2024年04月12日10:00 カテゴリ国際政治一般 日米首脳会談が導くこと 今回の岸田首相の訪米にあたり、一部では弱い者同士のトップ会談と揶揄するものもありました。確かに両者の支持率は低迷し、双方、秋までには自分の運命を決める選挙が待ち構えています。その中でたぶん、一番話しやすかったのが岸田氏にとってのバイデン氏であり、バイデン氏にとっての岸田氏だったのではないでしょうか? 世界を取り巻く情勢は緊張感が非常に高く、手放しで外交ができるのは日米関係だけではないかという気すらします。特にアメリカからすれば盟友イスラエルとの厳しい関係、更には欧州の各国とも今一つ関係構築が積みあがらない感じに見えます。一方の岸田首相も外交面では韓国の総選挙が予想通り与党の惨敗となり尹大統領の政権のかじ取りはより難しいものになることが判明したばかりです。インドも選挙を控える中、腹を割って話せる盟友はあれだけ外交