その取組みの中で、自分の事件以外に多くの米兵のレイプ事件があることを知り、自分の体験と取組み、その間に起きた人生体験や心情を、英語の本を出版して訴え続けた。オーストラリアのテレビ局の番組「60minutes」でも取り上げられている。
ジャーナリストとして戦争報道の現場を経験し、メディア教育・研究者として活動してきた著者が、第二次世界大戦から現在にいたる日本および世界の戦争報道のあり方を問い、「メディアリテラシー」の観点から、今後のジャーナリズムの役割を深く考察する。 はじめに 第1章 真実へのテロをゆるすな Ⅰ 九・一一から対テロ戦争へ 米国メディアは「愛国」報道一色に アルジャジーラのアフガン戦場報道 Ⅱ 「一つの意見があれば、また別の意見もある」 「解放軍」か「侵略軍」か メディアは金持ちに、民主主義は貧困に 欧米の情報支配への挑戦 アジアが見た「正義の戦争」 Ⅲ メディアの日米同盟 「文明世界」の軍楽隊の一員に 「誤爆」という民間人の無差別殺りく アフガンの大地から近代文明を見据える イラク「群衆」はフセイン像崩壊に「歓喜」 胸に「貢献」、背に「不安」 第2章 地球市民メディアの台頭 Ⅰ 「反戦」の声、世界を一つ
第1部 加害者臨床の目的と課題 1.1 加害者臨床の目的/廣井亮一 1.2 加害者臨床の困難性/村尾泰弘 1.3 加害者の被害者性/橋本和明 1.4 加害者と贖罪/青島多津子 第2部 加害者の理解 2.1 非行少年──非行と少年の全体的布置/坂野剛崇 2.2 虐待する親/金井 剛 2.3 DV加害者/信田さよ子 2.4 犯罪者とはどんな人たちか?/浜井浩一 2.5 ハラスメント加害者/中村 正 2.6 いじめる子/坂田真穂 2.7 弁護士からみた加害者──刑事裁判における加害者像の位置づけとその変化 /辻 孝司 第3部 加害者臨床の展開 3.1 法と非行臨床/小澤真嗣 3.2 更正保護制度における加害者への処遇/三浦恵子 3.3 発達障害のある非行少年への対応/小栗正幸 3.4 受刑者処遇の現状/金子陽子 3.5 DV加害者プログラムの実践/高橋郁絵 3.6 虐待した親へのアプローチ/久保
1 特定秘密保護法がある社会の先にある治安国家の現実味……村井敏邦 2 特定秘密保護法があるような社会で、現場はこう変わる 1 秘密が生まれ、指定される現場 [自衛隊・防衛省]……三宅勝久 [日米関係・米軍基地]……高良鉄美 そこが知りたい(1)「軍事機密」という闇のある社会とは……水島朝穂 [外交・外務省]……孫崎 享 [TPP交渉・経産省]……古賀茂明 [国家公務員]……鎌田 一 [原発行政]……海渡雄一 そこが知りたい(2)一連の立法に関する行政法学からの検討……晴山一穂 2 秘密から遠ざけられる現場、秘密を検証しようとする現場 [国会議員]……有田芳生 [選挙]……小松 浩 [新聞社]……市川隆太 [フリージャーナリスト]……木野龍逸 [民事裁判]……出口かおり [刑事裁判]……清水 勉 3 秘密を守る、監視する現場 [警察・公安]……原田宏二 そこが知りたい(3) 処罰規定の想定
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