東大含む(いわゆる)旧帝大合格者のうち、東京圏出身者の割合が近年顕著に増えている――。3日付の毎日新聞朝刊が、長年『サンデー毎日』が収集してきたデータをもとに、こんな分析結果を報じた。本人が選択しえない「生まれ」による教育格差は、いまどんな状況にあるのか。出身地域の多様性が下がったキャンパスは、学生たちにどんな影響を与えるのか。『教育格差』(ちくま新書)の著書がある龍谷大学社会学部の松岡亮二・准教授が、3回にわたり、毎日新聞が報じたデータを独自分析した上で詳しく解説する。 #3/全3回 <前編>東大合格、増える東京圏出身者 北大・東北大では地元合格を押し下げ…進む「地域格差」は社会に何をもたらすか <中編>親非大卒枠、地方出身枠、女子枠…大学入試のアファーマティブ・アクション、拡充でも公平性達成は程遠いワケ ◎毎日新聞特集ページ「受験格差」 (松岡 亮二:龍谷大学社会学部 准教授) 都道府
不登校や教員の離職が学校教育現場で大きな問題になっています。その裏には2000年代から進んだ学校の大きな変化があるようです。
英語の勉強方法は主に2種類あります。一つは「試験対策勉強」で、もう一つは「実際に使えるようになるための勉強」です。この二つは重なる部分もありますが、重ならない部分もかなりあります。今日は、それぞれの長所短所や、ギャップの埋め方についてです。
最初はカジュアルな、田舎の子どもの話かと思い、気軽な気持ちで見始めました。あみ子役の子が演技未経験だったそうで、うーん、なるほど、何を言ってるのかよく聞き取りにくいし、変なテンションと声の大きさで、どうしようかなー、見るのやめようかなーと思ったときでした。 予想外の展開に・・・。 その後は、あみ子の「変な演技」がどんどん意味を持ち始め、中学生になったあみ子の小ささや背中の丸め具合などが、すごいリアルさを表現するのです。 途中、おばけの表現としてファンタジーな映像があります。普通だったら、急に映画の演出が変わったぞ?と違和感がありそうなものですが、「あぁ、あみ子にはこう見えてるんだな」と、スッと受け止められます。 終始、あみ子は辛そうな顔はしません。けろりとしています。大人の気持ちを逆撫でするようなことを言うし、友だちのこともキレさせます。 でも、あみ子の行動にはひとつひとつ、全部、あみ子な
元Wiredの創刊編集長のケヴィン・ケリー氏の記事をまとめたものです。彼は90年代にテクノロジー雑誌を作り、多くのIT起業家たちのインタビューを行ってきました。 では、ケヴィン氏が考える、教育に必要なことは何でしょうか? まとめると、未来の教育の変化としては三つほどあります。まずは利用者が作るコンテンツ。ユーチューブなどの動画メディアを使い、その問題を自ら学んだ人から学ぶということです。次にARやVRを使った学習です。仮想世界に没入しながら空間的な要素を加味して運動感覚を働かせて、読書とは異なる脳の部分を活性化します。脳の深層に働きかけて経験ができるという意味で、より強力な学習法なのです。第三に、プロジェクト方式の学習です。グループで何かを作るという方式で、こちらも非常に優れた学習法です。 5000日後の世界 すべてがAIと接続された「ミラーワールド」が訪れる (PHP新書) 確かに、今や
わたしは小学校6年生のとき、全校生徒の前で担任の先生に頬を叩かれました。なぜ叩かれたのか、その後何があったのか、長い長い教育のものがたりです。 転校したら、子どもが伸びる魔法の言葉をかけられたわたしの生き方が決まったのは、小4でした。 当時、「決まった!」と思ったわけではなく、思い起こしてみるとそのときだった、という感じです。 わたしは、父の仕事の関係で2年に一度は転校を繰り返していました。小4のとき、北海道の倶知安町から福岡県久留米市に転校しました。当時は、特別、変わったことも特技もない、おとなしくも活発でもない、何も目立つことのない、ただの小4女子だったと思うのですが、なぜか、担任の先生は、転校早々、わたしのことをとても買ってくれていました。 「お前はよくできる子たい。」と言われ、心の中では「先生は何か勘違いしてる。わたしはそんなにお勉強のできる子じゃないのに。」と思っていましたが、期
2010/01/04 普通の先生だったころ来月配るおてがみ原稿を書こうと思って、ふと、昔書いたおたよりのwordファイルを開いてしまった。 どうやら2001.1月号が最初らしい。今読むと、ごくごく普通のピアノの先生という印象。というか、今の私から見たら「バカ!!バカ!そんなこと生徒に求めてどうする?」ってことのオンパレードだ。 特に、「家でちゃんと練習してこい」とか「お母さんが手伝って下さい」という意思がありありと伝わってくる。こんなこと考えてたんだぁ・・・、全然自覚はなかった。 きっと、自分の指導力の無さに苦しんでいたんだろうなぁ、と思う。一生懸命で、何も知らない、未熟な私がいっぱいだった。必死さは伝わってくるが、正直、全然面白くない。さぞかし、つまんないレッスンだったことだろう。 いったい、いつから今みたいな考えで今みたいなおたよりに変わったんだろうなぁ。。。と、変化のポイントを探して
