『モスクワタイムズ』の2023-3-11記事「Russian Officials Face Almost Total Ban on Foreign Travel」。 ロシアの国家公務員、ならびに国営企業の職員は、パスポートを公安当局に預けよ、と命ぜられている。これは国外逃亡を阻止するための措置らしい。 FSBが預かる場合もあれば、単に、休暇中には国外旅行をするなよと口頭で警告されるだけのこともある。その旅行禁止期間については何も教えられない。 国家公務員が提出を拒否すると、そのパスポートを無効化されてしまうという。 国営企業は、会社の金庫にパスポートを預かる、とし、断れば、馘だ。 今回の措置はじつは違法である。現行法では、国家機密を扱う公務員、FSB、そして軍人だけが、自由な外国旅行を禁じられているのだ。 次。 Sergio Miller 記者による2023-3-10記事「T-90Ms a