所有していたポルノDVDなどを処分されたとして、米国男性(42)が両親を相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を起こした。米ミシガン州の裁判所はこのほど、男性の訴えを認めた。 デイヴィッド・ワーキン氏は昨年4月、所有していたポルノを不法に破棄されたとして、実の両親を提訴した。離婚後に一時、両親と同居していたワーキン氏は、2万5000ドル(約258万円)相当のポルノDVDなどが処分されたと訴えた。
所有していたポルノDVDなどを処分されたとして、米国男性(42)が両親を相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を起こした。米ミシガン州の裁判所はこのほど、男性の訴えを認めた。 デイヴィッド・ワーキン氏は昨年4月、所有していたポルノを不法に破棄されたとして、実の両親を提訴した。離婚後に一時、両親と同居していたワーキン氏は、2万5000ドル(約258万円)相当のポルノDVDなどが処分されたと訴えた。
ジャーナリスト伊藤詩織さん(30)が、元TBS記者山口敬之氏(53)から性暴力を受けたとして、千百万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は十八日、「酩酊(めいてい)状態で意識がない伊藤さんに合意がないまま性行為に及んだ」と認定し、山口氏に三百三十万円の支払いを命じた。 鈴木昭洋裁判長は判決で「伊藤さんには被害を虚偽申告する動機がない」とする一方、山口氏の説明は重要な部分で不合理に変わっており、信用性に重大な疑念があると述べた。刑事手続きでは山口氏は嫌疑不十分で不起訴となっており、結論が分かれた。 山口氏は、伊藤さんが著書などで被害を公表したことで名誉を傷つけられたとして、逆に一億三千万円の賠償を求めたが、判決は「公表内容は真実で、名誉毀損(きそん)には当たらない」として棄却。公表は「性犯罪被害者を取り巻く状況の改善につながると考えた行為で、公益目的だ」と指摘した。
2007年6月に名古屋市営バス運転手の山田明さん(当時37歳)が自殺したのはパワーハラスメントなどが原因として、両親が市に約8700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が7日、名古屋地裁であった。井上泰人裁判長は「勤務による心理的負荷で精神障害を発病し、自殺に至った」と認め、注意義務違反があったとして市に約6300万円の支払いを命じた。 名古屋市役所 判決によると、山田さんは長時間労働が続く中、上司に車内アナウンスを「葬式の司会者のよう」と注意されたほか、乗客が車内で転倒する事故を起こした自覚がないのに警察へ出頭させられるなどした。山田さんは出頭翌日、焼身自殺した。 井上裁判長は、市の転倒事故対応について「事態の収拾を急ぐあまり、山田さんが事故を起こした運転手と拙速に特定し、問題があった」と指摘。ストレス対応能力が低下する中、立て続けに起きた業務上の出来事が「客観的に精神障害を発病させるに足り
13年、当時19歳だった能年はNHK連続テレビ小説「あまちゃん」に主演。“あまちゃん旋風”を巻き起こし、一躍国民的アイドルとなった。通常“朝ドラ女優”はここから数々のドラマ・映画に出演を重ねていく。 しかし、「あまちゃん」以降の2年間、能年が女優として出演したのは、映画2本と20分のドラマ1本のみ。その人気と乖離した、不自然な仕事の少なさはなぜなのか――。本誌記事はその背景に、能年と当時の所属事務所レプロとの間に深刻な対立があることを指摘した。彼女の「私は仕事がしたいです」との悲痛な叫びも伝えている。 するとレプロと同社社長の本間憲氏は15年6月、記事が名誉毀損に当たるとして、損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、東京地裁に提訴したのである。 のん 東京地裁(中園浩一郎裁判長)で争点になったのは、能年とレプロの対立の原因となった、主に以下の事柄についての記述だった。 (1)朝ドラの撮影や打合せの
歌手のASKA(本名・宮崎重明)さん(60)が、平成28年11月に覚醒剤使用の容疑で逮捕される直前に乗車したタクシーの車内映像を無断で報道機関に提供され、プライバシーを侵害されたとして、タクシーを運行する三陽自動車交通(東京)に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。吉村真幸裁判長は「容疑とタクシーとは関係なく、映像の提供に公益性はない」としてプライバシーの侵害を認め、同社に220万円の支払いを命じた。 判決などによると、同社がドライブレコーダーの映像を報道機関に提供し、民放のニュース番組などで放送された。 この問題をめぐっては国土交通省が同年、タクシー会社やバス会社は乗客のプライバシーに配慮して映像を適切に管理するよう業界団体を通じて要請した。