こうしないと大変なことになる。 こうあるべきだ。 こうでなければ恥ずかしい、みっともない。 ↑ こんな呪縛を幼少期に植え付けられますね。日本で生まれ育つと。予期不安ばかり押し付けられて、なりふり構わず自分で生きていく能力が抑制されてしまう。 — 邑 (@mulakashiwa) February 6, 2024 日本人真面目すぎ、将来のこと心配しすぎ。 海外から来るとつくづく思います。 確かに高齢化で二進も三進も行かないのはその通りなのですが、考えてもしょうがないことを考えるより、今できることをした方がいいです。 気づいたら、心配から行動を決めるようになる日本の子供は、 「これくらいできなくて社会ではやっていけないぞ」 「いい大学に行かないと悲惨だ」 「就職で失敗したら大変だ」 「この保険に入らないと」 みたいに脅されながら育ちます。 女性はさらに、 「今、この基礎化粧をやっておかないと5
前回は、生徒中心型教育で、どのように生徒を評価するかを紹介しました。そして、「Show me what you know(習ったことを見せて)」タイプのアプローチを紹介しました。 構成主義の採点方法の課題とは?同時に「ある程度、自由に知っていることについて書いてもらう方法」には、課題もありました。 一つが課題の記述方法、二つ目が採点です。 教師が「Show me what you know(習ったことを見せて)」と生徒に自由に記述してもらったらどうなったでしょうか。 彼らは問題にぶち当たります。
BossB はい。日本の受験制度は基本的にペーパーテストで、高得点が取れる子供たちを評価して輩出するシステムです。でも「テストで高得点を取る人間が、果たして新しいことを創り出せる人間なのか? 社会をリードしていくべき人間なのか?」ってことですよ。 私は今、大学でアカデミック・イングリッシュという授業を担当してますが、最初に「TOEIC対策みたいなくだらないことは、一切やりません」と言っています。 オンライン取材でのBossB氏 ──TOEICはくだらない? BossB 実にくだらないですね。TOEICの点数で私たちが必要とする英語力を測る社会が、くだらないです。 だって、TOEICやTOEFLでいい点数を取った学生に、私が「英語で自分らしさをアピールする自己紹介して」と言うと、だいたいウッと詰まっちゃいますよ。「〈自分らしさをアピールする〉という言語と独立したスキルが、コミュニケーションち
佐藤優 (構成・高田秀樹、イラスト・iziz、編集・野田翔) Jul. 29, 2023, 06:30 AM ライフスタイル 6,051 シマオ:皆さん、こんにちは! 「佐藤優のお悩み哲学相談」のお時間がやってまいりました。今日も読者の方からいただいたお悩みについて、佐藤優さんに答えていただきます。さっそくお便りを読んでいきましょう。 子どもの頃から絵を描くのが趣味で、描いている最中は楽しいのですが、出来上がった絵を他の人の絵と比べると、自分の下手さに落ち込んでしまいます。 加えて、かつて同じ時期に描き始めた友人が今では自分よりずっと上手くてSNSやイラスト共有サイトなどで評価され、仕事を受けたりしているのを見ると、自分には才能がないからさっさと辞めたほうがいいのではないかと落ち込むこともあります(日中は仕事があるので、私は夜と土日に描いています)。絵を描くのは好きなはずなのに、何だかずっ
筆者も早速読んでみましたが、選択科目ということで非常に思い切った内容にまで踏み込んでいるなと感じました。今回は、この中で「セキュリティ」についてはどのようなことが取り上げられているのかを見ていきましょう。 これ本当に高校生向け? 現役IT担当者にも役立つ「情報II」教材 同教材の第1章「情報社会の進展と情報技術」における、PCやネットワーク、情報システムの進化がどのように起きたのか、その歴史をまとめた学習1「情報社会の発達と社会や人への影響」の中でセキュリティについて触れられています。 ここでは、情報技術の発展とともにセキュリティがより重要になったとし、ITの進化に法律やルールが追い付かなくなっている実態を取り上げ、「情報化の進展に伴い今までは想定されていなかった事態についての法律も、整備する必要があることを生徒に理解させたい」といった学習の意図を伝えています。 続いて学習2「情報セキュリ
大学在学時に、ソフトウェアVPN(Virtual Private Network)の「SoftEther VPN」(以下、SoftEther)を開発したことで広く知られる登 大遊氏。SoftEther開発後も中国の検閲用ファイアウォール「グレートウォール」へのハッキングなどで話題を集め、現在は東日本電信電話(NTT東日本)のビジネス開発本部 特殊局員、情報処理推進機構(IPA)の産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究者、筑波大学の客員教授などを務めている。 登氏が、ゲットイットが開催したWebセミナーで、日本のITエンジニアに必要な「トライ&エラー(トライアルアンドエラー)の思考法」について話した。ゲットイットは、リユースIT製品の販売やレンタル、メーカーサポートが終了した製品の保守をサポートするIT機器保守(第三者保守)など幅広い役割で、NTTグループをはじめとする多数の企業
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