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小学校在学中にいじめを受けていたのに校長や教諭に放置され、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、20代の女性が学校の設置者である東京都府中市に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は22日、市に756万円の支払いを命じた。野山宏裁判長は「いじめ問題を封印して闇に葬った」と述べ、学校の違法な対応を認めた。 判決によると、女性は小学校高学年になってから同級生の男子3人に暴力を継続的に受け、バケツに入った水を頭からかけられたり、頭を腕で抱え込む「ヘッドロック」をされたりした。靴を隠され、靴を履かずに帰宅することもあった。睡眠障害を訴えて不登校になり、PTSDの疑いがあると診断された。
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大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が2011年10月に自殺したのはいじめが原因だとして、男子生徒の両親が元同級生らに計約3850万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、大阪高裁であった。佐村浩之裁判長は昨年2月の一審・大津地裁判決と同様に、いじめと自殺の因果関係を認めた。 【画像】「いじめなくす」志した元教員、女子生徒を連れ去るまで 一方、男子生徒の家庭環境などを考慮し、賠償額は過失相殺が必要だと判断。元同級生2人に計約3750万円の支払いを命じた地裁判決を変更し、2人に計約400万円を支払うよう命じた。 高裁判決によると、男子生徒は11年9月以降、複数回顔を殴られる▽口に粘着テープを貼られ、手足を鉢巻きで縛られる▽蜂の死骸を食べさせられそうになる――などの行為を元同級生2人から受けた。 高裁判決は、いじめ行為は男子生徒に孤立感や無価値感などを抱かせ、自殺に追い込むほどに悪質・
いつも朝日新聞デジタルをご利用いただきましてありがとうございます。 朝日新聞デジタルでは、以下のページについて配信を終了させていただきます。 配信終了後は、これまでに配信した記事もご覧いただくことができなくなります。 【配信を終了するページ】 ■ロイターニュース 2023年2月26日(日)配信終了 ・経済 https://www.asahi.com/business/reuters/ ・国際 https://www.asahi.com/international/reuters/ ・芸能 https://www.asahi.com/culture/reuters/ ・マーケット・サマリー(東京、NY、欧州) https://www.asahi.com/business/stock/market-summary/ ■東洋経済兜町特捜班 2023年3月26日(日)配信終了 https://ww
公道を走るカートのレンタルサービスを展開する「MARIモビリティ開発」(以下:MARI社、旧社名:マリカー)とその代表に対して、任天堂が不法競争行為の差し止めなどを求めていた訴訟で、知財高裁は1月29日、損害賠償5000万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 任天堂は2017年2月、MARI社が客にカートをレンタルする際に「マリオ」など、キャラクターのコスチュームを貸出したうえ、そのコスチュームが写った画像や映像を許諾なしに宣伝・営業に利用するなどしていることが、「不正競争行為にあたる」として提訴した。 1審の東京地裁は2018年9月、任天堂側の不正競争防止行為に関する主張をおおむね認めて、MARI社に対して、マリカーの名称を使用しないことや、カートレンタルの際に任天堂のキャラクターであるマリオなどのコスチュームを使用しないこと、損害賠償1000万円を支払うことなどを命じた。 MARI社側
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